コースの特徴
知識を詰め込む講義はしません。
24回すべてが、実際の案件に手を動かして取り組むライブのワークショップです。
仮説と検証を、24回くり返す設計です。
毎回、手を動かす前に「自分ならこう決める。その結果こうなるはずだ」と書いて出します。そのうえで課題に取り組み、90分のライブで全員の答えを並べ、なぜ違ったのかを確かめます。
講師は正解を言いません。型を受け取るのは、答え合わせが終わったあとです。使ったことのない型は、身につかないからです。
本コースはディレクションを、職種の名前ではなく「プロジェクトを前に進める営み」と定義します。
調べる、書く、形にする。AI が担える範囲は急速に広がりました。それでも、状況を読んで決め、人を巻き込み、止まったものを動かす仕事は残ります。AI の時代にこそ人が価値を出せる領域を、本コースは鍛えます。
プロジェクトを前に進める営みは、次の三つでできています。
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1
決める
何を作るかを決めるのか、いつまでに・いくらで作るかを決めるのか。同じ「決める」でも対象が違います。取り違えたまま進むと、あとで手戻りになります。
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2
巻き込む
決められる人を見つけ、合意を取ってから進めます。判断が正しくても、周りが動かなければプロジェクトは進みません。
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3
止めない
誰の担当でもないまま止まっている仕事を見つけて、動かします。どの立場から見ても「自分の仕事ではない」と映るため、三つの中でいちばん落ちやすい仕事です。
三つのどれにも、状況を正しくつかむ力と問題を解く力の両方が要ります。本コースが鍛えるのは、その二つを合わせた総合的な判断力です。
9ヶ月の先で目指すのは、「いま、この案件で何が決まっていないのか」を自分で見つけて、決めるか、決められる人に渡せる状態です。
カリキュラム・シラバス
全24回で、1社の案件を最初から最後まで通します。「ホームページを新しくしたい」というメールが1通届くところから始まり、話を聞き、企画を出し、設計し、制作を動かし、公開して数字を見て、人に渡すところまで進みます。前半11回は毎週、後半13回は隔週。この24回のくり返しで「読む・決める・巻き込む・止めない・渡す」の五つを鍛えます(検討会36時間+自習80時間)。案件は講座が用意する架空の1社なので、担当している案件がなくても修了できます。
1回は、この順で進みます。
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1
案件の続きを受け取る約30分
いま案件のどこにいるかを確認し、その回で届いた素材を読みます。型の解説はまだ配られません。
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2
手を動かす前に、判断を出す約30分
いま決まっていないことは何か、自分ならどう決めるか、その結果どうなるはずかを書いて提出します(判断シート)。ここに点数は付きません。出したかどうかだけを見ます。
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3
課題に取り組む2〜3時間
その回の成果物を実際に作ります。詰まるところまで自分でやりきり、検討会の24時間前までに提出します。
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4
検討会で答え合わせをする90分・オンライン
全員の答えを並べて、なぜ違ったのかを問います。講師は正解を言いません。ライブで集まるのは、この90分だけです。
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5
解説を読んで、型を受け取る約35分
検討会が終わってから解説が配られます。いまやったことに名前が付く順番です。次の回の冒頭で、予測と実際の差を書きます。
24回で、案件はこう進みます。
相談が来る
- 第1回依頼を読み解く
- 第2回目的を設定する準備レポート
メール1通から、どんな案件かを想定します。「恥ずかしくないサイトにしたい」のような言葉の中身を言い直し、いま何が決まっていないのかを見つけます。
話を聞く
- 第3回ヒアリング
- 第4回課題定義
実際に会って話を聞きます。何を聞くかを先に決めてから臨み、集まった情報を整理して、課題を絞り込みます。情報が増えるほど決まらなくなる、という場面を扱います。
提案する
- 第5回企画書と見積書企画書+見積書
企画と見積を作って提案します。ここで受注が決まります。何を作るかの判断と、いつまでに・いくらで作るかの判断が、1枚の紙に同居する回です。
設計する
- 第6回想定ユーザーを決める
- 第7回Webサイトの構造を決める
- 第8回要件定義とワイヤーフレームワイヤーフレーム+要件定義書
誰が使うか、どんな構造にするか、何を作るかを決めます。自分で決めてよいことと、確認を取るべきことを見分けながら、制作に渡せるところまで設計を固めます。
作る
- 第9回段取りを組む
- 第10回人に伝わる指示書を作る
- 第11回制作進行進行管理表+指示書+QAチェックリスト
段取りを組み、デザイナーやコーダーに指示を出し、品質を確認します。撮影が当日キャンセルになる、中間レビューで「思っていたのと違う」と言われる——そうした場面をさばきます。
公開して運用する
- 第12回進捗と状態の整理
- 第13回人を巻き込み動かす
- 第14回結果から改善する改善提案書+KPI設計
- 第15回目的を見直す
- 第16回関係者を見直す
- 第17回打ち手を見直す
- 第18回合意を取り直す
- 第19回優先順位を考える
- 第20回何をすべきか考える
公開したあとの案件を動かします。数字を読んで改善案を出し、誰の担当でもないまま止まっている仕事を見つけて、自分で引き取るか、引き取れる人に渡すかを決めます。どの立場から見ても「自分の仕事ではない」と映るため、いちばん落ちやすく、いちばん難しい場面です。
まとめて渡す
- 第21回来期の計画策定来期の集客と改善の計画
- 第22回案件の振り返りと成果をまとめる
- 第23回自分の経験を他者に伝える
- 第24回卒業発表ポートフォリオ+発表
24回分を一本の線でつなぎます。自分がどう判断したのかを、他の人が同じようにたどれる形に残し、発表して渡します。
24回が終わったとき、手元に2つ残ります。
1案件分のポートフォリオ(企画から改善まで、通しの成果物)と、24回分の「どう決めたか」(何をどう判断し、どこが予測と違ったか)です。ポートフォリオは人に見せるため、「どう決めたか」は自分のためのものです。どちらも次の案件で使えます。
24回のうち7回は、しっかり添削が返って点数が付きます。残りの17回は短いコメントが返ります。
コース・料金
ZeroPlus 実践ディレクションコースの料金(税込)
| コース | 一括払い(税込) | 24回分割(月々目安) | 36回分割(月々目安) |
|---|---|---|---|
| ZeroPlus 実践ディレクションコース | 798,000円 | 約34,830円 | 約23,738円 |
一括払いのほか、24回・36回分割払いもご利用いただけます(※リスキリングローンのシミュレーション参照)。
受講開始までの流れ
お申し込みから学習スタートまで、迷わず進めます。
① お申し込み
まずは無料カウンセリングにお申し込みください。コースの内容と進め方をご説明したうえで、お申し込みの手続きへ進みます。
② お支払い
お申し込み後、受講料のお支払い手続きをご案内します。
③ 教材と提出先のご案内
お支払いの確認後、教材を置いた共有フォルダと、提出用のフォームをご案内します。あわせて検討会の日程をお知らせします。
④ 受講開始
第1回から、素材を読む・判断を出す・課題を作る・検討会・解説を読む、の1周が始まります。予習は要りません。
生徒様の声
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M・Kさん
実務経験がないので、就職活動時の面接で「なぜそう決めたのか」を聞かれるのが一番こわかったです。この講座は先に自分の案を出さないと進まないので、最初の数回は毎回詰まりました。でも24回分の「どう決めたか」が手元に残って、経歴ではなく中身のほうで話せるようになりました。
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N・Tさん
学業と両立できるか不安でしたが、集まるのは週1回90分の検討会だけなので続けられました。全員が同じ案件を扱うぶん、自分の判断と他の人の判断の差がそのまま見えるのが面白かったです。就活でも「どう考えたか」を具体的に話せています。
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I・Rさん
社内でディレクションを任されるようになったものの、決め方を教わったことがなく手探りでした。講師が正解を言わない進め方は最初とまどいましたが、自分の判断を先に出してから照らす形なので、講座で扱った型がそのまま翌日の仕事で使えました。
よくあるご質問
- 01 どんな方が受講するコースですか?
- コーダーやデザイナーとして作る側で仕事をしてきた方が、決める側に回るためのコースです。ここで言う未経験は、Web制作の未経験ではなく、ディレクションの未経験を指します。すでに担当している方でも、教わる機会がないまま自己流で進めてきた場合は対象になります。ディレクターの肩書きや資格は要りません。Web制作の進み方を一通り見たことがあれば受講できます。
- 02 いま担当している案件がなくても受講できますか?
- 受講できます。演習は講座が用意する架空の案件で、受講生全員が同じ1社の案件を、最初から最後まで通して扱います。ご自身の案件に置き換える仕組みはありません。同じ条件で判断が分かれたとき、その違いがそのまま自分の判断の癖として見えるためです。架空の会社ですが、起きることは実際の案件と同じです。撮影が当日キャンセルになったり、決まったはずの話が後からひっくり返ったりします。
- 03 経験がなくても、ついていけますか?
- 最初の数回は手応えが重いと思います。案件の目的や関係者を読むことも、何を決める場面なのかを見分けることも、現場では教わる機会がないためです。そのため毎回、全員が同じ案件を扱い、検討会で他の方の判断と見比べながら進めます。一人で正解にたどり着くことは求めていません。
- 04 修了の条件を教えてください。
- 成績は3つの合計です。課題提出回6本(第2回〜第21回)が40%、最終課題(第24回)が40%、出席と参加が20%です。修了には、総合70%以上・最終課題70点以上・出席90%以上の3つすべてが必要です。欠席した回は、録画を見てその回の判断シートを出せば、出席として数えます。成果物1本は100点で見て、型が揃っているかが60点、なぜそう決めたかが40点です。型だけ満点でも合格しません。
「誰も決めていない」を、拾える人に。
ZeroPlus 実践ディレクションコースは、自分の判断を先に出し、案件に詰まり、他の人と見比べ、そのあとで型を受け取る。その1周を24回くり返す9ヶ月です。
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