こんにちは、プログラミングスクールZeroPlus塾長の広瀬です。
ZeroPlusって実際どんなスクールなの?って方に、もっとスクールをよく知ってもらえるように記事を書いていきます。
今回はなんと5年前にZeroPlusを卒業された生徒さんへのインタビューです!
卒業直後の様子は別記事になっています。(https://zero-plus.io/interview/152/)
エンジニアとしてキャリアをスタートさせてから数年後の姿が気になる方は是非併せて読んでみてくださいね!
広瀬:めっちゃお久しぶりです!髭を生やした以外はお変わりないようで!(笑)
照本さん:ちょっとイメチェンしました。(笑) お久しぶりです!
美容師からネットワークエンジニアに。そして・・・。
広瀬:5年前にインタビューをさせていただいた時は、美容師からネットワークエンジニアになってましたね。あれからどんなキャリアを歩まれているんですか?
照本さん:ZeroPlus卒業前に転職してSESに勤め始めて5年ほど経ちましたね。今は一周回ってWebのフロントエンド開発を行ってます。
広瀬:そうなんですね!経緯が気になります!
照本さん:SEに転職したばかりの際は、知らない世界を知れることが楽しくて自ら資格取得のために学習をして、精力的に取り組んでいました。一度転職してからも1年ほど続けましたが、「やっぱりプログラミングをしたい」と思い、上司に異動をお願いしてフロントエンドエンジニアにキャリアチェンジさせていただきました。
広瀬:いきなり思い立ったんですか?
照本さん:心の底ではずっとZeroPlusでWeb制作を学んでいた時のワクワク感が忘れられなかった感じはしますね。SEでも勉強することはたくさんあって面白かったのも事実ですが、クリエイティブなことをしたい、コードを書きたい、という感情が沸々と出てきたんです。それに、フロントエンドエンジニアの方が成長の実感が得られるとも思いました。SEに比べると、学習しなくてはならない量は多いと感じてますし、資格を取るための学習だけではなく、常に最新の情報が出て、それをキャッチアップしないと自分が衰退してしまうような業界に身を置いてみたいという感情がありました。
そして今はフロントエンドエンジニアとして4年目になります!
広瀬:ありがとうございます!具体的にはどのような業務をされているんですか?
照本さん:今はエンジニアとしての開発業務と、チームリーダーとして新卒の方の教育が主です。自社開発と受託開発と両方ありますが、主にReactやTypeScriptを使用したフルスタック開発がメインです。また、新卒の方の教育は、コミュニケーションで悩んだりすることも多々ありますが、教育を施す上で気づきがあり、成長につながってるような実感はあります。
広瀬:最高の成長環境ですね!
安定した理想へ。
広瀬:プライベートの生活については変化がありましたか?
照本さん:はい!彼女がいます!
広瀬:おめでとうございます。(笑)
照本さん:最も余裕がなかったのは美容師をしていた時でしたが、Web開発にキャリアチェンジをしてからはすごく余裕ができたと思います。
まず収入は大きく変わりました。具体的な金額はぼかしますが、そもそも美容師時代、手取りが15万円前後だったところから、SEに転職して年収が+100万円ほどになりました。
その後はあまり年収の変化はありませんでしたが、Webエンジニアになってからここ3年で年収が300万円上がっています。
広瀬:ご年齢を考えると結構高いですね!
照本さん:はい。20代の前半は、自分の人生をなんとかしようと思ってがむしゃらでしたが、今は彼女や自分の趣味のバイクなど、自分の幸せを考えて動けています。
とはいえ成長を止めたわけでなく、むしろ成長意欲は増しています。(笑) 以前はがむしゃらだったのもあり、「やらなきゃ!」という意識で時間を取ったり学習をしていたこともあり、結果論悪くはなかったものの、道中ではしんどさもありました。今は生活に困っていないし、切羽詰まっている状態でもない。だからこそ、純粋に自分の心の底からの興味や好奇心で学習ができています。
いまだに一日1~2時間はプログラミングの学習を行なっています!
広瀬:ZeroPlus在学中は本当に寝る時間も惜しんで努力していましたもんね・・・!お話を聞けて安心しました。
照本さん:僕の成長マインドや、学習の仕方の基盤はZeroPlusで過ごした日々で作られました。今後も成長し続けて頑張っている人に背中を見せたいです!
SEとWebエンジニアの違い。
広瀬:照本さんなりに両方経験した上での違いを教えていただいても良いですか?
照本さん:これからIT業界に入る方からするとなかなか違いってわかりづらいのかなと思います。
あくまで僕なりにですが、違いをお話しすると、自分の仕事に対する姿勢に基づくスタンス次第かなと思います。SEは最初こそ勉強しなければならないことや資格がたくさんありますが、使用される技術が割と固定されるため、ルーティン作業が多く、安定はしますが成長には限界がある気がします。もちろん、クラウド領域はアップデートが発生するので一概に、ということではありません。また、コードを書いたりする力もですが、お客様とコミュニケーションをとって調整する力も同等に必要な力になってきます。一度身につけたものがそのまま需要があり続けるので、安定していると思います!
対して、プログラミング好きな人にはWebエンジニアをお勧めしたいです。やはり自分で書いたコードが目の前で動いてくれるところにある種の感動を覚えますし、トレンドもあるので最新の情報をキャッチしに行く主体性が試されます。
技術の移り変わりが激しいので学習をしなければなりませんが、その分社会のニーズに合わせて自分が成長し続けられます。
それを楽しめる人はWeb開発もいいと思います!
広瀬:ありがとうございます!照本さんの今後の展望はありますか?
照本さん:僕自身はプログラミングが好きだし、クリエイティブなことがしたいと思っていたので、まずはフロントエンドエンジニアとしてモダンな開発ができるようなスペシャリストを目指しています。同時に、まだ苦手意識は強いもののマネジメントや、PMなどの上流工程にもどんどん挑戦していきたいですね!
広瀬:引き続き応援しています!
変わらないこと。継続は力なり。
広瀬:それでは最後に、これからプログラミング学習を頑張ろうとしている人たちにアドバイスをください!
照本さん:どの仕事にも通ずるかもですが、継続と環境が最も大事だと思います。
広瀬:5年前の記事でも同じことをおっしゃってましたね!
照本さん:そうでしたっけ。(笑) 僕が大事だと思っているものはそういう意味では変わってないのかもしれません。自分自身の経験もそうですが、新卒の方の教育をしていても強く思います。最初は慣れないことの学習だったりで「わからない」「できない」「向いてない」と思うことも多々あると思います。でもどんな人にも「わかった!」というタイミングが必ずきます。それがいつ起こるかは人それぞれかと思いますが、一度ネガティブな考えになった時に諦めてしまえば、少なくともできるようになることは一生ありません。
また、どれだけやる気があっても質の良いインプットがなければ、自分で考えても何もアウトプットが出ません。他のエンジニアの方ともよく話すのですが「コードを書ける」状態になってからエンジニアとしての能力は飛躍的に伸びます。
だからまずは教えてもらうことが重要だし、気になったことを聞いたり、習ったことを用いて自分でコードを書く。そしてフィードバックをもらう。これをひたすら繰り返すのが最も基礎的で、最も重要です。
ZeroPlusみたいな特に丁寧に教えてくれる環境は少ないと思うので、ここでとにかく自分の引き出しを増やして欲しいです!現場に出た時にどれだけ成長し、質の良いコードを書けるかはこの引き出しの多さ次第だと思います。
広瀬:ありがとうございます!エンジニア目線でのアドバイス、良いですね。他に伝えたいことはありますか?
照本さん:あと毎日タッチタイピングは練習すること。僕は毎日30分は必ずタイピングの練習に充ててました。
広瀬:最初タイピングに苦労してましたもんね。
照本さん:そうです。(笑) とにかく僕はPCすら触ったことないところから5年で高めの収入を得られるところまで積み上げられました。人生を変えたいという思いさえあれば、必ず成果はついてくると思います!
広瀬:めちゃくちゃ説得力あります。本日はありがとうございました!
照本さん:ありがとうございました!