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ZeroPlus Media > Web制作 > HTML/CSS > 【初心者向け】HTMLタグ一覧!80タグの用途を解説(コピペOKサンプルコード付き)

【初心者向け】HTMLタグ一覧!80タグの用途を解説(コピペOKサンプルコード付き)

HTML/CSS

2022/07/23

2025/10/20

HTMLのタグは100種類以上ありますが、よく使われるタグに絞って使い方を少しずつ覚えていけば大丈夫です。

この記事では80種類のHTMLタグを紹介し、中でもよく使うタグについては重点的に使い方を解説していきます。コピペして使えるサンプルコードも豊富に用意しているので、うまく活用してWeb制作を効率的に進めましょう。

この記事で身につく内容
  • よく使われるHTMLタグの種類が理解できる
  • HTMLタグの正しい使い方がわかる
  • サンプルコードを活用してコーディングをスピードアップできる

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目次

タグはHTMLの構造を検索エンジンに伝える目印

Webページを構成するテキスト・画像などは「要素」と呼ばれ、HTMLを使って書かれています。「タグ」の役割は、Webページがどのような構造をしているか、検索エンジンに伝える目印です。

たとえば一言にテキストと言っても、見出しや本文など役割は異なる場合があります。人間は見た目でテキストの役割の違いを判別できますが、検索エンジンは視覚で役割の違いを理解できません。

そのため見出しを表す「hタグ」や、段落を表す「pタグ」などを使い分け、テキストの役割を伝える必要があるのです。タグの使い方は以下をご覧ください。

<h2>HTMLタグとは?</h2>
<p>HTMLタグとは、HTMLの構造をブラウザや検索エンジンに伝える目印です</p>

上記のように「<>(開始タグ)」と「</>(終了タグ)」で、対象となる要素を挟んで記述します。タグには様々な種類があるため、次から用途や役割を確認していきましょう。

 

テキストコンテンツに使用するタグ

タグの種類

用途

h1〜h6

見出しを作成するためのタグ。h1が最も大きく、h6が最も小さい

p

テキストの段落を作成するためのタグ

br

テキスト内で改行したいときに使用するタグ

strong

重要な語句を強調するためのタグ(意味的な強調)

em

語句を強調するためのタグ(音声的な抑揚・意味の強調)

b

文字を太字にするタグ(視覚的な強調)

i

文字を斜体にするタグ(特定用語・外来語の表示に使用)

u

文字に下線を引くためのタグ(HTML5で再定義され、文法ミスや誤字の指摘用)

small

文字を一回り小さく表示するタグ(補足情報などに使用)

mark

ハイライト表示に使われるタグ(検索語の強調など)

abbr

略語に説明を付けるためのタグ。title属性と組み合わせて使用

q

短い引用文を挿入するためのタグ(自動で引用符がつく)

blockquote

長い引用文を挿入するためのタグ

code

コードやプログラムを示すためのタグ(等幅フォントで表示)

pre

改行やスペースをそのまま表示する整形済みテキスト用のタグ

sup

上付き文字を表示するためのタグ(例:102

sub

下付き文字を表示するためのタグ(例:H2O)

del

削除された内容を示すためのタグ(取り消し線付き)

ins

追加された内容を示すためのタグ(下線付き)

 

h1〜h6タグ|見出しを作成する際に使用するタグ

「h」とは「heading(ヘディング)」の略で、見出しを作成する際に使用します。<h1>が大見出しで1番大きく、サイトのメインとなる見出しに使われます。<h2>〜<h6>となるにつれ、小さな見出しになっていきます。

かめるん先生
かめるん先生
h1タグは、よくtopページのロゴや、下層ページのページ名が記載されているところに使いますね!

 

pタグ|テキストの段落を作成する際に使用するタグ

「p」とは「paragraph(パラグラフ)」の略で、テキストの段落を作成する際に使用します。pタグで囲ったテキストの前後に1行の改行が生まれますが、改行の目的で使用することはありません。文章中に改行する場合はbrタグを使用します。

 

brタグ|テキスト内で改行したいときに使用するタグ

「br」は「break(ブレイク)」の略で、文章内で意図的に改行したいときに使用します。

pタグは段落単位で改行されますが、同じ段落内で改行したいときにbrタグを使います。

 

【コピペOK】テキストコンテンツ|サンプルコード

<h1>HTMLタグ一覧の使い方</h1>
<h2>見出しの階層</h2>
<p>大見出しは h1、章は h2、小見出しは h3</p 

<h2>段落(p)</h2>
<p>内容のまとまりごとにpタグ。余白はCSSで調整。</p>

<h2>改行(br)</h2>
<p>同じ段落内の行分けだけに使う<br>段落を増やすときはpを追加。</p>

<h3>例:お問い合わせ先</h3>
<p>
ZeroPlus サポート窓口<br>
東京都〇〇区〇〇 1-2-3<br>
平日 10:00–18:00
</p> 
Tips
  • 見出しは意味で階層化する(サイズ目的で使わない/h1→h2→h3…の順を守る)
  • h1は原則1ページ1回
  • 空要素で余白を作らない:<br>の連続使用や空の <p> でスペース確保はNG

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画像・メディアに使用するタグ

タグの種類

用途

img

画像をWebページ上に表示するためのタグ。src属性で画像ファイルを指定

video

動画ファイルをWebページ上で再生するためのタグ

audio

音声ファイルをWebページ上で再生するためのタグ

picture

条件に応じて表示する画像を切り替えるためのタグ。sourceとimgを内包

source

picture・audio・videoタグ内で使用し、メディアの切り替え条件を指定

figcaption

figure内で使用されるキャプション(説明文)を記述するタグ

figure

画像や図表・キャプションなどを1つのまとまりとして表現するタグ

track

videoやaudioに字幕やキャプションなどのテキストトラックを追加するタグ

embed

外部メディア(動画・PDFなど)を埋め込む汎用的なタグ

object

外部ファイル(画像・PDF・Flashなど)を埋め込むためのタグ。汎用性が高い

 

imgタグ|画像を表示させる際に使用するタグ

「img」とは「image(イメージ)」の略で、画像を表示する際に使用します。

src属性は必須の属性でファイル名(jpgやpng形式など)を指定します。
alt属性は必須ではありませんが、代替テキストを設定することができます。アクセシビリティのために記述するようにしましょう。

<img src="logo.jpg" alt="ZeroPlusのロゴ" />

代替テキストとは、ページ上で画像の表示がされなかった際に表示されるテキストです。

かめるん先生
かめるん先生
imgタグはdivタグで囲っておくと便利です!

 

videoタグ|動画を埋め込む際に使用するタグ

videoタグは、Webページ上に動画を埋め込み再生させる際に使用します。src属性で動画ファイルを指定し、controls属性を付けると再生ボタンなどの操作パネルが表示されます。

<video src="sample.mp4" controls></video>

 

audioタグ|音声を再生させる際に使用するタグ

audioタグは、Webページで音声ファイル(BGMやナレーションなど)を再生させたい場合に使用します。videoタグと同様に、controls属性で再生コントロールを表示させることができます。

<audio src="sound.mp3" controls></audio>

 

リストを作る際に使用するタグ

タグの種類

用途

ul

順序のないリスト(箇条書き)を作成するタグ。liタグと組み合わせて使用

ol

順序のあるリスト(番号付きリスト)を作成するタグ。liタグと組み合わせて使用

li

ulやol内で各リスト項目を定義するタグ

dl

用語とその説明をセットで表示する「定義リスト」を作成するタグ

dt

定義リスト(dl)の中で、定義される用語を表すタグ

dd

定義リスト(dl)の中で、用語に対する説明を表すタグ

 

ulタグ

「ul」とは「unordered list(アンオーダードリスト)」の略で、順序のないリストを表示する際に使用します。type属性を指定することで、先頭の「・」を変更することができます。

かめるん先生
かめるん先生
ulタグには直下におけるタグが決まっているので注意しましょう!

olタグ

「ol」とは「ordered list(オーダードリスト)」の略で、順序のあるリストを表示する際に使用します。type属性を指定することで、先頭につく記号の種類を変更できます。

 

liタグ

「li」とは「list item(リストアイテム)」の略で、リストの各項目を記述する際に使用します。ulタグもしくはolタグの入れ子として使用します。

 

【コピペOK】リスト|サンプルコード

<ul>
  <li>HTML/CSS</li>
  <li>JavaScript</li>
  <li>Design</li>
  <li>WordPress</li>
</ul>

<ol>
  <li>HTML/CSS</li>
  <li>JavaScript</li>
  <li>Design</li>
  <li>WordPress</li>
</ol>
Tips
  • ul:番号なしリスト
  • ol:番号付きリスト
  • li:必ずul/olの直下で使用

       

      構造化のためのタグ

      タグの種類

      用途

      a

      リンクを作成するタグ。href属性でリンク先を指定。構造上の関連付けにも使用可能

      div

      意味を持たず、複数の要素をグループ化する汎用的なブロック要素

      span

      インライン要素をグループ化する汎用的なタグ。テキストの一部を対象に使う

      section

      文書内の意味のある区間・節を定義するタグ。見出し(h1〜h6)とセットで使う

      article

      独立して意味が完結するコンテンツ(ブログ記事など)を囲むタグ

      header

      ページやセクションの冒頭部分(ロゴや見出し、ナビなど)を示すタグ

      footer

      ページやセクションの末尾部分(コピーライト、連絡先など)を示すタグ

      main

      そのページで最も主要なコンテンツ部分を示すタグ。1ページに1つだけ使用

      nav

      ナビゲーション(リンクメニューなど)の領域を示すタグ

      aside

      補足情報やサイドバーの内容など、主要ではない関連情報を示すタグ

      hr

      コンテンツの区切りを示す水平線を挿入するタグ(意味的にも区切り)

      address

      著者や運営者の連絡先・所在地などの情報を示すタグ

       

      aタグ|リンクを埋め込む際に使用するタグ

      「a」とは「anchor(アンカー)」の略で、リンクを埋め込む際に使用します。画像も含めて囲むことができます。

      href属性の中にURLを書き、リンク先の指定をします。target属性に書かれている_blankは、リンク先のドキュメントを新しいタブやウィンドウで開くための指定です。

      aタグで囲んだ部分すべてがリンクとして判定されるようになります。

      <a href="https://zero-plus.io" target="_blank">ZeroPlus</a>

       

      divタグ|複数の要素をグループ化する際に使用するタグ

      「div」とは、「division(ディビジョン)」の略で、特別な意味はなく、要素をグループ化する際に使用します。

      <div class="feature">
        <h2>機能</h2>
        <p>説明テキスト。</p>
      </div>
      

      divタグはブロック要素としてグループ化を行うので、下に積まれていきます。

       

      spanタグ|インライン要素としてテキストの一部をグループ化する際に使用するタグ

      spanタグは、divタグと同様に特別な意味はなく、要素をグループ化する際に使用します。テキストの一部分だけにクラスを当てたいときに使われます。

      <p><span class="price">¥9,800</span>(税込)</p>

      ただし、spanタグはインライン要素としてグループ化されるため、下に積まれずに横に並びます。

       

      sectionタグ|文書の章や節目、区間であることを表現する際に使用するタグ

      「section」には「節」や「章」という意味があり、見出しを伴う文書の章や節目、区間であることを表現する際に使用します。sectionタグ内には、見出し要素(h1〜h6)を含む必要があります。

      <section>
        <h2>ZeroPlusの特徴</h2>
        <p>ZeroPlusで6ヶ月学習すれば確実にエンジニアへの1歩を踏み出せます。</p>
      </section>

       

      articleタグ|サイト内で独立しており、意味が完結しているコンテンツに使用するタグ

      「article」には「記事」や「論説」という意味があり、サイト内で独立したコンテンツを囲む際に使用します。articleタグ内に、見出し要素(h1〜h6)を含む必要があります。

      <article>
        <h2>プログラミング学習のモチベーション維持に大事な8つのこと</h2>
        <p>重要なのは、「自分がなぜプログラミングを学んでいるのか」という目的をはっきりさせることです。</p>
      </article>

       

      headerタグ|サイトのヘッダー部分を示す際に使用するタグ

      headerタグは、サイトのヘッダー部分を構造化する際に使用します。

      <header>
        <h1>サイト名</h1>
          <nav>
          <ul>
            <li><a href="/about">概要</a></li>
            <li><a href="/service">サービス</a></li>
            <li><a href="/contact">お問い合わせ</a></li>
            <li><a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener">外部</a></li>
          </ul>
          </nav>
      </header>
      

      上記のようにサイトのタイトルやナビゲーションメニューなどを囲います。

       

      navタグ|サイトのナビゲーション部分を示す際に使用するタグ

      「nav」とは「navigation(ナビゲーション)」の略で、サイトのメニュー部分を示す際に使用します。navタグの中には、ul、liタグなどを用いてメニューを作ります。

      <nav>
        <ul>
          <li><a href="#about">About</a></li>
          <li><a href="#feature">Feature</a></li>
          <li><a href="#contact">Contact</a></li>
        </ul>
      </nav>

       

      footerタグ|Webサイトのフッター部分を作成する際に使用するタグ

      footerタグは、Webサイトの末尾・最後のフッター部分を示す際に使用します。

      <footer>
        <small>&copy; 2025 Example Inc.</small>
      </footer>
      

      フッターにはサイトに関する情報や、著作権に関する表記、連絡先などを記載します。 

      かめるん先生
      かめるん先生
      smallは「注釈著作権」などサイドコメント用のタグです!

      &copy;と書くと、文字化けさせずに©を表示できます。

       

      mainタグ|ページ内で一番伝えたいことや重要箇所を示す際に使用するタグ

      mainタグは、ページ内で1番伝えたいこと・重要な部分を示す際に使用します。mainタグの中には、articleタグやdivタグなどを用いてページの主となるコンテンツを構造化します。

       

      asideタグ|ページの補足的な情報を示す際に使用するタグ

      asideタグは、正確には余談要素といい、ページの補足的な情報を示す際に使用します。

      かめるん先生
      かめるん先生
      サイトのサイドバー部分を構造化する際によく使います!

       

      【コピペOK】Webサイトの基本構造|サンプルコード

      <header>
        <h1>サイト名</h1>  
        <nav>
          <ul>
              <li><a href="/about">概要</a></li>
              <li><a href="/service">サービス</a></li>
              <li><a href="/contact">お問い合わせ</a></li>
              <li><a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener">外部</a></li>
          </ul>
        </nav>
      </header>
      <main>
        <section>
          <h2>製品情報</h2>
          <div class="feature">
            <h3>特徴</h3>
            <p>価格:<span class="price">¥9,800</span></p>
          </div>
        </section>
        <article>
          <h2>お知らせ</h2>
          <p>10/30 02:00–04:00 メンテナンス。</p>
        </article>
        <aside>
          <h2>関連</h2>
          <ul><li><a href="/faq">FAQ</a></li><li><a href="/manual">マニュアル</a></li></ul>
        </aside>
      </main>
      <footer>
        <p><small>&copy; 2025 Example Inc.</small></p>
      </footer>
      
      Tips
      • aタグ: target="_blank"を記述することで、リンク先のドキュメントを新しいタブで開く指定に
      • header / footer:ページやセクションの冒頭・末尾
      • main:ページで最も重要なコンテンツ(1ページに1つ)
      • section:章(見出しとセット)
      • article:単体で完結する内容(ブログ・お知らせなど)
      • aside:補足情報(サイドバー・関連リンク)
      • div / span:意味を持たないグループ化用

       

      表を作成する際に使用するタグ

      タグの種類

      用途

      table

      表全体を定義するタグ。tr、th、tdなどと組み合わせて使用

      tr

      テーブルの行(row)を定義するタグ

      th

      テーブルの見出しセル(ヘッダー)を定義するタグ。デフォルトで太字・中央揃え

      td

      テーブルのデータセルを定義するタグ

      caption

      テーブルのタイトルや説明を表示するタグ。tableタグの直下に記述

      thead

      表のヘッダー部分をグループ化するタグ。主にスタイル適用や並び替えに利用

      tbody

      表の本体部分(データの行)をグループ化するタグ

      tfoot

      表のフッター部分をグループ化するタグ。合計などを記載するのに使用

      colgroup

      列のグループに対してスタイルなどをまとめて指定するためのタグ

      col

      colgroup内で使用され、個々の列のスタイルや幅を指定するタグ

      tableタグ

      tableタグは表を作成する際に使用し、trタグ、thタグ、tdタグと併せて使用します。

      かめるん先生
      かめるん先生
      tableタグもulタグと同様に、直下に使えるタグが限られていますので、注意しましょう!

       

      trタグ

      「tr」は「table row(テーブルロー)」の略で、表のなかの行を作成する際に使用します。trタグを使用した分だけ、行の数が追加されていきます。

       

      thタグ

      「table header(テーブルヘッダー)」の略で、表のなかの見出しのセルとして使用します。

       

       tdタグ

      「td」は「table data(テーブルデータ)」の略で、表のなかの見出し(th)に対するデータのセルとして使用します。

      <table>
        <tr>
          <th>氏名</th>
          <td>山田 太郎</td>
        </tr>
        <tr>
          <th>年齢</th>
          <td>25歳</td>
        </tr>
      </table>
      Tips
      • table:表全体を囲む
      • tr:1行を定義する
      • th:見出しセル
      • td:データセル

       

      フォームを作る際に使用するタグ

      タグの種類

      用途

      form

      フォーム全体を囲むタグ。actionやmethod属性で送信先と送信方法を指定

      input

      テキスト・チェックボックス・ラジオボタンなど、さまざまな入力を作成

      label

      入力欄に説明をつけるタグ。for属性でinputと紐づけ

      textarea

      複数行のテキスト入力欄を作成するタグ

      button

      送信やその他の操作を実行するボタンを作成するタグ

      select

      プルダウンメニューを作成するタグ。optionタグと組み合わせて使用

      option

      selectやdatalistの中で、選択肢を定義するタグ

      fieldset

      フォーム内の関連する項目をグループ化するタグ

      legend

      fieldsetのグループにタイトルを付けるためのタグ

      datalist

      入力候補をリストで提示するためのタグ。inputと連携

      output

      計算結果などを表示するためのタグ。JavaScriptと組み合わせて使用

      progress

      進行状況を視覚的に表示するためのタグ(読み込みバーなど)

      meter

      値の範囲やメーターを示すためのタグ(バッテリー残量など)

       

      formタグ|フォーム全体を囲むためのタグ

      formタグは、ユーザーからの入力をサーバーに送信するためのフォーム全体を囲むタグです。action属性に送信先、method属性に送信方法(POSTやGET)を指定します。

      <form action="/submit" method="post">
        <input type="text" name="username">
      </form>

       

      inputタグ|ユーザーからデータを入力してもらうためのタグ

      inputタグは、テキスト入力やチェックボックスなど、さまざまな形式の入力欄を作るタグです。type属性を変更することで、入力内容の種類を指定できます(text、email、checkbox、submitなど)。

      <input type="text" name="username">

       

      labelタグ|フォームの入力欄に説明文を付けるためのタグ

      labelタグは、inputタグなどの入力欄にラベル(説明)を付けるときに使用します。for属性にIDを指定すると、対応する入力欄と関連づけられます。

      <label for="username">ユーザー名:</label>
      <input type="text" id="username" name="username">
      

       

      textareaタグ|複数行の入力欄を作成するためのタグ

      textareaタグは、長文や複数行のコメントなどを入力できるテキストボックスを作成するタグです。行数はrows属性、横幅はcols属性で調整できます。

      <textarea id="comment" name="comment" rows="4" cols="40"></textarea>

       

      buttonタグ|クリックして送信や処理を実行するためのボタンを作成するタグ

      buttonタグは、クリックして送信したり、JavaScriptの処理を実行するボタンを作るためのタグです。type属性に「submit」や「button」などを指定します。

       

      【コピペOK】フォーム|サンプルコード

      <form action="#" method="post">
        <label for="name">お名前:</label><br>
        <input type="text" id="name" name="name"><br><br>
        <label for="email">メールアドレス:</label><br>
        <input type="email" id="email" name="email"><br><br>
        <label for="comment">コメント:</label><br>
        <textarea id="comment" name="comment" rows="4" cols="40"></textarea><br><br>
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
      
      Tips
      • form:フォーム全体を囲む
      • input:単一行の入力欄を作る
      • label:入力欄の説明を付ける(forで対応付け)
      • textarea:複数行の入力欄を作る
      • button type="submit":送信ボタンを作る

       

      ページの構造を作るタグ

      タグの種類

      用途

      !DOCTYPE

      この文書がHTMLであることを宣言するためのタグ。HTMLファイルの最初に記述

      html

      HTML文書全体を囲むルート要素

      head

      ページのメタ情報を記述する領域。meta、title、linkなどを内包

      meta

      文字コードやページ説明、レスポンシブ対応などの情報を記述

      title

      ページのタイトルを指定。ブラウザのタブや検索結果に表示される

      link

      外部リソース(CSSやアイコンなど)との関係を定義

      style

      ページ内に直接CSSを記述するためのタグ。head内に配置

      script

      JavaScriptコードを記述または外部スクリプトを読み込むタグ。headまたはbody内

      base

      相対URLの基準となるベースURLを指定するタグ(使用頻度は低め)

      body

      Webページに表示される本文部分を記述する領域。見出し・画像・本文などを配置

      DOCTYPE宣言|このファイルはHTMLファイルですと宣言するためのタグ

      DOCTYPE(ドックタイプ)宣言は、「このファイルはHTMLファイルです」と宣言するために記述します。タグとして紹介されることもありますが、正確にはタグではありません。

      HTMLファイルでは最初に書きます。現在のところ最新バージョンであるHTML5では、以下のように記述する決まりです。

      <!DOCTYPE html>

      この宣言をファイルの冒頭に書くことで、ブラウザにHTML5としてファイルを処理するように指示できます。

       

      htmlタグ|HTMLファイルの範囲を示すために使用するタグ

      htmlタグは、「このHTMLファイルの内容はここからここまでです」と示すために使用するタグです。htmlタグの内部は「head」「body」の2つのセクションに分かれます。

      <html>
        <head>
        </head>
        <body>
        </body>
      </html>

       

      headタグ|Webサイトの内部情報を記述するためのタグ

      headタグWebサイトの内部情報を記述するためのタグです。headタグの中にはページの見た目に直接影響しないメタデータや、外部ファイルのリンクなどを記述します。

      <head>
        <!-- ページ全体の文字コード(日本語を正しく表示) -->
        <meta charset="UTF-8">
        <!-- スマホやタブレットでも見やすく表示する設定 -->
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
        <!-- ページタイトル(ブラウザのタブや検索結果に表示される) -->
        <title>初心者向けHTMLガイド</title>
        <!-- ページの説明文(検索結果などに表示されることがあります) -->
        <meta name="description" content="HTML初心者のための基礎解説サイトです。HTMLの書き方やタグの使い方を丁寧に紹介しています。">
        <!-- スマホで電話番号が自動リンクになるのを防ぐ設定 -->
        <meta name="format-detection" content="telephone=no">
        <!-- ファビコン(ブラウザのタブやお気に入りに表示されるアイコン) -->
        <link rel="icon" href="favicon.png" type="image/png">
        <link rel="icon" href="favicon.svg" type="image/svg+xml">
        <link rel="apple-touch-icon" href="webclip.png">
        <!-- CSSファイルの読み込み(上から順に適用されます) -->
        <link rel="stylesheet" href="css/reset.css">
        <link rel="stylesheet" href="css/style.css">
      </head>

      headタグの中に書かれている内容は、基本的にWebサイトの見た目には直接反映されません。しかしWebサイトを設計するうえで重要な役割を果たしています。次から紹介するtitleタグ、metaタグ、linkタグはすべてheadタグの中に記述するタグです。

      headerセクションを作る際に使用する、headerタグと混同しやすいため区別して覚えましょう。

       

      titleタグ|サイトのタイトルを指定するためのタグ

      titleタグはサイトのタイトルを指定するためのタグです。このタグで指定されたタイトルは、ブラウザのタブ検索結果に表示されます。

      titleタグに書かれた内容は、検索エンジンのランキングへの影響も大きく、SEOの観点からも重要なタグです。

       

      linkタグ|外部リソースとの関連を指定するためのタグ

      linkタグは、外部リソースとの連携を指定するためのタグです。主に外部のCSSファイルやWebサイトのアイコン(ファビコンといいます)をHTMLファイルにリンクさせる際に使用されます。

      <head>
        <link rel="stylesheet" href="styles.css"> <!-- 外部CSSファイルをリンク -->
        <link rel="icon" href="favicon.ico"> <!-- ファビコンを指定-->
      </head>

      このタグを使ってCSSを適用させたり、ブラウザにファビコンを表示させたりできます。

       

      metaタグ|Webページに関する追加情報(メタデータ)を記述するためのタグ

      metaタグは、Webページに関する追加情報(メタデータ)を記述するためのタグです。

      文字エンコードの指定やページの説明文、モバイル端末向けの表示設定など、metaタグの内部にはサイトにとって重要な情報を記載します。

      <head>
        <meta charset="UTF-8"> <!-- 文字エンコードの指定(文字化けの予防)-->
        <meta name="description" content="このページはHTML初心者向けのガイドです"> <!-- ページの説明文を検索結果へ反映させる -->
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <!-- スマホやタブレットでサイトを適切に表示させる -->
      </head>

      このようにmetaタグを使って文字化けを防いだり、スマホやタブレットでのサイトの表示崩れを防いだりできます。

      bodyタグ|Webページの見た目の部分を記述するためのタグ

      bodyタグは、Webページの見た目の部分を記述するセクションを示すタグです。

      画像やテキストなど、ページに表示される要素はbodyタグの中に記述します。

      <html lang="ja">
      <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
        <title>HTML入門ページ</title>
      </head>
      <body>
        <header><h1>HTML入門</h1></header>
        <main>
          <section>
            <h2>概要</h2>
            <p>HTMLはWebページの骨組みを作る言語です。</p>
          </section>
        </main>
        <footer><p><small>&copy; 2025 Example Inc.</small></p></footer>
      </body>
      </html>
      
      Tips
      • <!DOCTYPE html>:HTML5を使う宣言。必ずファイルの最初に書く
      • <html>タグ:HTML文書の全体を囲む
      • <head>タグ:Webページの情報(タイトル・メタ情報・CSSなど)をまとめる
      • <body>タグ:実際にブラウザ上に表示される内容を書く
      • <header>・<main>・<footer>:ページの構造を分かりやすく整理する

       

      まとめ

      この記事では、よく使われるhtmlタグを一覧にして紹介しました。

      htmlタグは、Webページがどのような構造をしているか、検索エンジンに伝える目印の役割を果たします。正しく使いこなせば「SEOで評価されやすいサイト」を構築できるため、案件に取り組むうえではタグの知識が必要です。

      それぞれのタグが明確に意味を持っていますが、一度に全てを暗記する必要はありません。サイトを何度も作る過程で自然と身についていくものです。使い方を忘れてしまったら、この記事に戻って確認しましょう。

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      この記事の監修者

      かめるん

      ZeroPlus講師

      【日本一生徒さんが大好きな講師】 プログラミングスクール『ZeroPlus』講師 / 3年間のエンジニアを経て独立2年目 / 話しやすい講師ランキング1位(生徒さん調べ) / 「もう少し頑張ってみようかな」の背中を押す人 / 思わず学習したくなるポジティブを発信 /

      この記事の執筆者

      ZeroPlus Media変種部

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