Web制作のレイアウトは、ボタンやテーブル、フォームなどのパーツを配置して作成します。これらのパーツはコーディングによって作成できますが、すべてを自作するのは手間のかかる作業です。
そこで、Web制作を効率化したいときは、「Bootstrap」というCSSフレームワークを活用することがおすすめです。
この記事では、Bootstrapとはどのようなものなのかを紹介します。Bootstrapの種類やBootstrapを使用するメリットにも触れているので、ぜひ学習にお役立てください。
- Bootstrapとは
- Bootstrapのメリット
- Bootstrapの種類
- Bootstrapの使い方
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
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目次
Bootstrapとは
Bootstrapとは、CSSフレームワークのひとつです。Twitter社によって開発されたツールであり、多くのWeb制作者に利用されています。
Bootstrapの構成要素は、HTML/CSS、JavaScriptです。Bootstrapを使用すれば、自らコーディングを行う範囲がかなり小さくなり、アニメーションの追加も簡単に行えます。
Web制作を楽にするためのパッケージのこと。
- ボタンやグリッドなど、Web制作に必要なパーツのテンプレートがあらかじめ用意されている
- 限定的なコードだけでWebサイトを作成することができる
現在、CSSフレームワークには多くの種類が存在していますが、Bootstrapはその先駆けのようなフレームワークです。
Bootstrapには多くの種類があります。次の項目で主要な4つを紹介しているので、どのBootstrapを使用するべきかを決める参考にしてください。
Bootstrapの種類
Bootstrapには、数々の種類があります。その中でも、4つの主要なものを紹介します。
- Twitter Bootstrap
- Bootstrap Themes
- Bootstrap WP
- angler directives for Bootstrap
Twitter Bootstrap
一般的に「Bootstrap」は、Twitter Bootstrapのことを指します。
Bootstrapは、もともとTwitter社によって開発されたCSSフレームワークです。そのため、Bootstrapが公開された当初は「Twitter Bootstrap」という名称でした。2019年9月末にBootstrapはTwitterから独立し、現在の「Bootstrap」へと名称が変更されました。
Bootstrap Themes
Bootstrap Themesは、Bootstrapの公式テーマです。デザイン性に優れた数々のテンプレートを購入できます。
テンプレートのデザインを利用することで、作業を大幅に効率化できます。有料であることが難点ですが、機能や見た目のおしゃれさなどが考慮されているので、手軽に高品質なサイトを作れます。
Bootstrap WP
Bootstrap WPは、世界でもっとも使用されているCMSである、WordPressとの併用が可能なBootstrapです。
特にブログサイトを作成したい場合は、Bootstrap WPを利用するのがおすすめです。WordPressは簡単にブログを作成できるツールであり、Bootstrap WPと組み合わせることでおしゃれなWebサイトを作成できます。
Angler directives for Bootstrap
Angler directives for Bootstrapを使えば、AnglerJSと連携し、Webアプリ開発を効率化できます。
AnglerJSとは、JavaScriptフレームワークのひとつです。
BootstrapとAnglerJSは、どちらも他のJavaScriptライブラリやフレームワークに干渉しやすく、使用時に注意が必要です。しかし、Angler directives for Bootstrapを使うことで、安定してBootstrapとAnglerJSを連携することができます。
Bootstrapのメリット
Bootstrapを使用するメリットは以下のとおりです。
- Web制作の効率化を図れる
- 初心者でもおしゃれなデザインを作れる
- レスポンシブ対応が簡単
Web制作の効率化を図れる
Bootstrapを使用する最大のメリットは、Web制作の効率化を図れることです。
Bootstrapには、Web制作で使用するパーツのテンプレートが用意されています。
Bootstrapに用意されているパーツの例
- ボタン
- テーブル
- フォーム
Web制作に必要なパーツをテンプレート化することで、コーディングの時間が大幅に短縮できます。コーディングが苦手な人でも、Web制作をスムーズに行えるのは魅力的ではないでしょうか。
また、BootstrapはHTML/CSSに加えてJavaScriptを使用したプログラムも組み込まれています。Webサイトにアニメーションを追加したいときも便利です。
初心者でもおしゃれなデザインを作れる
Bootstrapを使うことで、デザインに慣れていない人でもおしゃれなWebサイトを作成できます。Bootstrapのパーツはデザイン性が確保されているので、誰でも簡単にデザイン性に優れたサイトを作れるのです。
レスポンシブ対応が簡単
Bootstrapはレスポンシブ対応が非常に簡単になることがメリットです。
レスポンシブ対応とは、画面幅に合わせてスタイルを変更することです。本来レスポンシブ対応を行うには、ブレークポイント(スタイルが切り替わる画面幅)ごとにメディアクエリを記述する必要があります。
レスポンシブ対応は、画面幅ごとにスタイルを変更しても表示崩れが起きやすく、とても手間がかかる作業です。
しかしBootstrapを使用すればメディアクエリを書く必要がなく、1つのページを作成するだけでPCにもモバイルにも対応できるようになります。
Bootstrapの使い方
Bootstrapを使用するには、以下の2つの方法があります。
- CDNを読み込む
- フォルダをダウンロードする
CDNを読み込む
Bootstrapを使用する1つ目の方法は、CDNをHTMLファイルで読み込むことです。CDNとはコンテンツ・デリバリー・ネットワークの略であり、オンラインで外部のサービスを利用できるシステムのことです。
CDNを読み込む場合は、以下のページに記載されているURLをコピーして、それぞれ特定の場所に貼り付けます。
Bootstrapでは、CSSとJavaScriptのCDNが必要です。それぞれ記述する場所が決められています。
CSSを読み込むときは、HTMLファイルの<head>タグ内の最後に記述します。他にスタイルシートがある場合は、BootstrapのCDNを先頭に配置します。
JavaScriptを読み込むときは、HTMLファイルの <body>タグ内の最後に記述します。 Bootstrapの機能をすべて使うためには、jQueryとPopperの記述が必要です。この2つがあることで、アニメーションを追加する記述の簡略化やツールチップを実装することが可能になります。
CDNは記述の順番を間違えてしまうと適用されないため、注意が必要です。また、ローカル環境だとブラウザに反映されないことも把握しておきましょう。
フォルダをダウンロードする
Bootstrapを使用する2つ目の方法は、フォルダをダウンロードすることです。
フォルダをダウンロードは、以下のページから行います。
紫色の「Download」というボタンをクリックすると、ダウンロードが始まります。zip形式でダウンロードされるので、解凍してフォルダを開きましょう。
Bootstrapフォルダには、ダウンロード時点ではHTMLファイルが存在しません。そのため、HTMLファイルを作成する必要があります。
HTMLファイルを作成したら、以下のページに記載されているテンプレートをコピーして貼り付けます。
Bootstrapの導入方法・使い方についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。 Bootstrapを使ってみたい人はぜひ参考にしてください。
まとめ
Bootstrapとは、Web制作を効率化するCSSフレームワークのひとつです。 Bootstrapを使用するメリットは以下のとおりです。
- Web制作の効率化を図れる
- 初心者でもおしゃれなデザインを作れる
- レスポンシブ対応が簡単
Bootstrapを導入するには、CDNを読み込む方法とフォルダをダウンロードする方法があります。導入自体は非常に簡単ですので、ぜひ試してみてください。
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
これらの悩みは、学習環境を整えることで全て解決することができます。
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