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【HTML】見出しタグ・段落タグの使い分けについて解説

HTML/CSS

2022/08/22

2023/06/17

見出しと段落タグ記事サムネイル

HTMLでよく使われるタグに、見出しタグと段落タグがあります。

見出しタグと段落タグにはそれぞれ役割とルールがあります。見出しタグと段落タグどちらもユーザーに適切な情報を伝えるとともに、検索エンジンでも見られる部分になるため、適切な使用が求められます。

この記事では、「HTMLの見出しタグ・段落タグの使い分け」について解説していきます。

この記事のゴールは「見出しタグ・段落タグの役割を理解し、適切に使い分けた記述ができるようになること」です。

 

いっしょに学習していきましょう。

この記事で身につく内容
  • HTMLの見出しタグ・段落タグの基礎知識と使い分け方

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見出しタグ(hタグ)とは

見出しタグはHTMLで「hタグ」として使うことができます。hは見出しを意味するheadingの頭文字を表しています。hタグは、ページのタイトルや見出しに設定します。hタグはh1からh2, h3…とh6まで使うことができます。

基本書式

<h1>h1の見出しです。</h1>
<h2>h2の見出しです。</h2>
<h3>h3の見出しです。</h3>
<h4>h4の見出しです。</h4>
<h5>h5の見出しです。</h5>
<h6>h6の見出しです。</h6>

h1が最も大きな見出しで、h2がその次に大きな見出し、h3がh2の次に大きな見出し...のように数字が大きくなるほど見出しは小さく、数字が小さいほど大きな見出しの意味になります。

基本書式でブラウザの表示を確認します。

出力結果

使用できる見出しはh1~h6までで、h7以降はありません。

見出しタグはユーザーに記事の概要を素早く伝えることができます。また、検索エンジンに文書の内容を伝える役割があります。見出しの内容を設定し、検索エンジンに伝えることでSEOの向上に繋がります。

特にブログサイトなどでは記事のタイトルとして用いられるため、h1タグはSEOにおいてとても重要な役割を果たします。
そんなh1タグは「デジマケの教科書」で詳しく解説されています。ぜひ参考にしてください。

見出しタグの使い方

大きな見出しのh1タグは、主にサイトのタイトルや記事のタイトルなどに使われます。

h1タグは、ひとつの記事に対して1つ設定するのが望ましいです。(ただし、Googleの公式見解では「h1タグを複数使用することはSEO的に問題ない」とされています)

h1~h6タグは、数字が小さいほど大きな見出し、数字が大きいほど小さな見出しの意味になります。実際に見出しタグを並べる際は、h1からh2、その次にh3…のように大きな見出しから小さい見出しの順に使用します。

 

正しい見出しの使い方の例

<h1>h1の見出しです。</h1>
<p>h1の見出しの内容が入ります。</p>

<h2>h2の見出しです。</h2>
<p>h2の見出しの内容が入ります。</p>

<h3>h3の見出しです。</h3>
<p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

<h4>h4の見出しです。</h4>
<p>h4の見出しの内容が入ります。</p>

<h5>h5の見出しです。</h5>
<p>h5の見出しの内容が入ります。</p>

<h6>h6の見出しです。</h6>
<p>h6の見出しの内容が入ります。</p>

例えば次のようにh3タグのあとにh2タグがくる、というのは好ましくありません。

 

間違った見出しの使い方の例

<h1>h1の見出しです。</h1>
<p>h1の見出しの内容が入ります。</p>

<h3>h3の見出しです。</h3>
<p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

<h2>h2の見出しです。</h2>
<p>h2の見出しの内容が入ります。</p>

<h6>h6の見出しです。</h6>
<p>h6の見出しの内容が入ります。</p>

<h5>h5の見出しです。</h5>
<p>h5の見出しの内容が入ります。</p>

<h4>h4の見出しです。</h4>
<p>h4の見出しの内容が入ります。</p>

基本的にh1からh6の順番通り使用します。

ただし、次のように構成的に使う場合は、h3タグのあとにh2タグが来るケースは問題ありません。

<h1>h1の見出しです。</h1>
<p>h1の見出しの内容が入ります。</p>

<section>
  <h2>h2の見出しです。</h2>
  <p>h2の見出しの内容が入ります。</p>

  <h3>h3の見出しです。</h3>
  <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

   <h3>h3の見出しです。</h3>
   <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>
</section>

<section>
  <h2>h2の見出しです。</h2>
  <p>h2の見出しの内容が入ります。</p>

  <h3>h3の見出しです。</h3>
  <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

   <h3>h3の見出しです。</h3>
   <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>
</section>

大きな見出し(h1タグ)の中に、2番目に大きな見出し(h2タグ)が複数あり、それぞれのh2見出しの中に小見出し(h3タグ)が複数ある、という構成になっています。

また、見出しタグは名前のとおり見出しに使われるタグなので、見出しタグで文章を作らないようにしましょう。文章を作る場合は、段落タグであるpタグを使用します。

段落タグ(pタグ)とは

段落タグはHTMLで「pタグ」として使うことができます。pタグはparagraph(パラグラフ)の頭文字です。見出しのhタグとセットでpタグが使われることが多いです。

 

基本書式

<p>段落・テキストが入ります。</p>

pタグは見出しタグと同様に、文章をユーザーに分かりやすく伝える役割があります。

 

段落タグ(pタグ)の使い方

pタグは、見出しタグとセットで使用することが多いです。例えば次のように使うことができます。

<h1>h1の見出しです。</h1>
<p>h1の見出しの内容が入ります。</p>

<h2>h2の見出しです。</h2>
<p>h2の見出しの内容が入ります。</p>


<h3>h3の見出しです。</h3>
<p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

<h4>h4の見出しです。</h4>
<p>h4の見出しの内容が入ります。</p>

<h5>h5の見出しです。</h5>
<p>h5の見出しの内容が入ります。</p>

<h6>h6の見出しです。</h6>
<p>h6の見出しの内容が入ります。</p>

出力結果

pタグの中にpタグを使用することはできません。pタグはブロック要素なので、spanタグのようなインライン要素はpタグの中で使用することができます。

 

見出しタグと段落タグを記述してみよう

見出しタグ・段落タグの基礎知識を踏まえ、以下のHTMLに見出しタグ・段落タグを記述してみましょう。

見出しタグ・段落タグの条件は次のとおりです。

  • h1タグを1つ、h2タグを2つ、h3タグを4つ記述する
  • 各見出しタグには、最低でも1つ段落タグを記述する
  • 記事構成的に並べる
<body>



</body>

条件に当てはめたタグの使い方ができたでしょうか?

以下は、上記条件に当てはめた記述例になります。

<h1>h1の見出しです。</h1>
<p>h1の見出しの内容が入ります。</p>

<section>
  <h2>h2の見出しです。</h2>
  <p>h2の見出しの内容が入ります。</p>

   <h3>h3の見出しです。</h3>
   <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

   <h3>h3の見出しです。</h3>
   <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>
</section>

<section>
  <h2>h2の見出しです。</h2>
  <p>h2の見出しの内容が入ります。</p>

  <h3>h3の見出しです。</h3>
  <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

  <h3>h3の見出しです。</h3>
  <p>h3の見出しの内容が入ります。</p>

</section>

まとめ

HTMLの見出しタグ、段落タグについて解説しました。見出しタグと段落タグはそれぞれ役割があります。特に見出しタグは使い方に注意して使用しましょう。

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HTMLには様々なタグや属性の種類があり、タグ一つでも覚えることがたくさんあります。少しずつ学習を進めていきましょう。

Web制作は、その他にも学ぶべき知識が数多くあります。

 

Web制作初学者がWeb制作を学習するにあたって、押さえておくべき知識・技術は「Web制作学習ロードマップ」の記事にまとめています。どこまで勉強すればいいか分からない、次はどんなスキルを勉強すればいいか分からない、という方はぜひ参考にしてみてください!

 

見出しタグ・段落タグまとめ

  • 見出しタグはhタグで、h1~h6まで使用できる
  • 段落タグはpタグで、見出しタグとセットで使われる事が多い
  • 見出しタグはh1、h2、h3…の順に使用する
  • 見出しタグだけで文章を作らない

 

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この記事の執筆者

ZeroPlus Media変種部

ZeroPlus Media編集部

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