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WordPressで何ができるか学ぼう

WordPressで何ができるか学ぼう

2022/07/14

2023/09/27

WordPressとは

WordPressとは、ブログやWebサイトを作れるソフトウェアです。要するに、WordPressを使えば簡単にWebサイトを作り上げることができます。

WordPress とは

WordPress (ワードプレス) は、ブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースのソフトウェアです。

WordPressでできること

WordPressの最大の特徴として、「管理画面からWebサイトを編集できる」というポイントにあります。

例えば、次のサイトでは、左上のサイトタイトルとして、「test」とあります。

通常のHTML, CSSで構築されたサイトだと、サイトタイトルなどの文章を変更したい場合は、HTMLファイルを直接編集する必要があります。

しかし、WordPressだと、次のように管理画面で編集することで、見た目を変更することができます。

  1. 管理画面から編集箇所を確認する。

  2. 書き換える。

  3. 反映される。

管理画面から行った変更が、サイトに反映されていることが確認できます。

他にも、投稿機能固定ページの作成といった機能もあります。

WordPressでできないこと

通常だと、用意された「テーマ」と呼ばれるWebサイトのテンプレートを編集する形でしか、Webサイトを作成することができません。

柔軟性はテーマごとに変わってきますが、HTML, CSSで自作するときの方が自由度の高いデザインのサイトを作成することができます。

WordPress化(CMS化)をする

「WordPressは管理画面からサイトを編集できて便利。だけど、自由度に制限がある」

「HTML, CSSは自由にサイトを作れるけど、いちいちコードを書き換えないといけない。」

そこで、「HTML, CSSで自由に作り、管理画面から操作できるようにしたサイトを作る」という、まさにいいとこ取りをしたWebサイトの作り方を、今回から学んでいただきます。

これを**WordPress化(CMS化)**と言います。

※CMS: コンテンツ管理システム(Contents Management System)

WordPressの仕組み

WordPress化を行う上で、管理画面で記述したものがどのようにしてWebサイトに反映されているかを、ある程度理解する必要があります。

まず、WordPressで使用されている技術として

  • MySQL
  • PHP

の二つがあります。

それぞれの技術を簡潔に説明すると次の表のようになります。

技術できること
MySQL「データベース」と呼ばれる、情報を整理して置いておける場所を作れるシステム。
PHPデータベースに情報を置いたり、とってきたりすることが得意な言語。

ここで、WordPressでできることを思い出してほしいです。

管理画面から入力したものがWebサイトに反映されるということでしたが、その裏側としては次の流れがあります。

  1. 管理画面から入力される
    ・管理画面を作成するのにPHPが使用されている

    • 入力された情報がデータベースに渡される
      ・入力された情報をデータベースに渡すのにPHPが使用されている
      ・データベースの処理にMySQLが使用されている

    • Webサイトがデータベースと連携して、変更箇所が書き変わる
      ・データベースと連携することにPHPが使用されている

    このように、管理画面とデータベース、Webサイトの間で、入力された情報のキャッチボールをしています。

    また、WordPress化する中でPHPとMySQLを理解する必要があるかというと、その必要性は低いです。

    具体的な話は別記事で行いますが、PHPの基本的な書き方とプログラミングの知識(関数・引数・配列など)があれば、初めのうちは問題ありません。

    WordPressの使用例

    WordPressが使用されている例を見て、より理解を深めていきましょう。

    まずは我らがZeroPlusメディアです。

    ZeroPlusメディアでは、さまざまなWebに関する記事や、教材の予習用の記事を作成しています。この記事作成ですが、実は管理画面から行っています。

    こちらも詳しくは、別記事にて解説しますが、投稿機能と呼ばれる、関連するページを作成・編集を管理画面から行える機能を利用しています。

    WordPressを使うといい場面

    WordPressで、管理画面から更新できることを説明してきましたが、具体的にどういう場合にWordPressを利用した方が良いかを見ていきます。

    WordPressを使う場合

    WordPressを利用する場合として、

    • 更新の多いサイトを作成する場合
    • クライアント側でWebサイトの文言を頻繁に書き換えたい場合
    • 投稿や固定ページ、その他WordPressで追加できる機能を利用したい場合

    が挙げられます。

    中でも自由度の高いデザインで作成したい場合は、静的サイト(HTML, CSSで作られたサイト)のWordPress化を行います。

    WordPressを使わない場合

    かといって、何でもかんでもWordPressを使えばいいかというと、そういうわけでもありません。

    WordPressは便利な機能がたくさんありますが、それゆえにサイトの処理が重かったり、セキュリティに気をつける必要があります。

    • 更新頻度が多くなく、都度コーダーに依頼する場合
    • クライアントがITに疎く、管理画面を使いこなせない場合
    • 高速表示させるサイトを作る場合

    これらの場合は、WordPressを使用せず、静的サイトのままにするか、他の手段を使用した方が良いです。

    クライアント要望やWebサイトの目的に合わせて、WordPressを適切に使い分ける必要があります。

    さいごに

    今回は、WordPressの概要を説明していきましたが、これから実際に触る中でより理解を深めていけると思います。本記事の目的としては、「WordPressってこんなことができるんだ」「なんか便利そう」「プログラミングおもしれー」など思ってもらえればOKです。

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    この記事の執筆者

    ZeroPlus Media変種部

    ZeroPlus Media編集部

    ZeroPlusは、「フリーランス特化型プログラミングスクール」です。ZeroPlus Mediaでは、フリーランスとして活躍する際に役立つ有益なプログラミングやWeb制作に関する情報を発信しています。

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