プログラミングを勉強していると、こんな疑問を持ちませんか？
- HTMLの資格って、どんなものがあるんだろう？
- プログラミングに資格っているのかな？
- 資格を持っているといいことあるかな？
今回の記事では、これらの疑問にお答えします！HTMLやCSSの資格にどんな種類があるのか、資格を持っているとどんな場面で有利になるのかなどを解説していきます！
プログラミング学習でこのような経験はありませんか？
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HTMLに資格ってあるの？
結論から言うと、HTMLの資格は存在します。ただし、HTMLのみの試験ではなくCSSやJavaScriptの知識・スキルも同時に問われる試験となっています。
HTMLの資格って必要？
Web制作の資格は、必ずしも必要ではありません。Web業界はどちらかというと学歴や肩書きよりも実際にどれくらいのスキルがあるのかを重視する傾向にあるため、資格がなくても困るようなことは特にありません。
しかし、資格を取得しているということは自分の実力の証明にもなります。ポートフォリオに組み込むなど、実績の一つとして資格を取得するのも一つの手です。
資格の勉強をする際には、学習した部分がどのような場面で使えるのかを考えると実践的な知識が身につきます。実践を意識した学習を心がけていきましょう。
- 必ずしも必要というわけではない
- 資格を持っていると実力の証明になる
- 実績としても使える
実践を意識した学習をしていこう！
HTMLの資格一覧
HTML5プロフェッショナル認定試験
HTML5プロフェッショナル認定試験とは、HTML・CSS、JavaScriptなどの技術を正しく使えているかどうかの試験です。専門的な知識が求められ、難易度はそれなりに高いです。
レベル1とレベル2に分けられ、レベル1ではWeb制作の基礎的な知識が求められます。レベル2ではシステムの連携やアプリの開発、動的なコンテンツの開発・設計といった力を求められます。
受験資格などは特になく、誰でも受験することができます。レベル1からレベル2という順番が一般的ですが、最初からレベル2を受験しても問題はありません。
ただし、レベル2試験に合格したのみだとレベル2の認定は受けられません。レベル2の認定を受けるには、レベル2試験の合格後にレベル1の試験に合格する必要があります。
| HTML5プロフェッショナル認定試験 | |||
| 会場 | 全国各地の試験センターまたは自宅や職場でのオンライン受験 | ||
| 試験日 | 基本的には都合の良い日時を選べるが、予約の空き状況による | ||
| 試験時間 | 90分（試験後の簡単なアンケートを含む） | ||
| 出題形式 | マウスによる選択形式がほとんど、キーボード入力問題も多少出題される | ||
| 問題数 | レベル1 | 60問 | |
| レベル2 | 40〜45問 | ||
| 合格基準 | 約7割程度の正答 | ||
| 受験料 | 1,6500円（税込） | ||
HTML5プロフェッショナル認定試験についての詳細や受験のお申し込み方法は以下のリンクから確認できます。
ウェブデザイン技能検定
Webデザイン技能検定は、Web業界では一つしかない国家資格を取得できる試験です。Webデザイナーを目指している人向けの試験で、Webデザインの全般的な知識が求められます。
3級から1級までの等級があり、3級から受験する場合には受験資格が必要ありません。業界でも注目度の高い試験であり企業から注目されやすい資格でもあります。この試験に合格すると、「ウェブデザイン技能士」という国家資格を得ることができます。
| ウェブデザイン技能検定 | ||||
| 等級 | 1級 | 2級 | 3級 | |
| 会場 | 全国各地の試験会場（等級により会場数が異なる） | |||
| 試験日 | 年4回の試験日（年度によって変わる） | |||
| 試験時間 | 学科90分・実技120分・ペーパー実技60分 | 学科60分・実技120分 | 3級：学科45 分・実技60分 | |
| 出題形式 | 学科：筆記（マーク方式） 実技：課題選択方式 | |||
| 問題数 | 学科 | 50問 | 40問 | 25問 |
| 実技 | 4〜6問 | |||
| 合格基準 | 学科・実技ともに70点以上（100点満点中）※ただし、実技は各分類の6割以上 | |||
| 受験料 | 学科：7000円/実技：2,5000円 | 学科：6000円/実技：1,2000円（35歳未満は7000円） | 学科：5000円/実技：5000円（35歳未満は3000円） | |
ウェブデザイン技能検定の詳細や受験のお申し込み方法は以下のリンクから確認できます。
ウェブデザイン技能検定-ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定
Web検定（Webデザイン）
Web検定（通称Web検）とは、これからのWebサイト・サービス構築に必要な知識をWeb制作に携わる人の経験や知識を計るものさしとして作られた試験です。
試験の種類にはWebデザイン・Webリテラシー・Webディレクション・Webプロデュースの4種類がありますが、本記事ではWebデザインの検定について解説します。
Web検定のWebデザイン試験は、Webデザイナーを目指している人向けの試験で、Webデザインの全般的な知識が求められます。Webデザインの全般的な知識とは、具体的にはデザインのルールやHTML・CSSの書式や基本設計、幅広い実装技術などを正しく理解しているかどうかという部分です。この試験に合格すると、「Webデザイナー」の資格を得ることができます。
| Web検定（Webデザイン） | |
| 会場 | 全国各地のテストセンターまたは自宅や職場でのオンライン受験 |
| 日程 | 毎日（テストセンターごとに定休日や営業時間が異なる） |
| 試験時間 | 90分（試験後のアンケートの時間を含む） |
| 出題形式 | CBT方式（コンピュータの画面での選択方式） |
| 問題数 | 65問 |
| 合格基準 | 7割以上の正答 |
| 受験料 | 本体1,0000円+税 |
Web検定についての詳細や受験のお申し込み方法は以下のリンクから確認できます。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、サーティファイという企業が開催している民間の資格です。Webサイト制作に関するデザインやコーディングの知識が問われる内容になっています。
認定基準には「エキスパート」「スタンダード」の2種類があります。スタンダードはHTMLとCSSでWebページのデザインやレイアウトを表現することができるかどうか、エキスパートではUIやUXを考慮したデザインやJavaScriptを使った動的な表現、レスポンシブ対応などが試験の範囲に含まれます。
| Webクリエイター能力認定試験 | ||
| 会場 | 各地の会場 | |
| 日程 | 会場により異なる | |
| 試験時間 | エキスパート | 知識問題：20分 実技問題：200分 |
| スタンダード | 実技問題：130分 | |
| 出題形式 | 多肢選択方式（エキスパートのみ）、実技 | |
| 問題数 | 知識問題：20問 実技問題：1テーマ | |
| 合格基準 | 65%以上の得点率 | |
| 受験料 | エキスパート | 7,500円（税込） |
| スタンダード | 5,900円（税込） | |
Webクリエイター能力認定試験の詳細や受験のお申し込み方法は以下のリンクから確認できます。
まとめ
今回の記事では、HTMLの資格についての解説と、どのような資格があるのかを紹介をしました。
Web業界は実力主義のため、これから案件を取りに行こうと考えている駆け出しの方にとっては厳しい世界です。
しかし、資格を持っていることにより、企業やクライアントに実力をアピールしやすくなります。
資格は簡単に取得することができないので、勉強に時間と労力を割く必要があります。
それでも資格を取得する価値は大いにあるので、実績作りや実力テストとして資格の受験を検討してみてはいかがでしょうか。
プログラミング学習でこのような経験はありませんか？
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
これらの悩みは、学習環境を整えることで全て解決することができます。
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