「Webデザインを独学で身につけたいけど、本当に一人でできるのかな…」
このような不安を感じていませんか?Webデザインを学びたいと思うものの、スクールに通うお金も時間もない.....。独学しようにも、正しい勉強法が分からず手が止まってしまうという人は少なくありません。
Webデザインを独学して成功するためには、目的意識を持って計画を立て、学習を進めていくことが重要です。
この記事では、Webデザインの独学について学習ステップ・おすすめ教材・実践方法などを網羅したロードマップを紹介します。
- Webデザイナーになるには「会社に所属する」「個人で仕事を受ける」という2つのルートがある
- Webデザインの独学には本やWebサイト、動画教材などの学習方法がある
- 独学を成功させるのに大切なのは初期から実案件を見据えて、計画的にロードマップを組んで学習を進めること
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
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目次
Webデザインとは
Webデザインとは、Webサイトの見た目(パーツの配置や配色、テキストの文面など)を設計する作業のことです。独学でWebデザイナーを目指すなら、Webデザインの概要についても知っておく必要があります。
ここでは、以下について解説します。
- Webデザインの目的
- Webデザインの制作フロー
- Webデザインとグラフィック・UX/UIとの違い
Webデザインの目的や制作フロー、他のデザインとの違いなどの基礎知識を押さえておきましょう。
Webデザインの目的
Webデザインの主な目的は、Webサイト内の情報を整理して、ユーザーにわかりやすく伝えることです。ページ内の要素を整えることで、ユーザーが探している情報にたどりつきやすくなります。
また、企業のブランドイメージの構築やコンバージョンの増加などの成果を生み出す設計にすることもWebデザインのねらいです。
その他の目的としては以下の例が挙げられます。
- ユーザビリティの向上
- ブランドイメージの構築
- 購買行動やお問い合わせの促進
Webデザインは、あくまでもWebサイトを運営する人の目的を達成するための手段です。作り手が自由に表現できるいわゆる「アート」とは明確に異なります。自分の好きなように表現するのではなく、Webサイトの目的を達成するための手段がWebデザインということを心得ておきましょう。
Webデザインの制作フロー
Webデザインは以下の流れで制作を進めていきます。
- お手本となるデザインを探す
- ラフスケッチ作成
- ワイヤーフレーム作成
- 画像の挿入や配色、装飾などの調整
- 確認・修正
この流れを経て、最終的に完成させるデータを「デザインカンプ」といいます。デザインカンプをもとにHTML・CSSといったコンピュータ専用の言語でコーディングを行い、Webブラウザに表示できるようにしていきます。
Webデザインとグラフィックデザインとの違い
「デザイン」の中には、Webデザインの他に「グラフィック」や「DTP」「UI/UX」などの種類が存在します。これらの言葉は、それぞれ指す媒体や領域が異なります。
Webデザインとグラフィックデザインの主な違いは、使用する媒体です。
WebデザインはWeb上での表現を扱うのに対し、グラフィックデザインは主に紙や印刷物のデザインを指します。特に、DTPデザインは、グラフィックデザインの中でも印刷やレイアウトの工程に関連する分野です。
- Webデザイン=Web上での表現
- グラフィックデザイン=紙や印刷物のデザイン
Webとグラフィックの両方をこなせる人材になれば、たくさんの仕事に出会えるチャンスが広がるでしょう。とはいえ、その領域にまで辿りつけるのはトップクラスの人材ともいえます。
まだWebデザインの学習を始めたての段階なら、まずは一つの領域に集中して、その領域で仕事の軸を固められるように動くのがよいでしょう。
WebデザインとUI/UXデザインとの違い
Webデザインは言葉通り、Webにおけるデザイン業務の総称です。UI/UXデザインはWebデザインの中の概念で、ユーザーとサイトとの接点となる要素(UI=ユーザーインターフェース)や、その体験(UX=ユーザーエクスペリエンス)を意識するという考え方です。
UI・UXの具体例
- UI(ユーザーとサイトとの接点):ボタンやテキストなどの要素、配置や配色
- UX(体験):使いやすいという体験。ネットショッピングで、欲しいと思ったものを迷わずに選択して購入画面まで進むことができるなど。
Webデザインでは、見た目だけではなく実用性も意識する必要があります。現時点ではUI/UXまで意識するのは難しいかもしれませんが、ゆくゆくは必ず必要になる観点なので覚えておいてください。
「どんなデザインを作ればユーザーフレンドリー(使う人に親切な設計)なのか」を常に考えましょう!
Webデザイナーとはどんな職業?
Webデザイン業務を行う職業のことをWebデザイナーといいます。主な仕事内容は、顧客からの依頼を受け、目的に合わせて最適なWebサイトの設計を行うことです。
Webデザイナーという職業に関して、以下のトピックを解説します。
- Webデザイナーの主な仕事内容
- Webデザイナーに必要なスキル
- Webデザイナーに役立つ資格
- Webデザイナーになる方法
学習後に仕事を受けることを見据えて、身につけておくべきスキルやキャリアの進め方などを知っておきましょう。
Webデザイナーの主な業務内容
Webデザイナーの主な業務は、Webサイトの見た目の基となるデザインカンプの作成です。具体的には、レイアウトやユーザーの導線設計のほか、ページ内に挿入する画像の加工・編集業務などを担います。
Webサイト制作は、以下の工程で進行していきます。
- 要件定義
- デザイン
- コーディング
- リリース(公開)
場合によっては、デザインカンプからWebに表示するためのコーディングや公開後の運用を行うこともあります。
Webデザイナーに必要なスキル
Webデザイナーに必要なスキルは、多岐にわたります。デザインに関する知識やスキルは絶対に必要ですが、それ以外にも重要なものは以下の通りです。
Webデザイナーに求められるスキル
- デザイン理論などの基礎知識
- デザインツールの操作技術
- Webサイトの構造理解
- HTML・CSSによるコーディングスキル
- CMS(WordPress)の理解
- サーバー周り
- SEO・マーケティング
- 顧客折衝・チーム内での連携などコミュニケーション能力
- プロジェクトマネジメント・スケジュール管理
最初からこれらのスキルの全てを求められるわけではありません。何か一つ強みを見つけ、その強みを伸ばしつつ、違う分野や仕事にも手を伸ばしていくことで他のスキルも徐々に身につけていけると理想的です。
Webデザイナーに役立つ資格
Webデザインの独学や仕事をとっていくための足掛かりとして、資格勉強をするのは効果的な手段です。関連する資格や検定を以下にまとめました。
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- ウェブデザイン技能検定
- Web検定
- Webクリエイター能力認定試験
- ITパスポート試験
- CG-ARTS検定
- Adobe認定プロフェッショナル
資格について、詳しくはWebデザイナーの資格には何があるの?おすすめ7選を紹介という記事で解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。
Webデザイナーになる方法
Webデザイナーになるには、基本的に2つのルートがあります。
- 会社に入って業務としてWebデザインの仕事をする
- フリーランスや副業など会社に所属せず個人で仕事を受ける
企業に入る場合、制作会社や広告代理店に入社してデザイナーになる方法が一般的です。また、デザイン関連以外の会社に入る場合でも、インハウスデザイナー(デザイン関連ではない一般企業の社内デザイナー)として勤務するという道もあります。
就職・転職をするのか、個人で仕事を受けるのか、どのようなキャリアに進んでいきたいのかを早めに決めておきましょう。目標をしっかり定めておくことで、独学でも成功確率を高められます。
Webデザインの独学に関して知っておくべきこと
「Webデザインの独学は難しいのかな...」と不安を感じていませんか?
漠然とした不安の原因は、学習の進め方や将来像などが曖昧になっていることです。
Webデザインの学習を始める前に、知っておくべきことをまとめました。
- Webデザイン業務に最適なPCのスペック
- 仕事を取りにいくまでにかかる時間
- 独学に向いている人・向いていない人
- Webデザインの独学にかかる費用
独学を始める前に、事前知識を押さえておきましょう。
Webデザイン作成に適したPCのスペック
Webデザインの作業を行うには、PCが必要です。Webデザインで使用することを考えると、複数のファイルを同時に開いたり、重いソフトを操作したりという状態に耐えられるスペックが必要です。
Webデザインで使用するPCに必要なスペックは以下が目安です。
- CPU:Core i5以上またはM1チップ以上
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:512GB以上
- サイズ:15インチ以上
上記のスペックに加えて、GPU(グラフィックボード)が搭載されているものを選ぶのがおすすめです。GPUとは画像やデータの処理に優れた装置で、Webデザインでは複数画面の表示やデザインデータの鮮明な反映に役立ちます。
PC選びで迷ったら、ひとまずMacBookを選んでおけばスペック的には問題ありません。
PCのスペックについては、Web制作に必要なパソコンのスペックについて解説。CPU・メモリ・SSDとは?という記事でさらに深く解説しています。もう少し詳しくPCの選び方を知りたい場合はこちらを参考にしてください。
Webデザインの独学にかかる時間
Webデザインを独学し、仕事が取れるようになるまでにどれほどの時間がかかるのか、明確な基準はありません。トータル何時間勉強すればよい、というものでもないので、計画を立てて学習していくことが大切です。
学習期間の目安として、3〜4ヶ月ほどかけて基礎を習得し、1年以内に仕事を取りにいく、くらいのペースだと無理なく続けられるでしょう。学習計画の立て方は、本記事内の「学習ロードマップ」の箇所で詳しく解説します。
Webデザインの独学に向いている人・向いていない人
Webデザインの独学は自分のペースで学習を進めていける反面、自分を律することができないと頓挫しやすいです。
独学が続けられるかどうか、そして目的を達成できるのかどうかは相性の部分も大きく影響します。
Webデザインを独学するのに向いているのは以下のような人です。
Webデザインの独学に向いている人の特徴
- 自発的に計画を立てて行動できる
- 時間的・経済的に余裕がある
- 新しいことを覚えるのに抵抗がない
能動的に新しい知識をキャッチしていける人は、独学で進めていっても失敗しにくいです。また、普段の生活で勉強する時間を十分に取れる人、学習にお金をかけられる人も独学に向いています。
一方、独学を避けた方がいいのは以下のような人です。
- 計画を立てて動くのが苦手
- 勉強に割ける時間が少ない
- 最短でスキルを身につけたい
これらに当てはまる場合は、独学以外の方法を検討しましょう。計画的に動けない、モチベーション管理が難しいなどの場合はスクールに通うのがおすすめです。
Webデザインの独学にかかる費用
独学はスクールに比べて費用を抑えられるのが大きなメリットですが、それでも一定の出費は生じます。教材の購入代金やツールの使用料など、何にいくらかかるのかは事前に把握しておきましょう。
主な費用は以下の通りです。
- PC:10万円〜20万円
- 書籍(3〜5冊):5,000円〜15,000円
- オンライン教材(Udemy、Progate、ドットインストールなど):2,000円〜5,000円
- デザインツール(AdobeXD、Photoshopなど):7,000円〜10,000円(月額)
初期投資にかかる金額を把握しておけば、想定外の出費で困ることがなくなります。
Webデザイン独学の勉強方法3選
Webデザイナーを独学で目指すときの勉強方法は、大きく分けて以下の3つです。
- 本を活用する
- 学習サイト・動画を活用する
- Webデザインスクールの無料体験を活用する
それぞれのメリットやデメリット、具体的な活用方法を解説します。
1.本を活用する
もっとも手軽に勉強するなら、本を活用するのがおすすめです。
本を活用するメリットは以下の通りです。
- 数千円の費用で収められる
- 図書館で借りる場合は出費ゼロ
- 手元に置いていつでも見返せる
- 体系的に順序よく学べる
行き詰まったときに自力で解決しにくいのが難点ですが、手軽に始められるという点では非常におすすめの方法です。
Webデザインの学習に使う本を選ぶときは、以下のポイントに注目しましょう。
Webデザインの教本を選ぶ際のポイント
- 新刊や最新版など出版日が早い
- 販売実績が豊富かつ購入者の評価も高い
- 著者のWeb業界における知名度が高い
- 内容が体系的にまとまっている
- 実際に手を動かして学べる
ZeroPlus MediaがおすすめするWebデザインを学べる本は以下の3冊です。
Webデザインの勉強におすすめの本について、Webデザインを学べる本3選!スキル別におすすめの本も紹介という記事で紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
2.学習サイト・動画を活用する
学習サイトや動画の活用もWebデザインの独学におすすめです。YouTubeやデザインについての情報を発信しているWebサイトを使えば、費用をかけずにデザインを学習できます。
プロのデザイナーとして活躍している人の発信を参考にすれば、質の高いスキルを身につけられるでしょう。Web業界の最新情報を追いかけられることもメリットの一つです。
動画サイトを活用する場合、投稿者がきちんと実績を持っている人物なのか確認しておくことが大切です。YouTubeをはじめとしたプラットフォームは誰でも動画を投稿できてしまうため、信頼性に欠ける教材も少なくありません。
参考にする動画は投稿者の権威をチェックし、発信内容も鵜呑みにせず複数の発信をもとに多面的に知識を吸収していきましょう。
無料でWebデザインを学習する方法について、【2025-26年版】無料のWebデザインスクール・講座9選!なぜ学費0円なのか理由を解説という記事でさらに深く解説しています。こちらは独学というより「無料で学ぶこと」に焦点を当てた内容になっているので、お金をできるだけかけたくない方はこちらもぜひ参考にしてください。
3.Webデザインスクールの無料体験を活用する
「Webデザイナーになりたいけど、何から始めればよいかわからない」という場合はスクールの無料体験を活用するのがおすすめです。
Webデザインスクールの多くは、無料体験を実施しています。本受講に至らなくても、無料体験に参加するだけで有益な情報を得られます。
無料体験で聞ける情報
- スクールで教えている内容・カリキュラム
- Web業界に関する知識
- デザイナーになるためのキャリア
独学で挫折しないためには、学習の方向性を決めることが大切です。スクールの無料体験は、学習の方向性を決めるヒントになります。
Webデザイン独学6ステップ【働きながらでもOK】
ここからは、Webデザインの独学ロードマップを紹介します。
この記事で紹介するロードマップは以下の6ステップです。
- Webサイトについて学ぶ
- HTML/CSSを学ぶ
- Webデザインの基礎を学ぶ
- 実際にWebサイトを作る
- ポートフォリオを作る
- 仕事・求人を探して応募する
何をどの順番で行っていけばいいのか、6つのステップにわけて解説していきます。最終的な目標を仕事を受けることとして、Webデザイナーになるために必要な行動をまとめました。
ぜひこのロードマップを参考にして、あなたなりの学習計画を立ててください。
STEP1:Webサイトについて学ぶ(学習時間の目安:3時間程度)
まずは、Webデザインに必要なスキルの習得です。基礎知識として、以下について学習を行いましょう。
- Webサイトの種類
- Webサイトの表示のしくみ
コーディングやデザインの作成など、いきなり技術的なところから始めても問題はありません。ですが、一連の流れでスムーズに学習を行うなら、前提知識としてWebサイトの種類や表示のしくみについても知っておくべきです。
Webサイトには、コーポレートサイトやブランドサイト、ECサイトなどの種類があります。サイトの種類によって、それぞれ目的が異なり、求められるデザインの質も異なります。それぞれどのような目的で制作・運営されるのかを知っておきましょう。
関連記事Webサイトについては、以下の記事を読むと基礎を押さえられます。ぜひこちらも学習にお役立てください。
これだけは知っておきたい!Webサイトの種類10選を詳しく紹介
インターネットとWebは何が違う?Webサイトが表示される仕組みを解説
STEP2:HTML/CSSを学ぶ(学習時間の目安:1ヶ月程度)
Webサイトの仕組みや構造を学んだら、次はそれを実装するための言語である「HTML」「CSS」の学習に移ります。
デザインの作成よりも先にコーディングの学習をする理由は、デザインを考えるときにコーディングの知識が必要になるからです。Webサイトをブラウザに表示するには、デザインデータをHTML形式に書き換える必要があります。コーディングで実装できないデザインは、ブラウザで表示することができません。
関連記事Webデザイナーを目指すなら、コーディングを学ぶべき3つの理由
STEP3:Webデザインの基礎を学ぶ(学習時間の目安:1ヶ月程度)
Webデザインに関しては、以下4つの知識を押さえておきましょう。
- デザイン4原則(レイアウト)の知識
- 余白の知識
- カーニング・トラッキングの知識
- 配色・トーンの知識
これらの知識があることで、デザインを制作するときに明確な根拠を持つことができます。感覚に頼らず、理屈に基づく「良いデザイン」を作れるように、学問としてのWebデザインを習得していきましょう。
STEP4:実際にWebサイトを作る(学習時間の目安:2〜3ヶ月程度)
Webサイトやデザインの基礎知識を学んだら、実際に手を動かして練習するフェーズに移行します。
簡素なものでいいので、Webサイトを公開するまでの一連の流れに挑戦してみましょう。
作業する順序は以下の通りです。
- デザインカンプの作成
- コーディング
- CMS(WordPress)化
- サーバーアップ
一連の流れを実践すれば、カンプの作成でデザイン理論を踏まえた設計やツールを操作する練習にもなります。HTML・CSS、JavaScriptといったマークアップやプログラミングの技術も身につきます。
実案件では、Webサイトを公開するための操作をWebデザイナー自身が担当することも珍しくありません。そのためCMSやサーバーの管理などについても学習していきましょう。
STEP5:ポートフォリオを作る
Webサイト制作の一連の流れがわかったら、仕事を取るために動いていきます。その最初の一歩が、ポートフォリオの作成です。
自分の持つスキルをアピールするのがポートフォリオの目的なので、見る人のことを考えてわかりやすい内容でまとめるのがポイントです。例えば、自主制作の際に工夫したことや意識したこと、使用した技術・具体的な実装方法などを記載すると効果的です。
制作実績として掲載するものは実案件がもっとも望ましいですが、初めは仮想案件や知り合いを通じたサイト制作などから始めましょう。さまざまな種類やテーマのWebサイトを制作し、経験を培っていくことが大切です。
関連記事Webデザイナーのポートフォリオとは?作り方・作成のポイントを解説
STEP6:仕事・求人を探して応募する
ポートフォリオが完成し、実績や成果物が増えてきたら、就職・転職活動や営業活動を実践していきます。
未経験からいきなり仕事を取れることはまずありません。初めは選考に応募しても落選することの方が多いですが、根気よく続けていきましょう。
なお副業やフリーランスの場合、仕事を受けるには以下の方法があります。
- 求人サイトで探す
- クラウドソーシングで探す
- SNSの募集を探す
- 知り合いに依頼してもらう
- 紹介してもらう
Webデザインの仕事を取る方法は、Webデザインで副業を始める4つの手順と仕事内容やスキル紹介という記事でより詳細に解説しています。フリーランスを目指す方にもおすすめの内容となっているので、ぜひこちらも参考にしてください。
Webデザインの独学を進めるときのポイント
Webデザインを独学するときは、以下のポイントを意識するとより効果的です。
- とにかく量をこなす
- 最初に目標を決める
- 学習計画を立てる
- 仲間を作る
何も考えずに走り始めてしまうと、思うように学習を進められず挫折する可能性が高くなります。各ポイントを意識して、詰まらず走り抜けられるように準備していきましょう。
【最重要】とにかく量をこなす
Webデザインを独学で習得するのにもっとも大切なのは、とにかく練習量を増やしていくことです。学習初期はまずさまざまなデザインに触れたり、Webサイトを作ったりして練習の量をこなすことを心がけましょう。
質よりも量を意識する理由は、デザインツールの操作やコーディングなどの作業を身体で覚えるためです。頭で理屈を理解していても、実際に手を動かさないとわからないことも少なくありません。
ただし、以下のような状態に陥らないように注意が必要です。
- 簡単なものだけを作って満足する
- 雑な作品を量産するだけになる
- インプットばかりでアウトプットしない
Webサイトを作ることに慣れてきたら、少しずつ高いレベルの技術にも挑戦していきましょう。今の自分の限界より少し高いところを目指すことが大切です。
最初に目標を決める
独学でWebデザイナーを目指すなら、最初に「転職したい」「副業を始めたい」など、具体的な目標を持つことが大切です。目標が明確になることで、達成までのロードマップも作りやすくなります。
最初に目標を決めておく理由は、主に以下の2点です。
- モチベーション管理のため
- 学習計画を立てやすくするため
目標を決めておけば、将来自分が活躍している姿をイメージできるようになり、モチベーションの向上・維持に効果的です。Webデザインの学習は独学だと挫折しやすいため、目標を設定して目的意識を持ちながら学習を継続させることが必要になります。
また、目標とは言い換えれば「将来自分がどんなポジションで、どんな風に活躍しているか」を決めることです。これがイメージできれば、このあと学習計画を立てるときに効率化を図れます。
以下の例を参考に、目標を設定してみてください。
- 副業で案件を獲得する
- Webデザイナーとして転職する
- フリーランスのWebデザイナーとして独立する
それぞれ、「副業で案件をクリアできるレベル」「企業のWebデザイナーとして業務に従事できるレベル」「フリーランスで生計を立てられるレベル」と、目標に応じて目指すべきレベル感が明確になっています。学習計画を立てやすくするためにも、理想の将来像を用意してみてください。
Webデザイナーの独学を成功させるポイントは、まず目標を決めておくこと。何となくで学習を始めてしまうのはNGです。
学習計画を立てる
目標が決まったら、次にすることは学習計画の立案です。
学習計画を立てるコツは、毎日することと短期的な目標を決めることです。
学習計画の例
- 毎日学習する時間を決める(平日は2時間、休日は5時間など)
- 週ごとにクリアする中間目標を決める(今週は静的サイトの構築、次の週はデザインツールの使い方...)
- 平日はインプットの時間、休日はアウトプットの時間にする
独学の場合、無理なく毎日続けられるように計画することが大切です。「どれだけ疲れていても、最低限これだけはやる」ということを決めておけば、学習時間が少なくても罪悪感を抱かず、モチベーションを下げずに学習を継続できます。
最初からガッツリやろうとせず、様子を見ながら少しずつ学習時間を増やしていくようにしましょう。
また、学習計画の中では中間の目標を決めておくのも効果的です。
例えば週ごとに
- 「HTML/CSSで静的なサイトを作る」
- 「JavaScriptでアニメーションをつける記述を理解する」
- 「デザインツール の使い方を覚える」
など細かく目標を決めて学習すれば、インプットとアウトプットをバランスよく実践できます。
「何時間勉強する」という計画でも最初は問題ありませんが、学習に慣れてきたら時間ではなく「作る」ことを目標にしてみましょう。
学習計画は、最初からうまくいくことの方が珍しいです。何回か試しては別の方法を探して、自分に合ったやり方を探しましょう。意識すべきは、学んだことを実践するアウトプットの時間を作ることです。
仲間を作る
学習計画を立てたらあとは実践あるのみですが、より効果的に学習を行うなら仲間を作りましょう。Webデザイナーを目指す同志がいれば、お互いに相談しながら学習を進められます。将来案件を紹介してもらったり、助けあったりできることも仲間を作るメリットです。
身近にいる人と一緒にやるのももちろんおすすめですが、周りにデザインの勉強をしている人がいない場合はオンラインのコミュニティに参加してみましょう。
コミュニティは、インターネットでの検索やSNSを活用すれば見つけやすいです。新しい環境に飛び込んで、仲間を作ってみましょう。
コミュニティを最大限に活用するコツは、以下の通りです。
- 主体的に動く
- 自分より実力のある人に積極的に関わりにいく
- 他の人を巻き込む
新しい環境に飛び込んだら、自分からどんどん動くことが大切です。学習のためにコミュニティを活用するなら、案件をたくさん獲得している人のところに積極的に関わりにいきましょう。自分の作品を見て感想をもらう、わからないことを質問するなど、他の人を巻き込むように行動するのも効果的です。
現職のWebデザイナーに勉強方法を聞いてみました!
「今活躍しているWebデザイナーさんは、どうやって勉強したんだろう?」
これから学習を始めるにあたって、先人がどのように勉強してきたのかは大いに気になるところですよね。
そこで、株式会社TOMAPのデザイナーを務めるSamさんに勉強方法について聞いてみました!Webデザイナーになるために、何をすればいいのかがわかる内容になっています。
ぜひ本記事と組み合わせて、Webデザインの学習を進めていってください!
インタビューはこちら
Webデザインの独学が難しい場合はスクールも検討しよう
ここまで、Webデザイナーの独学について解説してきました。このロードマップを意識すれば、効率よく学習を進められます。
しかし実際に独学を始めてみると、想像しているよりも大変だと感じるはずです。どうしてもうまくいかず、Webデザイナーを諦めてしまう人も少なくないでしょう。
独学でやり切れるか不安な人や、今にも挫折しそうになっている人は、スクールに通って学習することも検討してみましょう。独学ほど自由には進められませんが、業界知識のある人のもとで効率よく学べるのはスクールならではの魅力です。
費用の問題でWebデザインスクールに通えないと考えている人は、無料スクールに通うことも視野に入れてみてください。
完全無料でWebサイトの制作を学ぶなら、ZeroPlus Gateがおすすめです。Webデザイナーに必要なコーディングスキルをたったの1ヶ月で身につけられます。独学でうまくいっていない人、学習のサポートをしてくれるメンターをつけたい人は、ぜひZeroPlus Gateを受講してみてください。
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まとめ:Webデザインの独学は計画的に進めよう
Webデザインの独学はどのように進めればよいか、イメージできましたか?
本記事の6ステップを踏めば、未経験からでも着実にWebデザインスキルを習得できます。
- 学習目的・目標を決める
- 学習計画を立てる
- Webデザインの基礎を学ぶ
- 実際にデザインを作る
- ポートフォリオを作る
- 仕事を探して営業する
Webデザイナーになるなら、デザインの基礎知識だけでなくコーディングやWebマーケティングに関わる部分も学習する必要があります。まずは必要なスキルを理解して、どんな学習を行えばよいのかを把握しましょう。
スキルの高いWebデザイナーを目指して、独学を成功させられるように頑張りましょう!
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
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これらの悩みは、学習環境を整えることで全て解決することができます。
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