今回の記事では、案件が続くフリーランスの特徴について、サクッと解説します。
この記事の監修:
ZeroPlus講師チームリーダー。自動車関係営業、Web制作フリーランスチームを経験後、ZeroPlus講師として参画。
コミュニケーションが丁寧
フリーランスは、クライアントとの円滑なコミュニケーションが非常に重要です。
丁寧なコミュニケーションはクライアントを安心させ、信頼感を醸成します。テキストでのコミュニケーションで注意すべきポイントについて、具体的にみていきましょう。
NG例
返信が一言二言で終わってしまうと、ぶっきらぼうに見えてしまいます。必ず最初に「こんにちは。お世話になっております。」と挨拶し、最後には「よろしくお願いいたします。」で締めるようにしましょう。メッセージの間隔が空いてしまう場合、すべてのメッセージでこの形式にすると、ある程度の丁寧さを保つことができます。
また、クライアントに何かをお願いする場合、「お忙しいところ恐れ入りますが」「お手数をおかけしますが」などの、相手を気遣う言葉を入れるように意識してみてください。
OK例
こんにちは。お世話になっております。
今週金曜日夜までの納品は可能です。10日夜21時ごろまでの納品を見込んでおりますが、いかがでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ポイント
「今週金曜日の夜まで」という曖昧な時間指定に対し、下線部で明確な時間を提案しています。人によって捉え方の違う言葉は明確化して、認識の齟齬を防ぎましょう。
こんにちは。お世話になっております。
承知いたしました。お手隙の際に、修正後のテキストを共有いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ポイント
相手を気遣う言葉を入れています。クライアントの共有事項が不十分な場合などはそのままにせず、相手を気遣いながらやり取りを継続しましょう。このような小さな気遣いが、信頼の獲得につながっていきます。
返信が早い
何か用事があって人にメールやメッセージを送ったとき、なるべく早く返事が欲しいと思ったことはありませんか。
問題を素早く解決するためには、迅速なコミュニケーションが必要です。そのため、返信や対応の早いフリーランスはとても重宝されます。フリーランスにとっても、メッセージに対してのレスポンスが早いクライアントとはとても仕事がしやすいです。
もちろん、四六時中画面に張り付いている必要はありませんが、可能な範囲でメッセージには即レスするようにしましょう。返信が早くて対応が丁寧なら、鬼に金棒です。
あとで対応する場合
- 既読はすぐつけられるけど今は対応できない
- あとでじっくり確認する必要がある
というシチュエーションもあると思います。そのような場合は、「後で対応する」ということをなるべく早く伝えましょう。
こんにちは。お世話になっております。
承知いたしました。後ほど確認・対応いたしますので、しばらくお待ちください。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
相手を考えた対応
なるべく相手の負担が最小限になるようなやり方を考えることが大切です。具体例を見ていきましょう。
NG例
こんにちは。お世話になっております。
承知いたしました。1ページ目の画像のどこを修正すればいいですか?修正は画像だけで大丈夫ですか?
どうぞよろしくお願いいたします。
あなたがクライアントだったら、このメッセージに対してどのように答えますか?答えることはできますが、少し答えにくい質問の仕方です。
より答えやすくなるように工夫した書き方を見てみましょう。
OK例
こんにちは。お世話になっております。
承知いたしました。修正にあたりまして、2点ほどお伺いしたい事項がございます。
① 修正する画像について、修正後の画像がありましたら、共有いただけると助かります。
② 無料の修正対応は3回までとなっております。他に修正をご希望の点があれば、お伝えください。
お伺いしたい内容は以上です。お手数をおかけしますが、お手隙の際にご対応いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ポイント
質問の内容を箇条書きにすることで、答えやすくしています。また、修正回数を明示することで、修正の依頼が延々と続いてしまうことを防いでいます。相手を気遣う言葉も忘れずに入れましょう。
こんにちは。お世話になっております。
承知いたしました。修正する画像について、修正後の画像がありましたら、共有いただけると助かります。
また、こちらで以下のように修正してみましたが、いかがでしょうか。添付の画像をご確認ください。
こちらでよろしければ、このままサイト上に反映いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
ポイント
こちらからいくつかの代替案を提案すれば、クライアントは案や素材を送る手間が省け、提示された選択肢の中から選ぶだけの状態になります。クライアントにとって楽なやり方は何なのか、先回りして考えることがポイントです。
特にクライアントに何かを決めてもらう場合には、イチから全て決めてもらうのではなく、いくつかの選択肢の中から選ばせるということを意識するようにしましょう。その中で良い提案ができれば、信頼獲得にもつながります。
まとめ
- 丁寧なコミュニケーション
- 素早い返信
- 相手の負担を減らす対応
これらは、基本的で当たり前のように感じられますが、しっかりできている人があまり多くない項目です。
基本的な対応のクオリティーを上げることで、長期的な信頼を形成することができます。ぜひ、仕事に限らず、普段からも意識してみてください。
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