Webデザイナーの資格は数多くあります。どのような資格がおすすめなのか、そもそも資格は必要なのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事ではおすすめのWebデザイナー資格7選を紹介しています。資格を取る必要性やメリットについても解説しているので参考にしてください。
- Webデザイナー資格の必要性
- 資格を取得するメリット
- ウェブデザイナー資格のおすすめ7選
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目次
Webデザイナーに資格は必要?
Webデザイナーはエンジニアとは違い、プログラミングだけではなくサイトのデザインやコーディング、WordPress化などWebサイトの構築全般を担当する職業です。
デザイナーといっても、デザインのみに重点が置かれているわけではありません。WebデザイナーにはWebサイトを制作するため知識と技術が一貫して必要とされています。
実はWebデザイナーの資格は必ずしも必要ではありません。Web業界は実力を重視する風潮があるため、資格や学歴という部分よりも実際にどれだけ仕事ができるか?というところが重要視されます。
Webデザイナーの資格を取るメリット
実力をアピールできる
資格を持っていると、就職を希望する企業やクライアントに実力をアピールすることができます。
実績にできる
Webデザインの仕事を受けるときには、実績があるかどうかが重要視されます。Web業界は実務未経験の人にいきなり仕事を任せることはほぼありません。そのため仕事を受注するときには実績を作る必要があります。
資格を取得していれば、その試験でクリアしたレベルの知識と技術が身についていると言えるため、実績にすることができます。
スキルアップにつながる
Webデザインの仕事を取れるようになってきた人でも知識が抜けてしまうことがあります。資格を取るために行う勉強は知識の抜け漏れを防ぐ効果があるほか、今まで学んだ知識の復習や新しい知識の獲得にもつなげられます。
Webデザイナーのおすすめ資格7選
Webデザイナーを目指している方におすすめの7つの資格をまとめてみました。
また、下記で紹介するHTMLプロフェッショナル認定試験、ウェブデザイン技能検定、Web検定、Webクリエイター能力認定試験についてはこちらの記事でも解説しています。HTMLの資格として説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5プロフェッショナル認定試験は、Webコンテンツの作成能力を測る試験です。等級が2つあり、レベル1では基礎的な内容を、レベル2でレスポンシブやアプリケーションの作成技術などを問われます。
HTML・CSS、JavaScriptといったWeb制作に関わる言語で問題が出されるため、Webデザイナー向けの試験といえます。
試験概要 | |
等級 | レベル1/レベル2 |
試験時間 | 90分間 |
問題数 | レベル1...60問 |
受験料 | ¥16,500(税込) |
合格率 | 約80% |
合格基準 | 約7割の正答 |
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定はWeb関連の資格の中で唯一の国家資格です。難易度は等級によって変わりますが、もっとも低い3級は初学者向けとなっています。
ウェブデザイン技能検定は国家資格のため、資格保持者への信用が高くなります。就職を考えている方は企業からの信用を得やすくなるので受験してみるのも一つの手です。
試験概要 | |
等級 | 1級〜3級 |
試験時間 | 1級...学科90分、実技180分、ペーパー実技60分 |
問題数 | 1級...学科50問 |
受験料 | 1級...学科:¥7,000 / 実技:¥25,000 |
合格率 | 合格率:約90% |
合格基準 | 学科・実技ともに70点以上(100点満点中)※ただし、実技は各分類の6割以上 |
Web検定
ウェブ検定は「Webに関わる仕事をしているすべての人にとっての知識や技術のものさし」として作られた資格です。Webデザイナーを目指している方はWebデザイン試験を受験しましょう。
実際にWebデザイナーの実務を始めた方で、ディレクションやプロデュースといった業務に関わりたいという方はWebデザイン以外の試験を受けることもおすすめです。
試験概要 | |
等級 | なし |
試験時間 | 90分間 |
問題数 | 65問 |
受験料 | ¥11,000(税込) |
合格率 | 約60% |
合格基準 | 7割以上の正答 |
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験はサーティファイという企業が主催している試験です。Web制作において求められる基礎的な知識から専門的な部分まで、Web業界で仕事をするのに必要な能力を測ります。
等級は「スタンダード」「エキスパート」の二つがあります。スタンダードでは静的なページの作成能力を問われ、エキスパートコースではUI/UXデザインを考慮したサイトの設計などが問われます。
試験概要 | |
等級 | スタンダード/エキスパート |
試験時間 | スタンダード...実技問題:130分 |
問題数 | 知識問題:20問 実技問題:1テーマ |
受験料 | スタンダード...¥5,900(税込) エキスパート...¥7,500(税込) |
合格率 | 約90% |
合格基準 | 65%以上の得点率 |
サーティファイの試験にはWebクリエイター能力試験のほかに、Photoshopクリエイター認定試験やIllustratorクリエイター認定試験など、デザインツールを使ったデザイン作成能力を問う試験も存在します。
ITパスポート試験
ITパスポート試験はWeb系の業務を行いたい人におすすめの試験です。合格にはセキュリティなど、全般的なITの知識が求められます。
Web系やIT系の企業から注目されているため、就職を考えている人は受験してみましょう。
また企業活動や法務といった部分も試験の範囲に含まれるため、IT業界やWeb業界でなくても活かせる資格となっています。
資格の合格率は50%です。2人に1人しか合格できないと思うかもしれませんが、ITの知識がなくても1日2時間程度の勉強を3ヶ月ほど続ければ合格できる内容・難易度となっています。
試験概要 | |
等級 | なし |
試験時間 | 120分間 |
問題数 | 100問 |
受験料 | ¥5,700(税込) |
合格率 | 約50% |
合格基準 | 6割以上の正当 |
CG-ARTS検定
CG-ARTS検定はデジタル情報をユーザーに伝えるためのコミュニケーション能力を測るための試験です。5つの試験があり、Webデザイナー向けの試験はWebデザイナー検定となります。
また、CG-ARTS検定にはマルチメディア検定というものもあります。日常生活に密接に関わっているメディアの知識が問われ、5つある試験の基盤のような試験です。Webデザイナー検定の前にこちらを受験しておくことも選択肢となるでしょう。
試験概要 | |
等級 | ベーシック/エキスパート |
試験時間 | ベーシック...60分 |
問題数 | 10問 |
受験料 | ベーシック...¥5,600(税込) |
合格率 | ベーシック...約65% |
合格基準 | 7割以上の正当 |
Adobe認定プロフェッショナル
Adobe認定プロフェッショナルはAdobeが主催するデザイナーのための検定です。もともとは「Adobe認定アソシエイト」という名称でしたが、2021年6月に「Adobe認定プロフェッショナル」という名称に変更されました。
Adobeが認定する国際認定資格であり、PhotoshopやIllustrator、Premier Proなどのツールを使ってデザインを作成する技能が問われます。
科目はソフトごとに分かれていて、それぞれを受験するような形になります。デザイン作成の基礎知識のほか、デザイン作成現場での共通知識やビジュアル表現など情報を伝える力が身につきます。国際的にも効果的な資格のため、将来は海外で働きたいという方にもおすすめの試験です。
試験概要 | |
等級 | Photoshop/Illustrator/Premiere Pro |
試験時間 | 50分間 |
問題数 | 30問前後 |
受験料 | ¥10,780(税込) |
合格率 | 非公開 |
合格基準 | 非公開 |
Webデザイナー資格の勉強方法
Webデザイナーの資格を取るための勉強方法をまとめてみました。
公式書籍・過去問で勉強する
公式の参考者や過去問を活用するというのが一般的な勉強方法です。それぞれの試験の公式サイトに書籍の情報が記載されている場合が多いので、まずはチェックしてみましょう。
初学者の場合はProgate、ドットインストールなどを活用する
プログラミングをこれから学ぶという方は、Progateやドットインストールといった教材を活用してみましょう。プログラミンの入門編としてはどちらもかなり優れた教材なので、プログラミングがどのようなものか知るためにはピッタリのサービスです。
スクールに通う
ある程度プログラミングを覚えたけど、独学に限界を感じているという方はスクールの受講を検討してみましょう。体系的にWeb制作の知識を学べるため、無理に独学を続けるよりも効率的に学習することができます。スクールに通った知識を活かせば、資格の取得も楽に進められます。
まとめ
Webデザイナーに資格は必ずしも必要ではありません。しかし資格の取得は「実力をアピールできる」「実績にできる」「スキルアップにつながる」などのメリットがあります。資格の勉強には公式書籍や過去問、無料教材などを使うとよいでしょう。
この記事で紹介した7つの資格はそれぞれに特徴があります。受験する場合はどの資格が自分に必要なのか吟味しましょう。
Webデザイナー資格まとめ
- 資格は必ずしも必要ではない
- 資格の取得は実力のアピール・実績作り・スキルアップなどのメリットがある
- 公式書籍・過去問、Progateやドットインストールで勉強
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
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