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ZeroPlus Media > Web制作 > Webデザイン > Adobe XDのコンポーネント機能を学ぼう

Adobe XDのコンポーネント機能を学ぼう

Webデザイン

2022/07/17

2023/05/08

Adobe XDのコンポーネント機能を学ぼう

この記事ではAdobe XDのコンポーネント機能について紹介していきます。

Adobe XDのおすすめできる便利機能1つなので、ぜひ今回の記事で使い方をマスターしていきましょう。

この記事は「Adobe XDのアセット機能の使い方を学ぼう」の続きの記事となります。
まだこちらの記事を読んでいない方は、合わせてご覧いただけると幸いです。

コンポーネント機能を学ぼう

それでは早速、コンポーネント機能について学んでいきましょう。

コンポーネント機能とは

コンポーネント機能とは、デザインで繰り返し使用するパーツを呼び出せる機能です。

コンポーネント(component)は、構成要素・部品・成分などの意味を持つ英単語です。

Webサイトのコンポーネント

  • ヘッダー
  • フッター
  • ボタン
  • その他サイト内で使い回すパーツ

上記の項目に該当する要素は、コンポーネントとして管理します。

コンポーネント機能の特徴

それでは次に、コンポーネント機能の特徴について紹介していきます。

この章で、コンポーネント機能に対するイメージを膨らませていきましょう。

保存したコンポーネントを呼び出せる

コンポーネント機能は、保存したコンポーネントを呼び出すことができます。

コンポーネントを呼び出す例

アセットパネルからコンポーネントをドラッグ&ドロップしてあげましょう。

画像の例のように、繰り返しWebサイト内で使用される構造はコンポーネントから呼び出します。

一括で編集できる

次は、「一括で編集できる」特徴について紹介します。
この特徴は、コンポーネント機能の1番大事な部分なので、絶対に覚えてください。

一括で編集する例

画像の例のように、コンポーネント化された要素を編集すると、 そのほかのコンポーネントにも編集が反映されていることが確認できるかと思います。

このようにコンポーネント化された要素は、一括で編集することが可能になるのです。

コンポーネントの考え方

次に、コンポーネントが一括で編集される仕組みについて考えていきましょう。
このコンポーネントの考え方の理解をしておくことで、デザイン制作の効率が格段に上昇します。

メインコンポーネントとインスタンス

まずはコンポーネントの基本的な形を覚えておきましょう。

コンポーネントには大きく分けて2種類のものがあります。
この2種類のコンポーネントについて必ず覚えるようにしましょう。

  • メインコンポーネント:コンポーネントの元になっている構造(本体)
  • インスタンス:メインコンポーネントの複製

上記2つのコンポーネントを簡単に説明すると以上になります。

メインコンポーネントを編集する

メインコンポーネントを編集すると、対応するインスタンスに編集が内容が反映されます。

先ほど例にあった一括編集は、メインコンポーネントを編集していたのです。

インスタンスを編集する

反対に、インスタンスを編集すると、個別に編集した内容が反映されます。

コンポーネントの中で特別に1つだけ修正をしたい場合は、こちらのインスタンスの編集を行います。

ここまでのまとめ

ここまでの話をまとめると以下のようになります。

  • メインコンポーネントを編集すると、一括で編集できる
  • インスタンスを編集すると、個別にそのまま編集できる

一旦、上記のイメージを持っていただければ大丈夫です。

コンポーネントの役割

ここで、コンポーネントを何故、使用するのかについて考えてみましょう。

大事なこととして、繰り返し使用する要素をコンポーネント化しておくことで、 同じ要素を1つ1つ編集する必要がなくなります。

例えば、100ページあるサイトのヘッダーを修正するには、100回の修正が必要になります。
(1ページに1つヘッダーがあるため。)

しかし、ヘッダーをコンポーネント化しておくことで、1回の編集で修正が完了します。

つまり、コンポーネントは、デザインの修正を一括で行うために必要なのです。

この記事を読んだ皆さんは、デザインを制作する際に繰り返し使用する構造は必ずコンポーネント化しておきましょう。

コンポーネント機能の使い方

ここまでで、コンポーネント機能がとても大切なことだと伝わっていれば幸いです。 最後に、Adobe XDでのコンポーネント機能の使い方について紹介していきます。

メインコンポーネントをまとめるアートボードを作成する

まずは、コンポーネントをまとめるアートボードを作成します。
アートボード名はわかりやすいように「コンポーネント」としておきましょう。

コンポーネントになる要素を作成する

次にコンポーネントになる要素を作成します。

作成が完了したら、いよいよコンポーネント化に移ります。

コンポーネント化して保存する

次に、コンポーネント化したい要素を選択してアセットパネルに登録します。
アセットパネルのコンポーネントの欄の「+」をクリックすることで保存ができます。

ここで保存された要素はメインコンポーネントとなるので、 行方不明にならないように、先ほど作成したコンポーネントをまとめるアートボードに置いておきましょう。

ショートカット要素を選択後、以下のショートカットでも保存ができます。
Windows:Ctrl K
Mac:Command K

保存したコンポーネントを呼び出す

保存が完了したら、コンポーネントを呼び出します。

アセットパネルからコンポーネントをドラッグ&ドロップしましょう。

ここでアセットパネルから呼び出されたコンポーネントはインスタンスとなります。
デザイン上に配置するコンポーネントは基本的にインスタンスになります。

以上がAdobe XDでのコンポーネント機能の使い方になります。

アセットパネルでコンポーネントを右クリックすると「ハイライト表示」もできるので、 どこでコンポーネントの要素が使われているか確認も楽です。

コンポーネントを活用しよう

Webサイトのデザインを制作は「修正」との戦いです。
デザインは完成に至るまでに何度も微修正が重ねられます。

繰り返し使用する要素を小まめにコンポーネント化しておくことで、 後々起きてしまう大掛かりな修正を簡単に済ますことができます。

  • ヘッダー
  • フッター
  • ボタン
  • その他サイト内で使い回すパーツ

上記の構造を作成したら、必ずコンポーネント化しておくようにしましょう。

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この記事の執筆者

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ZeroPlus Media編集部

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