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在宅でリモートワークできる仕事11選!年収や将来性を職種ごとに紹介

キャリア

2024/03/04

2024/05/17

通勤のために早起きしなければならなかったり、煩わしい人間関係に巻き込まれてしまったり、働くうえでのストレスの種はいたる所にあるものです。

こうした場合に、リモートワークができる職種にキャリアチェンジできれば、仕事の悩みを大きく減らせるかもしれません。

そこでこの記事では在宅でリモートワークのできる職種を11種類紹介し、それぞれの職種の年収や将来性についてもまとめています。記事の後半ではリモートワークを行うメリット・デメリットや、リモートワークに向いている人、向いていない人などについても解説しています。

今後のキャリアを考えるうえでぜひご活用ください。

この記事はこんな人に向けて書きました
  • 在宅で働ける仕事を探している人
  • 在宅でリモートワークを行うメリットやデメリットを知りたい人
  • リモートワークのできる仕事を探す方法について知りたい人

 


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目次

リモートワークが選ばれる状況は続く見込み

社会情勢の変化により、リモートワークという働き方が一般的になっています。

コロナ禍においては多くの企業が働き方を見直さざるを得なくなり、リモートワークによる在宅勤務の選択を余儀なくされました。ただしコロナ騒動が落ち着きをみせている今、「リモートワークの機会が減少してしまうのではないか?」という懸念もあるのではないでしょうか?

求人サイトdodaが2023年8月に実施したアンケート「リモートワークは今後もこれまで通り継続されますか?」によれば、実に43.4%の企業が「変更なし(これまで通りにリモートワークを継続する)」と答えています。また2.7%の企業においては「さらにリモートワークの日数を増やしたい」という意向を持っていることも明らかになりました。

依然としてリモートワークの採用に前向きな企業が多いのが実態です。こうしたアンケート結果の背景には、コロナ禍を経て企業も被雇用者もそれぞれ、リモートワークに対するメリットを見出していることが挙げられるのではないでしょうか?
企業から見ればオフィスの家賃や光熱費、通勤手当などさまざまなコストが削減され、雇用される側から見れば、働く時間や場所の融通が効いたり、人間関係のストレスを減らせたりといった具合です。

またテクノロジーの発達もリモートワークの普及を後押ししており、コミュニケーションツールやクラウドサービスの発達によって、ますますリモートワークを進めやすい環境が整ってきています。

こうしたさまざまな背景から、今後も在宅でリモートワークのできる仕事は、比較的見つかりやすい状況が続くと予測できるのです。

 

【必読】リモートワークのスタイルには2種類ある

一口にリモートワークで働くといっても、大きく分けて2種類のスタイルがあります。あなたがどちらの働き方を希望するのかについて、あらかじめ決めておくとよいです。

 

1.雇用型

雇用型とは、企業や組織に雇用され、自宅や任意の場所でリモートワークを行う働き方です。ビデオ会議ツールやチャットツールなどを活用して、離れた地点にいる同僚や上司と連携しながら業務を進めます。

雇用型を選ぶ強みは、安定した給与や福利厚生を受けられる点です。一方で、週に何度か出社する必要があったり、会社の都合によってリモートワークが廃止される可能性があったりします。

この記事で紹介する職種であっても、企業によってはリモートワークが認められていない場合があるため、求人内容をよく確認する必要があります。

 

2.自営型

自営型とはフリーランスとしてさまざまなクライアントから仕事を受注したり、自身のビジネスを運営したりして働く労働形態です。

自営型は働く場所や時間、業務スケジュール、人間関係などを自分の裁量で決められるため、自由度の高い働き方です。一方で、収入が不安定であったり、徹底した自己管理が求められたりする面があります。

 

在宅で働ける職種11選

この章では、リモートワークを通じて在宅で働ける職種を11種類紹介します。

  • ITエンジニア
  • インサイドセールス
  • データ入力スタッフ
  • オペレーター
  • Webライター
  • Webデザイナー
  • Webマーケター
  • 翻訳家
  • 動画編集者
  • イラストレーター
  • カウンセラー

在宅でできる職種1:ITエンジニア

ITエンジニアは、ソフトウェアの設計・開発・テスト・保守などを行う職種です。

エンジニアとして企業に所属する場合には自社システムを管理したり、外部企業から依頼された業務に従事したりします。一方、フリーランスエンジニアとして働く場合には自らクライアントを見つけて、プロジェクト単位で業務委託契約を結んで働くのが一般的です。

ITエンジニアの平均年収

440万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」
419万円 データ引用元:求人BOX「ITエンジニアの仕事の年収・時給・給料」

ITエンジニアに向いている人

ITテクノロジーに対して強い関心を持っている人問題解決が得意な人には、エンジニアの仕事が向いています。また、さまざまな部署の人と連携して業務を進める必要があるため、高いコミュニケーション能力も求められます。

ITエンジニアにキャリアチェンジするためのステップ

プログラミングスクールオンライン学習サービスを活用して、プログラミングスキルを習得する必要があります。また実務経験を積むためにインターンシップへ参加することで、キャリアチェンジがスムーズになります。

テクノロジー(AI)の発達に伴うITエンジニアの将来性 ★★★★☆

ITエンジニアの将来性は5点満点中星4点(高い)と評価できます。

AIを活用したシステム開発に携わるエンジニアの需要が着実に増加しているためです。同時に、AI分野以外で活動するエンジニアにも環境の変化は確実に訪れています。

たとえば単純なコーディング作業は、生成AIによって自動化されつつあります。これを受け、専門性の低いエンジニア・プログラマーの仕事は減少するかもしれません。一方で、複雑なシステムの設計やデバッグ作業などにおいては、今後も人間の能力が不可欠になると予測できます。

今後、エンジニアとして参入するのならば、生成AIを活用しつつ効率的に作業を進めながらスキルを磨く時間も持ち、自身の市場価値を高めることが重要です。

 

在宅でできる職種2:インサイドセールス

インサイドセールスとは、電話やインターネットを介して顧客とコミュニケーションを図り、商品やサービスの販売に結びつける職種です。

外勤型の営業職とは異なり、直接顧客を訪問することはありません。そのためパソコンとスマホがあれば、任意の場所で営業活動を行えます。

一般的にはオフィスでの勤務がメインですが、一部リモートワークを取り入れている企業も存在します。また、フリーランスのインサイドセールスとして複数の事業者のプロジェクトに参加することも可能です。

インサイドセールスの平均年収447万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

インサイドセールスに向いている人

顧客のニーズを理解し、適切な解決策を提案できる人に適しています。また電話やメールを使用したコミュニケーション能力も求められます。

インサイドセールスに転職するためのステップ

営業経験があると有利ですが、未経験向けの求人もあります。製品・サービスの知識を深めたうえで採用試験に臨むと効果的です。

テクノロジーの発達に伴うインサイドセールスの将来性 ★★★★☆

インサイドセールスの将来性は5点満点中星4点(高い)と評価できます。

インサイドセールスは、地理的な制約や移動コストなど、外勤型営業の抱えるデメリットをカバーしつつ、営業活動の効率化に寄与できる職種です。AIツールの活用により、顧客分析やデータ管理が自動化されるようになっており、インサイドセールスの役割は、今後ますます拡大すると予測できます。

ただしインサイドセールスとして将来性を広げていくうえでは、テクノロジーの進化に対応して、AIやデジタルツールを使いこなすスキルを高める努力が不可欠です。

 

在宅でできる職種3:データ入力スタッフ

データ入力スタッフは、紙媒体で保管されている資料やアンケート、音声データを顧客の指定するデジタル上の書式に入力する職種です。パソコンが一台あれば作業を完結できるため、リモートワークで働けます。

ただしデータ入力の仕事の特徴として、業務委託契約における報酬が低い場合が多く、自営型で働くのは難しいところがあります。そのため雇用型でリモートワークのできる求人を探す必要があるでしょう。

データ入力スタッフの平均年収

404万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」
361万円 データ引用元:求人BOX「データ入力の仕事の年収・時給・給料」

データ入力スタッフに向いている人

細部に対する注意深さを持つ人単純作業を苦にしない人に適した職種です。

データ入力スタッフにキャリアチェンジするためのステップ

資格や学歴は不問の仕事ですが、PC操作に関するスキルが求められます。とりわけタイピングの精度と速度が重要になる仕事です。キャリアチェンジを目指すうえではオンラインのタイピング練習ツールを活用してスキルを磨くことが推奨されます。

テクノロジーの発達に伴うデータ入力の将来性 ★☆☆☆☆

データ入力スタッフの将来性は、5段階中1点(かなり低い)と評価します。

テクノロジーの発達に伴い、人の手によるデータ入力の需要が減少する可能性が高まっているためです。たとえばOCR(光学文字認識)技術の向上により、文字起こし作業が不要になったり、AIの活用による自動データ入力が進んだりしています。

データ入力は短期的に見ると取り組みやすい仕事ですが、中長期的に見ると将来性に不安がつきまとう仕事といえるかもしれません。

 

在宅でできる職種4:オペレーター

オペレーターは、電話を通じて顧客からの問い合わせに応答し、情報提供問題解決のサポートを行う職種です。製品やサービスに関する質問に答えたり、注文処理やクレーム対応などを担当します。

オフィスに通勤して電話応対を行うスタイルが基本です。しかし企業によってはリモートワークを取り入れている場合もあります。また最近では業務委託契約を結んで、在宅で働けるケースも増えています。

オペレーターの平均年収

409万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

オペレーターに向いている人

人の話を聞くのが得意な人にはオペレーターの仕事が向いています。また、ときには顧客から厳しい言葉をもらうこともあるため、ネガティブな気持ちをひきずってしまうと後の顧客対応に悪影響が生じます。よって気持ちの切り替えが早い人にも適職です。

オペレーターにキャリアチェンジするためのステップ

オペレーターは資格や学歴不問で、誰でも始めやすい仕事です。業務の特性上接客スキルが優遇されます。サービス業に従事した経験がある場合には、面接時にアピールするとよいでしょう。

テクノロジーの発達に伴うオペレーターの将来性 ★★★☆☆

テクノロジーの発達がオペレーターの将来性に一長一短の影響をもたらすため、5段階中3点(普通)と評価します。

自動応答システムの発達により、顧客対応の一部が自動化され始めています。オペレーターの需要が一部減少する可能性は否定できません。しかし、複雑な問題の解決やクレーム対応においては、オペレーターの存在が不可欠です。

こうした状況を考慮すると今後オペレーターには、商品やサービスに対する専門的な知識高度な問題解決能力が、一層求められるようになると予測できます。

 

在宅でできる職種5:Webライター

Webライターは、Webサイトやブログ、SNSなどのオンラインメディア向けに文章を制作する職種です。ブログ記事やニュース記事、コラム記事などの執筆やYouTube動画のシナリオ作成、製品レビューなど多様なシーンにおいてWebライティングの需要があります。

一部、企業に雇用されて働くケースはあるものの、業務委託契約で働けるケースが一般的です。そのためフリーランスWebライターとして在宅で働く人が増えています。

Webライターの平均年収

408万円 データ引用元:副業フリー「【稼げない?】Webライターの平均年収は?300名のアンケート結果!」
442万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

Webライターに向いている人

Webライターは文章を書くことが苦にならない人向けの仕事です。また、収入アップのためには、SEOやセールスライティングなどの専門スキルが必須となります。そのため常に学び続ける意欲が求められます。

Webライターにキャリアチェンジするためのステップ

Webライターはフリーランスとして働くケースの多い職種です。しかし、いきなりフリーランスライターとしてデビューするのではなく、副業からWebライティングを始めて徐々に実績と経験を積むほうが、スムーズにキャリアチェンジできます。また自身のブログを開設・運用することも、ライティングスキルやSEOの知識を培ううえでおすすめです。

テクノロジー(AI)の発達に伴うWebライターの将来性 ★★★☆☆

Webライターの将来性は、AIの影響と市場の動向を考慮して5点満点中3点(普通)と評価します。

生成AIを活用した文章作成が、広く活用されるようになってきています。そのため、これまでライターへ外注していた記事作成の依頼を、AIでカバーしようと試みる企業・個人も徐々に現れ始めているのです。よって案件の総数が減少し、Webライティングの参入障壁が高まるかもしれません。

しかし、現段階ではAIによって書かれた記事の品質は低く、人間による修正の余地を多く残しています。また、書かれている情報の正しさについても人間が検証していかなければなりません。誤った情報の公開には大きなリスクがあるためです。

よってAIの作成した文章のチェック・修正には、Webライティングの特性を理解したライターの存在が欠かせません。こうした事情を踏まえると、高いライティングスキルを持つWebライターの需要はなくならないと予測できます。

 

在宅でできる職種6:Webデザイナー

WebデザイナーWebサイトやオンライン広告、バナーなどをデザインする仕事です。デザインの基本原則への理解や、IllustratorPhotoshopなどのデザインツールの使用技術は必須になりますが、デザイナーになるうえで特別な資格は必要ありません。

リモートワークを採用しているWeb制作会社に就職したり、フリーランスのWebデザイナーに転向することで、在宅ワークの環境を実現できます。

Webデザイナーの平均年収

360万円 データ引用元:ノマド家「【2024年】フリーランスの平均年収・給料は?年収1,000万円を目指す方法を解説」
369万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

Webデザイナーに向いている人

デザインの分野に関心が強い人にはWebデザイナーが向いています。またヒアリングを通じて的確に顧客の持つ要望や課題を抽出し、デザインに落とし込む必要があるため、高いコミュニケーション能力が求められます。

Webデザイナーにキャリアチェンジするためのステップ

Webデザイナーに転向するうえでは、デザインの基礎知識の習得が必須です。

またフリーランスを目指すならば、デザインスキルと併せてコーディング技術の習得をおすすめします。コーディングとは、でき上がったデザインを元にHTML/CSSJavaScriptなどのコードを記述して、Webブラウザ上にサイトを構築する技術です。コーディングを習得するとWebサイト制作の全工程を一貫して担当できるため、市場価値が確実に高まります。

テクノロジー(AI)の進化に伴うフリーランスWebデザイナーの将来性 ★★★★☆

Webデザイナーの将来性は、5点満点中星4(高い)と評価できます。

AIの活用によって仕事の一部を自動化できるものの、全体でみると人間の能力が不可欠になると考えられるからです。

最近では、ベースとなるデザインの作成をAIに任せられるようになっています。しかし顧客の求めるデザインへとカスタマイズするには、人間の持つクリエイティブ力が必要です。クリエイティブ力とは発想力や問題解決力、表現力を総称した能力を指します。デザインを通じて、売上や集客の向上など顧客の抱える課題を解決するために欠かせません。

またコーディングについては、簡単なものであれば生成AIに代行させることができますが、AIが生成するコードを最適化するためには、コーディングへの理解が必須です。

今後、豊かなクリエイティブ力や高度なコーディング技術を兼ね備えたWebデザイナーの需要が高まると予測できます。

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在宅でできる職種7:Webマーケター

Webマーケターは、インターネットを利用したマーケティング活動を企画・実行する職種です。SEOやSNSマーケティング、コンテンツマーケティング、Web広告運用などの手法のなかから、状況に合わせて有効な方法を選択し、ブランド認知度向上顧客獲得、売上や利益の向上を目指します。

リモートワークを採用しているマーケティング会社に就職したり、フリーランスのWebマーケターに転向したりして在宅ワークの環境を実現できます。

Webマーケターの平均年収

451万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

Webマーケターに向いている人

業務の特性上さまざまなデータや数値を扱うため、数字に強い人向きの職種です。また多岐にわたる情報を俯瞰しつつ有効な戦略を策定する論理的思考力や、トレンドや消費者の動向に対する強い好奇心を持つ人にも向いています。

Webマーケターにキャリアチェンジするためのステップ

Webマーケターは高い専門性を求められる仕事です。未経験の状態から正規雇用されたり、フリーランスに転向したりすると、相当の苦戦が予測されます。

オンラインの学習サービスでマーケティングについて学んだり、インターンシップアルバイトからキャリアをスタートさせたりして、スキルと経験を徐々に培っていくことが安全な方法です。

テクノロジーの発達に伴うWebマーケターの将来性 ★★★★☆

Webマーケターの将来性は、5点満点中星4(高い)と評価できます。

Webマーケティングの分野では、テクノロジーの進化により一部の作業が自動化されるようになっており、人間が介入する必要のない業務も生じています。

しかし、依然としてWebマーケターの需要がなくなることはないでしょう。むしろ最新のデジタルツールやAIの活用がスタンダードになってくると、個々のWebマーケターにおける仕事の質がより高まると予測できるためです。

デジタルツールは、短時間に膨大なデータを効率的に処理し、顧客の行動パター​​ンを高い精度で分析してくれます。一方、WebマーケターはAIによって抽出されたデータをもとに顧客の感情や背景にある動機を考察し、マーケティング戦略の立案へ注力できるようになります。

このような背景から企業の経営戦略上、Webマーケターの重要性はますます高まると予測できるため、将来性は高いといえるのです。

 

在宅でできる職種8:翻訳家

翻訳家はビジネス文書、文学作品、Webコンテンツ、学術論文、映像メディアの字幕など、さまざまな文書の翻訳業務を担う職種です。

クライアントの要望に応じて、堅めの雰囲気やカジュアルな雰囲気など、特定のトーンのテキストへまとめ上げる力が求められます。また原文の意味を正確に捉え、読者が自然に理解できるような言葉を選んで翻訳する必要もあります。語学力のみならず、文章の背景を理解する見識の深さが問われる仕事です。

リモートワークが採用されている翻訳会社に雇用されて働いたり、フリーランスの翻訳家として複数のクライアントからの翻訳案件を引き受けて働けます。

翻訳家の平均年収

411万円 データ引用元:通訳・翻訳ジャーナル「フリーランス翻訳家になるには? 年収・単価相場、必要なスキル、求人サイトを紹介」

496万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

翻訳家に向いている人

高い言語能力深い文化的理解を持ち、正確かつ自然な翻訳を行える人に適しています。また細部に対する注意力と長時間にわたる集中力も求められます。

翻訳家にキャリアチェンジするためのステップ

翻訳家を目指すうえでは、基礎的な語学力や翻訳スキルは必須です。「TOEIC」「JTFほんやく検定」などの検定を受験したり、海外に留学したりしながら語学力を磨くことをおすすめします。また社会人でも通学できる翻訳学校で、実務的な翻訳スキルを身につける方法もおすすめです。

テクノロジー(AI)の発達に伴う将来性 ★★★☆☆

テクノロジーの発達に伴う翻訳家の将来性は5点満点中星3(普通)と評価できます。

AIの進歩が翻訳家にとって一長一短の影響をもたらすためです。AIは目覚ましい進化を遂げており、基本的な翻訳作業は迅速に行われるようになっています。そのため細部までの正確さを求められない翻訳については、翻訳家へ依頼するケースが減少する見込みです。

しかし専門分野に関する文章については、単なる言語の置き換えでは不十分です。文書の書かれた背景文化的なニュアンスまで伝わるよう、言葉選びに慎重にならなければなりません。この場合にはAI翻訳では対応できず、専門家への依頼が現実的です。よって特定の分野において専門性を持つ翻訳家へと、需要が集中すると予測できます。

また、大まかな翻訳はAIに任せて校正・編集は自身で行うスタイルが、翻訳家の間でスタンダードになり始めています。AIを競争相手と捉えるのではなく、作業効率を高めるツールとして活用できる翻訳家の将来性はさらに高まるかもしれません。

 

在宅でできる職種9:動画編集者

動画編集とは、動画素材を使って映像作品を作成する仕事です。編集ソフトをインストールしたパソコンがあれば作業を行えるため、個人で働く仕事として適しています。動画編集の仕事を行うためには、Adobe Premiere ProFinal Cut Pro Xなど、映像編集ソフトの操作スキルの習得が必須です。

また断片的な動画素材をつないでいくうえでは、ストーリーを組み立てる能力も欠かせません。さらには、技術的課題をクリエイティブなアイデアで乗り越える問題解決力や、細部に注意を払い、品質を高める集中力など、求められる能力は多岐にわたります。

パソコンを使った編集作業が主となるためリモートワークを行いやすい職種の一つです。一件あたりの制作案件が高額になるケースもあります。そのためフリーランスの動画編集者も多く活動している状況です。

動画編集者の平均年収

180〜360万円 データ引用元:Movie Works「動画編集者・映像制作者の平均年収・給料は?動画クリエイターの収入事情を解説」
444万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

動画編集者に向いている人

技術的課題をクリエイティブなアイデアで乗り越える問題解決力に長けた人や、細部に注意を払える集中力の高さのある人に向いています。

動画編集者にキャリアチェンジするためのステップ

動画の編集技術が必須となるため、未経験の場合は独学動画編集のスクールに通うなどしてスキルを習得するところから始めるべきです。

スキルの習得後はクラウドソーシングを活用して小規模なプロジェクトから参加し、実績を積み重ねていきます。SNSやYouTubeへの自作動画の公開も、案件獲得に結びつけるために有効です。

テクノロジーの発達に伴う動画編集者の将来性 ★★★★☆

動画編集の将来性は5点満点中星4(高い)と評価できます。

AIの導入によって仕事の一部が自動化されるものの、作業全体でみると人間の能力が不可欠になると考えられるからです。

すでに制作現場ではAIツールの活用が進み、動画編集の半自動化が進んでいます。たとえばテロップ挿入のように、単純ながらも手間のかかる作業を自動化できる状況です。この変化は、単純な編集案件ばかり請け負っていた動画編集者の淘汰につながる可能性があります。

一方でAIの進化に伴い、動画編集者が専門的な編集作業に集中できるツールや環境が整ってきています。また企画段階から顧客と関わり、綿密な打ち合わせを通じて動画を作り上げるような案件では、今後も人間の力が欠かせません。

こうした状況を考慮すると、顧客の想いを汲み取りつつ、高度な編集技術を駆使して映像に表現できるクリエイターに、需要が集中すると予測できます。

 

在宅でできる職種10:イラストレーター

イラストレーターは、顧客の求めるイラストを制作する職業です。書籍や広告、Webサイトに用いられるイラストの作成や、SNS用のポートレート、キャラクターデザインまで多岐にわたる案件があります。

イラストレーターとして活動するうえでは、色彩理論、構図、キャラクターデザインなどの基礎知識と、それらをフルに活かせる描画能力が必須です。またデジタルイラストの依頼に対応するために、PhotoshopIllustratorなどのソフトウェアの操作能力が求められる場合もあります。

パソコンやタブレットなどのデバイスを使えばどこでも作業ができるため、在宅ワーク向けの職種です。イラスト制作会社に就職してリモートワークで働けるほか、フリーランスのイラストレーターとしても働けます。

イラストレーターの平均年収

288万円 データ引用元:平均年収jp「イラスタレーターの年収」
380万円 データ引用元:求人BOX「イラストレーターの年収」

イラストレーターに向いている人

これまで趣味でイラストを描いてきた人には、イラストレーターの仕事が向いているかもしれません。しかし、イラストレーターとして働くうえでは単にイラストが得意なだけでは不十分です。納期を厳守する自己管理能力や、最新技術を積極的に習得していく学習意欲の高さなどの資質も求められます。

イラストレーターにキャリアチェンジするためのステップ

美術系の大学・短大やイラスト専門学校に通うことでイラストレーターへの道が開かれやすくなります。とりわけ専門学校への通学は、イラストレーターを目指すうえで最もポピュラーな手段といえます。イラスト会社は専門学校へ求人をかけるケースが多いためです。

テクノロジー(AI)の発達に伴うイラストレーターの将来性 ★★☆☆☆

テクノロジーの発達に伴うイラストレーターの将来性は楽観視できない状況にあるため、5点満点中星2(低い)と評価します。

イラスト作成が自動化され、用途に合わせたイラストを誰でもかんたんに入手できるようになっている状況です。これを受けて案件数が減少し、イラストレーターの競争が激化しはじめています。しかし、独自の画風や構図を作れるイラストレーターには依然として需要が集まると予測できます。

確かにAIの書くイラストは、人が書くイラストの精巧さを凌ぐ場合があります。反面、AIが書くイラストには良くも悪くもAIらしさが含まれているのも事実です。AIによって書かれた作品はなんとなく察しがつくのではないでしょうか?よって高いオリジナリティが求められる案件においては、AIアートでは不十分です。

今後イラストレーターとして参入するうえでは、画力ばかり追求するのではなく、独自性や創造性を発揮したイラストの追求にシフトしていく必要があるかもしれません。

 

在宅でできる職種11:カウンセラー

カウンセラーは、個人やグループに対して心理的サポートや相談対応を行う職種です。

クライアントのメンタルヘルスの向上自己実現のため、悩みや願いに耳を傾け、適切な助言や心理療法を提供します。一言にカウンセラーといっても学校カウンセラーや産業カウンセラー、依存症カウンセラーなどさまざまな分野があり、ストレス社会の中で重要な役割を持つ仕事です。

カウンセリングと聞くと対面でのコミュニケーションをイメージするかもしれませんが、実のところスタイルはさまざまです。ビデオチャットや電話、メールを使ったカウンセリングもあるため、在宅勤務を実現しやすい職種といえます。

学校や企業、クリニックなどカウンセラーができる場は多岐にわたりますが、必ずしもリモートワークが認められているわけではありません。求人内容をしっかりチェックする必要があるでしょう。一方、カウンセラーとして個人でビジネスを開業すれば、好みのスタイルでカウンセリングが行えます。

カウンセラーの平均年収

384万円 データ引用元:求人BOX「カウンセラーの年収」
366万円 データ引用元:indeed「年収や給与を職種名で検索」

カウンセラーに向いている人

高圧的な態度ではクライアントが心を閉ざしてしまうことになりかねないため、穏やかな性格の人に適性がある職種です。またクライアントの話に丁寧に耳を傾ける傾聴力根気強さなども求められます。

カウンセラーにキャリアチェンジするためのステップ

特別な資格がなくてもカウンセラーを名乗ることができます。しかし、何らかのカウンセリングに関連する資格を保有しておくことが、転職活動や案件の獲得に有利になるケースが多いようです。

公認心理士臨床心理士の資格を取得するには、心理学科の大学を卒業していることが必須条件となります。一方、民間の資格であれば、学歴不要で取得できます。社会人からカウンセラーを目指す場合には検討してみるとよいでしょう。

テクノロジーの発達に伴うカウンセラーの将来性 ★★★★☆

カウンセラーの将来性は5点満点中星4(高い)と評価できます。

昨今、AIチャットを活用して悩みを気軽に相談できるようになりました。とはいえ相談者の悩みの背景を理解したり、心に寄り添って対応できるのは人間だけのため、カウンセラーの需要がなくなる状況になるとは考えにくいところがあります。

またZOOMやGoogle Meetなどのビデオチャットツールが、離れた相手との対面カウンセリングを可能にしました。さらにはcotree(コトリー)のような「カウンセリング専門のプラットフォーム」が現れ、カウンセリングを受けたい人とカウンセラーが速やかにマッチングできるようになっています。

このようにテクノロジーの発達に伴い、カウンセラーの将来性はさらに広がる見込みがあるわけです。

 

在宅でリモートワークするメリット・デメリット

この章では、在宅でリモートワークするメリット・デメリットを紹介します。

 

在宅でリモートワークを行う4つのメリット

在宅でリモートワークを行うメリットを4つ紹介します。

  • 通勤の負担がない
  • 働く場所や制約を受けづらい
  • 人間関係のストレスが少ない
  • 育児や介護とも両立しやすい

 

      通勤の負担がない

      在宅でリモートワークをする大きなメリットは通勤の負担がなくなることです。これまで通勤に充てていた時間を、趣味に打ち込む時間や家族と過ごす時間、睡眠時間などに活用できるようになります。

      また通勤に伴うストレスが軽減され、精神の健康が向上したり、通勤費用の節約にもなったりと生活のさまざまな面で良い変化が見られるようになります。

       

      働く時間や場所に制約を受けづらい

      リモートワークは働く場所や時間に制約を受けづらい特徴を持ちます。

      たとえば早朝深夜など通勤型のワークスタイルでは働けない場合の多い時間を選んで、業務に取り組むこともできます。また在宅で働くのみならず、気分転換を兼ねてカフェコワーキングスペースなど好きな場所で働けます。

      ただし働く時間・場所を自分の裁量で自由に決めたければ、自営型の働き方を選ぶ必要があります。雇用型のリモートワーカーの場合には、働く時間や場所に制約が設けられている可能性があるためです。

       

      人間関係のストレスが少ない

      職場の人間関係に悩む社会人は多いものです。大手求人サービス「doda」が2022年に実施した調査によれば、転職理由ランキングのうち「職場の人間関係」をあげる人の数が7位にランクインしています。

      一方でリモートワーカーは人付き合いが極端に限定されるため、対人ストレスが少ない傾向にあります。ときにはチームメイトや顧客と接する機会もありますが、メールやチャットなどのテキストコミュニケーションで済む場合も多く、対面でのやりとりは限られるものです。

      「できるだけ人との関わりを減らしたい」「職場の人間関係が面倒」という人には、リモートワークがおすすめできます。

       

      育児や介護と両立しやすい

      介護や育児との両立のしやすさも、在宅でリモートワークを行う魅力の一つです。小さな子どもがいたり、家族の介護が必要な人がいたりしても、面倒を見ながら仕事を進めることができます。

      さまざまな家庭の事情を抱える人にとって、リモートワークという働き方が大きな助けになりうるのです。

       

      リモートワークを行う3つのデメリット

      在宅でリモートワークを行うメリットを3つ紹介します。

      • 成果以外で評価されづらい
      • 仕事とプライベートの区別がない
      • 運動不足に陥りやすい

       

          成果以外で評価されづらい

          仕事上の評価は本来、成果のみで決まるものではありません。日々のコミュニケーションの姿勢やチーム内での協調性、職場での存在感・役割など「数値化されにくい要素」も評価の材料になります。

          一方、リモートワークは一人で働く時間の長いスタイルのため、人とのつながりのなかで生まれる「数値化されにくい要素」は評価対象になりにくい面があります。そのため成果物の質や、数値目標に対する達成度など、具体的な成果に基づく評価が中心になりがちです。

          このようにリモートワークの選択には、成果主義のシビアな側面がある点はあらかじめ押さえておく必要があります。

           

          仕事とプライベートの区別がない

          リモートワークは、プライベートと仕事の境界があいまいになる傾向にあります。仕事の時間がプライベートに侵食することで、知らず知らずのうちにストレスが蓄積してしまうことも少なくありません。

          この問題を解決するためには、仕事とプライベートを意識的に区別する工夫が必要です。たとえば始業時間と就業時間を明確に設定したり、作業スペースと生活スペースを区別したりといった具合です。

          プライベートと仕事の切り分けはメンタル面のケアにつながり、長期的に仕事の生産性を高めるためにも有効です。

           

          運動不足に陥りやすい

          リモートワークの特徴として、パソコンの前に長時間の座りっぱなしのケースが多く、身体の不調を招きやすくなることが挙げられます。長時間同じ姿勢を続けるため血流が滞り、目・肩・首・腰など身体のコリが起こりやすくなります。

          健康を維持するためには、定期的に体を動かす工夫が必要です。たとえば1日のスケジュールにウォーキングを組み込んだり、30分ごとに立ち上がりストレッチをしたりすると効果的です。また仮眠の時間や家事の時間を途中に差し込み、目を休める時間を意識的に設ける必要もあるでしょう。

          適度な運動と休息を取り入れることで、仕事効率の向上も見込めます。

           

          リモートワークが向いている人・向いていない人

          この章では、リモートワークが向いている人、向いていない人を紹介します。

           

          リモートワークに向いている人3選

          リモートワークに向いている人を3種類紹介します。

          • 自己管理能力の高い人
          • 一人での作業を好む人
          • ビジネス上のコミュニケーションはそつなくこなせる人

           

              自己管理能力の高い人

              リモートワークに適している人は、高度な自己管理能力を持っている傾向にあります。

              リモートワークは基本的に他人の目の届かないところで業務を行うスタイルです。その点、自己管理能力のある人は、他人からの監視や指示がなくても効率的に業務を進められます。

              また作業環境の整備やタスクの優先順位付け、時間の使い方などあらゆる面で自己管理力が問われます。そのため自分を律しながら業務に取り組めるかどうかが何より重要になるのです。

               

              一人での作業を好む人

              リモートワークは基本的に単独での業務がメインとなるため、一人で作業を進めることを好む人には絶好の環境です。

              他人から干渉されるのをストレスと感じたり、自分のペースで仕事を進めることに魅力を感じたりする場合には、リモートワークがおすすめできます。

               

              ビジネス上のコミュニケーションはそつなくこなせる人

              リモートワークに適している人の特徴として、一人での仕事を好むけれども、ビジネス上のコミュニケーションをそつなくこなせるといった点が挙げられます。

              リモートワークにおいては対面のコミュニケーションが少ない代わりに、メールやチャットなどを用いたテキストコミュニケーションが頻繁に発生します。

              対面コミュニケーションでは、表情やジェスチャーなど、会話以外の手段を用いて円滑に伝わっていた情報が、テキストコミュニケーションにおいてはうまく伝わらないケースもしばしばです。そのため、相手に誤解や疑問、ストレスを与えないように配慮したうえでメッセージのやりとりを行う必要があります。

              つまりリモートワークは、高度なビジネスコミュニケーション能力を持つ人が向いているのです。

               

              リモートワークに向いていない人3選

              リモートワークに向いていない人を3種類紹介します。

              • 仕事が好きではない人
              • 集中力に自信がない人
              • オン・オフの切り替えができない人

               

                  仕事が好きではない人

                  そもそも今の仕事があまり好きではない人には、リモートワークは向かないかもしれません。

                  仕事への情熱やモチベーションが低い状態では、リモートワークのような自己管理と自己駆動が求められる環境になじまないためです。

                  仕事が好きではない人がリモートワークを選ぶ場合、タスクの遅延仕事の質の低下につながる可能性が高まります。

                   

                  集中力に自信がない人

                  集中力に自信のない人には、リモートワークが向かない可能性があります。

                  在宅勤務はプライベートと隣り合わせのため、業務の進行が断続的になる傾向にあります。そのため集中力を保つのが難しく、生産性が低下しがちです。

                  万人にとって気が散りやすい環境である点は否めないため、とりわけ集中力に自信がない人には、リモートワークはおすすめできません。

                   

                  オンオフの切り替えができない人

                  オンオフの切り替えができない人には、長期的なリモートワークが向いていない可能性があります。

                  寝食を忘れて働くワークスタイルは、短期的には高いパフォーマンスを出せるかもしれません。

                  しかし、長期的にリモートワークに取り組むならばオンオフの切り替えが必須です。もし常に仕事のことが頭から離れないような状態が長く続いては、仕事の効率が低下したり、精神的に疲弊してしまったりします。

                  在宅勤務は仕事とプライベートの区別が曖昧になりやすいからこそ、オンオフを切り替えられる人でなければ務まらない可能性が高いといえます。

                   

                  在宅でリモートワークできる仕事を探す方法を紹介

                  この章では、在宅で働ける仕事を探す方法を、「雇用型の仕事を探すケース」「自営型の案件を見つける方法」に分けて紹介します。

                   

                  雇用型の仕事を探す3つの方法

                  雇用型の仕事を探す方法を3つ紹介します。

                  • 求人サイトで探す
                  • 転職エージェントを活用して探す
                  • ハローワークで探す

                   

                      求人サイトで探す

                      求人サイトを利用すれば、職種や雇用形態、希望の勤務地、実務経験の有無など多様な条件で求人を絞り込めるため、自分に合った仕事を効率的に探せます。もちろんリモートワークのできる求人を抽出することも可能です。

                      代表的な求人サイトをいくつか紹介します。

                      大手求人サイト

                      リクナビNEXT:リクルートが運営する知名度抜群の転職・求人サイト。2024年1月現在の求人数は約10万件。毎週水・金曜日に求人が更新される。
                      doda(デューダ): 国内最大級の求人数を誇る求人サイト。2024年1月現在の求人数は22万件。毎週月・木曜日に求人が更新される。
                      Indeed(インディード): 世界最大の求人サイト。日本のみならず多くの国で利用されている。職種と勤務地を主軸として国内外の求人探しができる。

                       

                      転職エージェントを活用して探す

                      転職活動の専門家であるエージェントの力を借りて仕事を探す方法もあります。様々な業界の採用動向を捉えたうえで、あなたのニーズに合致する求人を探してくれるのが特徴です。

                      また転職エージェントは仕事探しに留まらず、履歴書添削や模擬面接など転職活動全般のサポートを実施してくれます。そのため自力で転職活動を進めるよりもはるかに効率的です。

                      ここでは大手転職エージェントサービスを3種類紹介します。

                      大手転職エージェントサービス

                      リクルートエージェント:リクルートが運営する国内最大手、保有求人最多のエージェントサービス。対応エリアも広く、全国どこで働く場合にも活用できる。
                      doda(デューダ):転職エージェントサービスとしては業界2位の求人保有数。転職エージェント・転職サイト・スカウトサービスが一体化されており利便性が高い。
                      マイナビエージェント:大手サービスの中では求人数がやや少なめだが、サポートの手厚さが魅力の転職エージェントサービス。

                       

                      ハローワークで探す

                      ハローワークも、仕事を探すうえで忘れてはならない重要なリソースのひとつです。

                      地元密着型のサービスのため、近隣の求人を見つけられます。またキャリアカウンセラー専門のアドバイザーが在籍しているため、仕事を探すうえで有益なアドバイスも受けられます。

                      ハローワークは実際に通ってサポートを受ける場と捉えられがちですが、現在はWebサイトで求人を確認できます。

                      ハローワークインターネットサービス

                       

                      自営型の案件を見つける5つの方法

                      自営型の案件を見つける方法を5つ紹介します。

                      • クラウドソーシングサイトで探す
                      • 転職エージェントを活用して探す
                      • ハローワークで探す

                       

                      クラウドソーシングサイトで探す

                      クラウドソーシングサイトは、仕事を探す人と仕事を依頼したい人をつなぐマッチングサービスです。案件探しや依頼主とのやりとり、報酬の受け取りまで全てサイト上で完結します。

                      クラウドソーシングで仕事を探すメリットは、実績が少ないうちでも挑戦できる案件を見つけやすい点です。初心者向けのものから専門スキルが必要なものまでさまざまなレベルの案件がそろっています。

                      デメリットは、社会全体で見た相場に比べて報酬の低い案件が多く、大きく稼ぎづらい点です。なかには高単価な案件もありますが、求められるスキルが高度であったり、人気のため競争が激しかったりします。

                      よって初心者の状態で条件の良い案件を請け負うのは困難です。報酬にこだわらず、まず案件を受注して実績を積みたいと考える場合には、クラウドソーシングサイトが適しているかもしれません。

                      代表的なクラウドソーシングサイトの一例

                      クラウドワークス:日本最大級のクラウドソーシングサイト。ライティングやWebデザインなど幅広いジャンルの仕事を取り扱っている。
                      ランサーズ:クラウドワークスに並ぶ、クラウドソーシングサイトの大手。クラウドワークスと同様に、多様なジャンルの案件を請け負える。クラウドワークスとランサーズでは、紹介されている案件は異なるため、両方登録しておくのがおすすめ。
                      サグーワークス:ライティング系の案件紹介に特化したクラウドソーシングサイト。

                       

                      スキルマーケットで自分のスキルを売る

                      スキルマーケットは、自分のスキルを商品のように出品できるオンラインサービスです。

                      自分のスキルを購入してもらえるように、サービス内容を考えたりPR文を書いたりと登録には若干手間がかかるところもあります。しかし、一度登録を完了させれば継続的に案件を受注できる窓口として機能するため、利用を検討してみるとよいかもしれません。

                      スキルマーケットは仕事を請け負いたい人と仕事を頼みたい人のマッチングの場という側面を持つため、クラウドソーシングサイトと似ているところがあります。しかし、仕事を請け負う側主導で業務の内容や範囲、報酬を自由に決められる点は、スキルマーケット独自の強みです。

                      ただし報酬額を決められるといっても同業者のライバルが多いため、低価格を打ち出していかなければ契約に結びつきにくく、価格競争に巻き込まれやすい面があります。

                      代表的なスキルマーケットサイトの一例

                      ココナラ:日本最大級のスキルマーケット。高い知名度を誇り、仕事を頼みたい人が多く集まるため、まずは登録しておきたいサービス。サービス販売時に売り上げに対して22%の手数料を支払う必要がある。
                      スキルパッケージ:ランサーズが運営するスキルマーケット。販売時手数料は16.5%と安めに設定されている。しかし、知名度が低いため集客力ではココナラに一歩譲る。

                       

                      フリーランス向けエージェント

                      フリーランスエージェントとは、個人事業主と企業をつなぐ仲介サービスです。エージェントが、利用者の希望やキャリアを考慮し案件を提案してくれるため、条件の良い仕事を効率的に見つけられます。

                      エージェントを通じて仕事を探すメリットの一つに、交渉の代行をしてくれる点が挙げられます。契約条件や報酬の交渉は、収入アップのために欠かせません。しかし、クライアントとの関係悪化のリスクを孕むため、個人事業主にとって悩みの種になりやすいものです。

                      その点、フリーランスエージェントでは業界に精通したエージェントがクライアントとの交渉を代行してくれるため、精神的にかなり負担が少なくなります。また好条件を引き出してくれる可能性も高まります。

                      フリーランス向けに長期的なキャリアサポートを提供しているのもフリーランスエージェントの特徴です。キャリアアドバイスやスキルアップを目的とした研修など、サポート内容が充実しています。

                      一方、フリーランスエージェントのデメリットとして、経験者向けの案件が多い点が挙げられます。新規参入時はマッチングが成功しづらいかもしれません。

                      よって、この記事で紹介している他の方法で案件を探しながら実績を積みつつ、フリーランスエージェントで条件の良い案件を受注するチャンスを伺っていくのがおすすめです。

                      代表的なフリーランスエージェントの一例

                      レバテックフリーランス:業界最大級の案件数を誇るフリーランスエージェント。エンジニア向けのサポートが充実している。
                      ミッドワークス:IT系フリーランス専門で、案件数は常に3,000件以上を誇る。保険制度や税務保障制度が充実しており、正社員並みの待遇の案件を提供している。
                      レバテッククリエイター:Web・ゲーム業界に特化したエージェント。イラストレーター向けの案件も見つかる。
                      Video Worksエージェント:動画編集に特化したエージェント。動画編集のスキルアップやキャリアアップをサポートしている。
                      Waris:翻訳・通訳に特化したエージェント。翻訳業界の最新情報やノウハウを提供しており、スキルアップにも役立つ。

                       

                      直営業で積極的に案件を獲得する

                      直接、企業や個人に営業をかけて案件を得る方法は、ハードルが高く感じるかもしれません。しかし、そのメリットは計り知れないものがあります。

                      まず直営業はクラウドソーシングサイトやスキルマーケットのように、売り上げに対する手数料を支払う必要がありません。こうしたサービスサイト内には、独自の報酬相場が存在します。サイト内の報酬相場については、業界の相場から考えれば適正な対価と言いがたい場合もしばしばです。

                      一方で直営業ならば交渉次第では、適正な報酬で案件を請け負える可能性を秘めています。

                      直営業の方法にはダイレクトメールSNSの活用などの手法があります。SNSは経営者や管理職クラスの人とつながりを作りやすい媒体です。交流を深めているうちに、案件の獲得につながることも珍しくありません。

                      自営型のスタイルを選ぶつもりならば、クラウドソーシングサイトやスキルマーケットのみならず、直営業で案件を獲得する道を模索すべきです。

                       

                      まとめ

                      この記事では在宅でできる職種を紹介しました。それぞれの仕事の特徴を以下にまとめます。

                      仕事の種類

                      特徴

                      ITエンジニア

                      顧客の要求に応じたソフトウェアの設計・開発・テスト・保守を行う職種

                      インサイドセールス

                      電話やインターネットを介して顧客とのコミュニケーションを図り、商品やサービスの販売に結びつける職種

                      データ入力スタッフ

                      紙媒体で保管されている資料やアンケート、音声データを顧客の指定するデジタル上の書式に入力する職種

                      オペレーター

                      電話を通じて顧客からの問い合わせに応答し、情報提供や問題解決のサポートを行う職種

                      Webライター

                      Webサイトやブログ、SNSなどのオンラインメディア向けに文章を制作する職種

                      Webデザイナー

                      Webサイトやオンライン広告、バナーなどをデザインする職種

                      Webマーケター

                      インターネットを利用したマーケティング活動を企画・実行する職種

                      翻訳家

                      ビジネス文書、Webコンテンツ、学術論文など、様々な文書の翻訳業務を担う職種

                      動画編集者

                      動画素材を使って映像作品を作成する職種

                      イラストレーター

                      顧客の求めるイラストを制作する職種

                      カウンセラー

                      個人やグループに対して心理的サポートや相談対応を行う職種

                      在宅でリモートワークのできる職種へとキャリアチェンジできれば、通勤のストレスや人間関係の悩みを解消できるかもしれません。また育児や介護など家庭の事情を抱える人であっても、ワークライフバランスを取りながら働ける機会が得られます。

                      一方で、プライベートと隣り合わせの働き方のため、徹底した自己管理が必須となる点には注意が必要です。また、成果のみで評価を受けるケースが多いシビアなワークスタイルであることも事前に押さえておくべきです。

                      メリットとデメリットを両面から検討したうえで、やはりリモートワークに魅力を感じるようであれば、キャリアチェンジのためにぜひ一歩踏み出してみましょう。

                      ZeroPlus Mediaはあなたの挑戦を応援します。

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