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Web制作に必要なパソコンのスペックについて解説。CPU・メモリ・SSDとは?

ITリテラシー

2024/03/27

2024/03/27

この記事では、パソコンを構成する主な3つのパーツ、CPU・メモリ・ストレージと、プログラミング学習に必要なパソコンのスペックについてわかりやすく解説します。

ノートパソコンの具体的な選び方については、こちらの記事で解説しています。

この記事のまとめ

重要な3つのパーツ

  • CPUとは:脳みそ
  • メモリとは:机の広さ
  • ストレージとは:引き出しの大きさ

    ZeroPlus Gateについて

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    重要な3つのパーツの役割

    パソコンのスペックを左右する3つのパーツ、CPU・メモリ・ストレージの役割について解説します。

    重要な3つのパーツの役割

    CPUはパソコンの全ての処理を司っている部分で、例えるなら脳みそです。

    若くて優秀な(新しくてグレードの高い)CPUは、高度な演算処理や高負荷なタスクを処理することができます。その一方でグレードの低いCPUは、重たいタスクをしようとするとカクついたり、フリーズしてしまうことがあります。CPUのスペックは、パソコン全体のスペックを大きく左右します。

    メモリはパソコンの短期記憶を担っている部分で、例えるなら作業机の広さです。

    パソコン上では、さまざまなアプリやソフトが動いています。それらはメモリの上で動かされているため、メモリの容量が大きい(=作業机の広さが大きい)ほど、さまざまな作業を同時並行で行うことができます。メモリの容量が小さいと、メモリ不足でソフトが一時的に開けなくなったり、行なっている作業がカクついたりすることがあります。

    ストレージはパソコンの長期記憶を担っている部分で、例えるなら引き出しの容量です。

    大きな引き出しには、多くの書類や写真をしまっておくことができます。パソコン上に入っているたくさんの情報は、全てストレージの中に入っています。大きいストレージのモデルを選べば、容量を気にせずたくさんのデータを保存できます。

     

    できる作業の目安

    モデル/CPU、メモリ、ストレージごとに、ストレスなく快適にできる作業の目安をまとめました。

    モデルとCPU

    世代にも左右されますので、あくまで目安としてお考えください。
    最近のチップは性能が上がっており、ここで示している以上の作業も快適にできることが多いです。

    ミドルクラス

    例:MacBook Air, Intel Core i5, Ryzen 5 

    それぞれのパーツの詳しい解説

    OS:MacとWindowsってそもそも何?

    Mac(Mac OS)とWindowsは、どちらもパソコンのOS(オペレーティングシステム)です。パソコンは、機械だけでは動かない無用の長物です。OSと呼ばれる土台となるソフトウェアが導入されて、初めてパソコンは起動し、人間からの命令を受け付ける状態になります。

    MacとWindowsに、基本的な機能で大きな違いはありません。どちらを選んでも、プログラミング学習を問題なく進めることができます。簡単にいえば、買うだけで一定のスペックが保証されているのがMac自分の用途に合わせて選択できるのがWindowsだとお考えください。

    Macのメリットといまひとつな点

    Macは、パソコン本体からパソコンを動かすソフトウェアまで、全てをAppleが作ったパソコンです。 Macは一つのブランドとなっているため、Macを買えば一定のスペックは担保されることになります。またiPhoneやiPadを持っている場合、便利な連携機能を使うことができます。

    便利な連携機能の例:

    • AirDrop:ワンタップでファイルやURLなどを送信・共有することができる。
    • ユニバーサルクリップボード:iPhoneでコピーしたテキストや画像などを Macにペーストできる。その逆も可能。(iPhoneとiPadでも同じことができます)
    • SideCar:iPadを簡単にサブディスプレイとして利用できる。 など

    Macのいまひとつな点は、まれにMacで動かないソフトがあることです。多くのソフトはMacで問題なく動きますが、まれにMacに対応していないソフトや、機能が制限されているソフトがあります。自分の使いたいソフトが、Macに対応しているか確認しておきましょう。

    また、WordやExcelなどのOfficeソフトはMacには標準では付属しないため、必要な場合は別で購入・準備する必要があることにも注意してください。プリインストールされているソフトで代用することはできます。

    Microsoft Officeソフトは、Windows版とMac版で使い勝手が異なります。Mac版のOfficeソフトはやや使いにくいので、Officeを頻繁に使用する方はWindowsパソコンを選ぶのがおすすめです。

    Windowsのメリットといまひとつな点

    Windowsは、プログラミングはもちろん、ゲームなどのさまざまな用途に適しています。Macに対応しておらず、Windowsでしか動かないソフトもあります(もちろんその逆もあります)。

    さらにタブレットとパソコンになる2in1と呼ばれるタイプなど、メーカーによって幅広いモデルが揃っています。選択肢が非常に豊富なので、あなたに合った一台がきっと見つかります。

    Windowsのいまひとつな点は、メーカーによってスペックや作りに大きな差があるところです。同じWindowsパソコンでも、メーカーによって使い勝手やスペックがかなり異なります。Windowsパソコンを購入する前には、実際に店頭に行って実機を触ってみて、店員さんと相談してから購入すると安心です。

    コラム:AndroidもOS

    スマホなどでよく耳にする「Android」は、実はスマホのOSの名前です。ちなみにiPhoneは、「iOS」というOSで動いています。OSにはそのほかにもさまざまな種類がありますが、ここでは紹介を割愛します。プログラミング学習を深くまで進めていくと学ぶことになる内容ですので、楽しみにしておいてください。

     

    重要な3つのパーツの役割

    CPU:パソコンの頭脳

    CPUは、パソコンの全ての処理を司っている部分です。

    Macの場合

    2024年4月現在、Apple製のCPUの最新版はM3です。Mの後の数字は世代を表していて、大体1年ごとに数字が一つずつ上がっていきます。

    Macに搭載されているMチップはとても高性能なチップなので、性能の心配をする必要はありません。

    MacのノートパソコンはMacBook(マックブック)という名前で、AirとProの2モデルがあります。特に高負荷の作業(3Dや高度な動画編集など)をする予定がない場合は、Airのモデルがおすすめです。

    MacBook AirにはM1モデルと最新のM2モデルがありますが、内部面で大きな違いはほとんどないため、より安くなっているM1のモデルをおすすめします。M1は1世代前のチップになりますが、素晴らしいスペックを誇る非常に優秀なCPUです。

    Windowsの場合

    Windowsに搭載されているCPUには、主に「Intel Core」シリーズと「Ryzen」シリーズがあり、後ろにつく数字(3/5/7)によってグレードが変わります。どちらも違う種類のCPUで細かい違いはあるものの、数字が同じであれば大体同じ程度のパフォーマンスが出せると考えてください。

    右にスクロールできます→

    CPUの種類(レベル)快適にできることの例
    Intel Core i3・Ryzen 3(下位レベル)ネットサーフィン・WordやExcelを使った軽事務作業
    Intel Core i5・Ryzen 5(中位レベル)簡単な動画編集・プログラミングでの開発
    Intel Core i7・Ryzen 7(上位レベル)高度な動画編集・マルチタスキング

    プログラミングをする場合には、後ろについている数字が「5」か「7」のモデルを選んでください。

    どちらを選んでも、基本的なプログラミングは全く問題なく行うことができます。もちろん予算があるのであれば、より上位のグレードのパソコンを買っておくに越したことはありません。

    また、Core の上位ブランドとして「Intel Core Ultra」や、「Intel Evo」と書いてあるものもあります。「Ultra」「Evo」と書いてあれば、スペックに関してはまったく心配無用です。

    メモリ:机の大きさ

    メモリは、パソコンの短期記憶を担っている部分です。

    メモリは、最低8GB、余裕があれば16GBにしてください。
    特に今後パソコンを4~5年使っていく、PhotoshopやIllustratorといったデザインの編集ソフトを本格的に使う予定や見込みがある、といった方は16GBにしておくことをおすすめします。

    メモリ8GBで、多くの作業は快適に行うことができます。プログラミングが板についてきてもっと高度なことに挑戦したくなったときに、さらに容量を増やしたモデルに買い替えるとよいでしょう。4GBでは少ないので、最低でも8GBにしてください。

    プログラミングを行う時には、コードを書きながら調べ物をしたりと、パソコン上でさまざまなタスクを並行して行うことになります。予算が許すなら16GBにしておくと、重たい作業でも快適に作業できます。

     

    ストレージ:引き出しの大きさ

    ストレージは、パソコンのデータを保存する部分です。

    ストレージは、最低256GBから、用途や使用目的によって調整しましょう。

    ストレージは引き出しの容量です。写真や動画を多く撮って保存したい人は、256GBでは少ないかもしれません。その場合は、512GBや1TB(テラバイト)など、予算に合わせて調整してください。

    HDDとSSDの違い

    ストレージにはHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2つの種類があります。

    それぞれの詳しい特徴については省略しますが、SSDの方が読み込みのスピードが速く、パソコンが快適に動くようになりますので、SSDのストレージを搭載しているモデルを選択してください。

    最近のパソコンのほとんどはストレージとしてSSDを搭載していますので、あまり心配する必要はありません。

     

    自分のパソコンのスペックを確認してみよう

    最低限必要なスペック

    • CPU(脳みそ):Apple M1 または Intel Core i5以上
    • メモリ(机の広さ):8GB以上
    • ストレージ(引き出しの容量):256GB以上

    Macの場合

    左上のリンゴマーク→「このMacについて」をクリックすると、概要にスペックが表示されます。「チップ」はCPUのことです。

    ストレージは「ストレージ」タブを開くと見ることができます。

    チップに「Intel Core i3」などと表示されている場合は、少し古いMacです。学習を進めるうえでは少しパフォーマンスが不足するかもしれませんので、この機会に新しいパソコンを購入してみてもいいかもしれません。

    Macの場合はシステム環境設定をクリック

    Windowsの場合

    Windows11の場合、「設定」画面を開いて一番下までスクロールし、「バージョン情報」をクリックするとCPUとメモリのスペックが確認できます。

    「プロセッサ」がCPU、「実装RAM」がメモリを表します。

    ストレージの容量は、「PC」から確認できます。通常、「C」と書いてあるところが内蔵されているストレージを表します。

    メモリとCPUの確認方法

    ストレージの確認方法

     

    まとめ

    ノートパソコンの選び方、おすすめのノートパソコンについて解説しました。必要なスペックをまとめます。

    最低限必要なスペック

    • CPU(脳みそ):Apple M1 または Intel Core i5 / Ryzen 5 以上
    • メモリ(机の広さ):8GB 以上 16GBがおすすめ
    • ストレージ(引き出しの容量):256GB 以上 512GBがおすすめ

        自分に合ったパソコンを見つけて、楽しくプログラミング学習をスタートさせてください!

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        1. 目標に向けて何を学べば良いかわからない
        2. 調べても解決策が見つからない
        3. 現場レベルのスキルが身につくのか不安

        これらの悩みは、学習環境を整えることで全て解決することができます。

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        1. なんでも相談できる専属メンター
        2. いつでも技術相談ができるプロ講師
        3. 元IT企業CTO監修のカリキュラム

        条件なしでこのレベルの環境を無料で提供しているのはZeroPlus Gateだけです。
        ただし、無料サービスの提供には参加者の数に制限があります。

        少しでも興味がある方は、以下のリンクからサービスの詳細をご覧ください。

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        この記事の監修者

        稲田稔

        エンジニア

        株式会社TOMAPのエンジニアです。プロダクトを作ったり、自動化したり、自社システムを開発したり、いろいろな裏側を支えています。

        この記事の執筆者

        ZeroPlus Media変種部

        ZeroPlus Media編集部

        ZeroPlusは、「フリーランス特化型プログラミングスクール」です。ZeroPlus Mediaでは、フリーランスとして活躍する際に役立つ有益なプログラミングやWeb制作に関する情報を発信しています。

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