Webデザイナーを目指してスキルを学ぶ際に、独学するかWebデザインスクールで学ぶかについて悩む方は実に多い印象です。独学はお金がかからないけれど、どうやって学ぶかは自分で決める必要があるため、ハードルが高く感じますよね。
一方で、ネット上では「スクールは意味がない」といった意見もあるため「スクールに高い学費を払っても、無駄になってしまうのかな?」と不安になるのではないかと思います。
結論、Webデザインスクールを上手に活用すれば、効率よく目標を達成できます。ただしそのためには、スクールがどのような場所かを正確につかんだうえで、ご自身にとって最適なスクールを選ぶことが必要です。
この記事では、Webデザインスクールが無駄と言われる理由や、利用するメリットを解説しています。記事の後半では、スクールを無駄にしないための行動や正しいスクールの選び方を紹介しています。
最後までお読みいただきますと、スクールを利用して目的を達成するための心構えを作れます。
- Webデザインスクールが無駄と言われる理由を知りたい人
- Webデザインスクールを無駄にしたくない人
- スクールへの通学を迷う自分の背中をそっと押して欲しい人
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目次
Webデザイナースクールは無駄と言われる3つの理由
「Webデザインスクールは無駄」という意見にしっかり耳を傾けることはとても大切です。いずれも決して的外れな意見ではないため、直視することでWebデザインスクールへの理解を深められます。
ここでは「Webデザイナースクールは無駄」と言われる理由を3つ紹介します。
独学でも身につくから
「独学でも学べることに対して、大金を払う必要がないのでは?」という意見です。
確かにスクールの学費は、20〜40万円が相場のため高額です。独学でWebデザイナーになった人から見ると、無駄なコストのように感じられるのでしょう。
しかし独学は誰にでもおすすめできる方法ではなく、かなり険しい道であるといえます。
Webデザイナーに必要とされる膨大な知識とスキルを体系立てて、学習計画に落とし込む必要があるためです。過去にアルバイトやインターンでWeb業界に関わっていたために、多少なりとも知見のある方ならば可能かもしれません。しかし、未経験者にとっては難しいといわざるをえません。
学習を始めてみると疑問にぶち当たり、つまずくのは日常茶飯事です。近くに相談できる人がいない環境では、自分で解決して進める必要があります。疑問の解消に多くの時間を費やしていては、次第に気持ちが萎えてしまっても無理はありません。
適切に学習計画を立て、困難に負けない強い意志を持った人のみが、独学を成功させられると考えるべきです。
期待するほどの実力が身に付かなかった
スクールを利用した方の体験談のなかには「期待するほどの実力が身に付かなかった」という意見が散見されます。こういった感想を抱く背景には、二つの要因があります。
一つ目の要因は自分に合わないスクールを選んでしまったケースです。
スクールごとに違った特色があり、卒業時の到達点もそれぞれ異なります。自分の目指す目標に対して適切でないスクールを選んでしまったのなら、卒業後のレベルに不満を覚えるのは無理もありません。
この記事の後半では、正しいスクールの選び方について詳しく解説しておりますのでぜひ参考にしてくださいね。
二つ目の要因としてスクールがどのような場所かを、理解しないまま入学してしまったケースが挙げられます。
「スクールを卒業すれば、プロ並みのスキルが身についているはず」といった具合に、期待値が過剰になっていて現実とのギャップが生じている状態です。
スクールはプロ並みのスキルを身につける場というよりは、Webデザイナーのスタートラインに立つための基礎を、短期間で効率よく培う場です。しかし、高額な学費を払っているわけですから、卒業後の姿に対する期待が大きくなる気持ちも理解できます。
とはいえ現役で活躍するプロのデザイナーでさえ継続的な学習をしながら、スキルを磨いています。数カ月、スクールに通うのみで、現役デザイナーの実力に追いつこうとしても無理な話です。
スクールはWebデザイナーになる土台作りをする場所であると認識したうえで、通う必要があるのかどうかについては慎重に検討すべきです。
スクールを卒業しても活躍できるかはわからない
スクールを卒業しても「Webデザイナーとして活躍できるかどうかはわからない」という意見もあります。確かにスクールを卒業後、すぐにWebデザイナーとして活躍できるほど甘くないのが現実です。
Webデザイナーになってからの行動が、活躍できるかどうかを決めます。
Web業界の技術は日々アップデートされるため、スクールで学んだことがすぐに通用しなくなることも珍しくありません。卒業後も地道にデザインスキルを磨いたり、マーケティングや対人スキルなどデザイン以外の分野についても、貪欲に学ぶ必要があります。
その一方で、スクールで学べるWebデザインの基礎については、Webデザイナーとして活動するために、最低限習得しておくべき内容です。基礎なしにWebデザイナーとしての活躍は、まずありえません。
スクールでの学びをとおして、Webデザイナーとして活躍するための土台作りは確実に行えます。
Webデザイナースクールに通う4つのメリット
Webデザインスクールが無駄と言われる理由を理解したうえで、利用するメリットに目を向けていきましょう。過度な期待を抱くことなく、ご自身にとってスクールへの通学が必要であるのかを、冷静に判断できます。
効率よく基礎的なスキルを身に付けられる
Webデザイナーとして働くために必要な基礎スキルを、最短で効率よく学べるのがスクールの大きなメリットです。
独学では何から学んでいいのかわからず、悩んでしまうケースが多々あります。スクールのカリキュラムについては既に体系化された状態で迷わずに学べます。
早期にWebデザイナーとしてのスタートを切れば、その分Webデザイナーのキャリアを長く積めます。過ぎ去った時間は絶対に取り戻せないため、時間にはお金以上に貴重な価値があるのです。
確かにスクールの学費は高額です。しかし、未来の時間を買っているという視点を持つと、学費を払う価値を見出しやすくなります。
わからないことをすぐに相談できる
Webデザインの学習を進めていくと、たくさんの疑問にぶつかります。ネットで調べて、すぐに解決できる疑問だけではなく、自力では対処の難しい問題も生じます。
一つの疑問に延々ととらわれていては、貴重な時間がどんどん過ぎ去っていきます。わからないところはひとまず飛ばして、先に進む方法もあります。しかし、疑問を残したまま先へ進んでも、さらに大きな疑問にぶつかり挫折を味わう可能性は高まります。
一方、スクールではすぐに講師に質問のできる環境が整っているため、疑問を速やかに解消して先に進めます。
また、ある程度デザインが作れるようになったときに、スキルアップを図るうえで第三者からのフィードバックは欠かせません。自分で作ったデザインの良し悪しや、改善点を、自力で見出すのは至難の業だからです。
スクールであれば作成したデザインを添削してもらえるため、効率的に成長できます。
人との繋がりが生まれる
人との繋がりが生まれる点は、スクールに通う価値の一つです。受講生同士でコミュニティを形成しているスクールが多くあり、切磋琢磨しながらスキルを磨けます。
Webデザインに関わる人との繋がりを短期間に作ることは、独学ではなかなか難しい面があります。勉強会に参加して共に学んだり、フリーランスチームを組み、協力して案件を行ったりと、スキルアップや実績作りの機会に恵まれやすくなるため、メリットは計り知れません。
ただし人との繋がりを豊かにするためには、積極的にコミュニティに参画していく自主性が問われます。
上手に自分を追い込める
自分を追い込むと聞くと、あまり良いイメージを持たないかもしれません。しかし、高額な学費を払って学ぶため、簡単に挫折できない環境を自身に用意できます。独学は気軽に学び始められる分、挫折に繋がりやすい傾向にあります。
高いお金を払うからには、元を取ろうという気持ちが強まり、挫折を防いでくれる点もスクールに通うメリットです。
このようにメリットを知れば、Webデザインスクールに通ってみたくなりますよね。とはいえ、Webでデザインスクールはたくさんの種類が存在するため、どのスクールを選べば良いか迷うかもしれません。その場合には以下の記事をご覧いただくことをおすすめします。
こちらを読めば、最もおすすめのWebデザインスクールを8校知ることができます。
Webデザインスクールが向いているのはこんな人
Webデザインスクールが無駄と言われる理由と利用するメリットを踏まえたとき、以下のような人はスクールへの通学に向いているといえます。
- 短期間でキャリアチェンジしたい人
- Web業界に一切携わったことがない人
- 学習計画を立てるのが苦手な人
- 周りに相談できる人がいない人
以上の人物像に当てはまらない方であれば、スクールへ通う必要はないかもしれません。
【タイミング別】スクールを無駄にしないための行動
あなたがスクールへの入学を決めたときに、学びを無駄にしないように取れる行動があります。入学前・在学中・卒業後とタイミング別に、取るべき行動を紹介します。
入学前:予習を行う
Webデザインスクールへ通う前に、Webデザインの学習に触れてみましょう。
スクールでは通常、3〜6カ月程度の短期間で膨大な内容のカリキュラムを学び切ります。レッスンの進むスピード感は非常に早く、予習をしないで入学する場合に、ついていけなくなる可能性があります。そのため事前の予習は欠かせません。
具体的には、PhotoshopやIllustratorなど、デザインツールの基本的な使い方を習得しておきましょう。デザインツールの使い方はスクールでも教えてくれますが、初見の状態で挑むのは危険です。デザインツールの使い方はYouTubeや書籍で学べます。
また多くのWebデザイナースクールではデザインスキルと併せて、コーディングスキルを教えてくれます。コーディングとはHTML/CSSといった言語を用いて、デザインデータをもとにWebサイトを構築する技術のことです。
デザインとコーディングではかなり毛色の異なる学びになるため、同時に学ぶとかなり負荷がかかります。HTML/CSSの知識を先に身に付けておくと、スクール入学後にかなり快適になるのです。
Webデザインとコーディングを一緒に学べるデザインスクールは多くありますが、同時に複数のスキルを学ぶと苦労する面があります。
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いきなりデザインスクールに飛び込むより、先に無料のZeroPlus Gateでコーディングを身に付け、Webデザインを学ぶ下地を固めておくことが、学習中の挫折を防ぐおすすめの方法です。
ZeroPlus Gateへ参加を希望される場合は、特設サイトよりお申し込みください。
在学中:ポートフォリオサイトの作成
ポートフォリオサイトとは、自分のスキルをアピールできる作品集のようなWebサイトのことです。転職活動や、フリーランス・副業の営業活動などを行う際に必須のアイテムです。
ポートフォリオサイトは、いつでも制作に着手できます。ただし、どんな内容のポートフォリオサイトでも良いわけではありません。目的達成のために内容を精査したり、デザインのクオリティを高めたりする必要があります。
そのため講師からフィードバックをもらえる、在学中に制作するのがおすすめです。なおスクールによっては、ポートフォリオサイトの作成が卒業課題になっている場合もあります。
在学中:個人で仕事を請け負ってみる
フリーランス・副業が目的ならばもちろんのこと、転職希望の方も在学中に個人で仕事を請け負ってみましょう。報酬は安い案件で構いません。実績作りは1日でも早い方がよいものです。
クラウドソーシングサイトの利用や直営業などの手段で、案件獲得を狙えます。
しかし、いきなり企業や知らない人へ営業することに対し、ハードルの高さを感じる場合には、知人のサイトやバナーのデザインを行わせてもらえないか、交渉してみるのもおすすめです。
卒業前に営業をするには、かなり勇気がいることだと思います。が、得られるものは非常に大きいため、ぜひ試してみましょう。
在学中〜卒業後:オンラインコミュニティに積極的に参加する
卒業生・在校生によってオンラインコミュニティが形成されているスクールがあります。スクールをより有意義なものにするために、コミュニティへの積極的な参加をおすすめします。
一緒に目標達成を目指す仲間ができると、学習が楽しくなります。楽しいという感情は、学習を意欲的に継続する原動力になります。
またコミュニティに所属する卒業生の中には、一足先にWebデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた方もいます。こうした方々との人脈をコツコツと作り上げれば、Web業界の情報が自分のところへと巡りやすくなり、チャンスは確実に広がります。
もし「スクールを無駄にしたくない」といった想いが強いのであれば、スキルの習得に終始することなく、人との繋がりを豊かにしていく心構えも持つべきです。
Webデザインスクールを選ぶ際の4ステップ
現在、非常に多くのWebデザイナースクールが存在している状況にあります。漠然とスクール探しを行っていては、自分に合わないスクールを選んでしまう可能性がグッと高まります。
ここでは自分に適したWebデザインスクールを選ぶための4つのステップを紹介します。
STEP1. 理想の将来像をイメージする
STEP2. 目標に沿ったスクールをピックアップ
STEP3. スクールの口コミをチェックしてみる
STEP4. 無料カウンセリングや体験学習へ参加する
それぞれ詳しく解説します。
STEP1.理想の将来像をイメージする
スクールを選ぶ前に、自分が将来どのようなキャリアを目指していきたいのかをイメージしておくことが重要です。
Webデザイナーのキャリアには、企業のデザイナーとして転職する道もあれば、フリーランスとして独立する道もあります。
フリーランスを目指す場合にはデザインスキル以外にも、営業力や企画力、コーディングやサーバーの知識など複数のスキルを求められます。そのため幅広いスキルを、総合的に学べるスクールを選ぶ必要があります。
一方、転職を目指すならば面接や履歴書対策など、転職サポートに重きを置いたスクールを選ぶ必要があります。このように将来像に合わせて適切にスクール選びを行うことが、成功のカギです。
以下の記事では、将来の目的別におすすめのスクールを8校紹介しています。
将来像が定まった場合のWebデザインスクール選びにぜひお役立てください。
STEP2.目標や価値観に沿ったスクールをピックアップ
自分の将来像をイメージできたら、目標に沿ったコースやカリキュラムを有するスクールを何校かピックアップしてみましょう。
このとき目標に沿っているかのみならず、自分の生活スタイルや価値観も考慮して、多角的にスクールを比較する必要があります。
ここではスクールを比較するポイントを7つ紹介します。
Point1. どのようなスキルを学べるか?
自分の理想とするキャリアに沿った、スキルを学べるスクールを探すようにしましょう。Webデザインスクールでは、以下のようなスキルを学べます。
- デザインツールの使い方
- デザインの基礎知識や色彩理論
- コーディング技術
- ディレクション・マネジメントのスキル
上記を踏まえて理想とするキャリアを明確にし、必要なスキルを学べるスクールを選ぶことが重要です。
たとえば以下のようなキャリアがあります。
- デザインのみに特化したデザイナー
- デザインからコーディングまでを一貫して理解したデザイナー
- デザイナーを経てディレクターのような上流のポジションを目指す
このように理想とするキャリアによって、必要なスキルは異なります。
Webデザイナーを目指すうえでデザイン理論やデザインツールの使い方については、押さえておくべきです。
またHTML/CSSを使ったコーディング技術も併せて習得しておくことで、Webデザイナーとして活躍の場が広がります。
Webデザインとコーディングを一緒に学べるスクールは多く存在します。しかし、複数のスキルを同時に学ぶと負荷がかかり、苦労する面があります。
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Point2. レッスンの形式は、オフラインかオンラインか
レッスンの形式には、オフラインとオンラインの2種類があります。
オフラインのコースを選ぶ場合、講師や他の生徒と直接交流できるため、質問や意見交換が行いやすく、学びの質が高まります。しかし、通学に時間を要したり教室の開放時間が限定されていたりと、忙しい方には利用しづらい面があります。
一方オンラインのコースは、自宅から参加できる利便性の高さが魅力です。しかし、自宅から参加することで気が散ってしまい、レッスンに集中しづらい面もあります。
Point3. 講義のスタイルは、自習型かライブ型か
スクールの講義スタイルは自習型とライブ型に分けられます。
自習型のスクールでは、自分で動画や教材を見ながら学習を進めていくため、独学にやや近いところがあります。独学と異なる点はメンターと一緒に学習計画を立てられたり、チャットでエンジニアに質問できたりと学習サポートを手厚く受けられることです。
自習型のスクールを選ぶメリットは、自分のペースで学習を進められる点です。深夜でも早朝でも好きなときに学習できます。なおかつ学費も安い傾向にあります。
一方、デメリットとして学習スケジュールに基づいて自主的に学習に取り組む必要があるため、意志の弱い人には不向きです。
ライブ型のレッスンでは、講師からリモートで直接指導を受けられます。
ライブ型のスクールを選ぶメリットとして、緊張感を持って学習に取り組めるため、挫折しにくい点が挙げられます。また疑問はその場で質問して解消できるため効率的です。
しかし、デメリットとしてレッスン時間があらかじめ決まっており、自習型のスクールに比べてスケジューリングの自由度が低い点が挙げられます。
Point4. マンツーマンレッスンか集団レッスンか
リアルタイムレッスンは、マンツーマンレッスンと集団レッスンに分類されます。
マンツーマンのメリットは、目標に合わせてカリキュラムがカスタマイズされる点です。自分のペースでレッスンを進めてもらえるため、理解度が高まりやすい傾向にあります。
一方、デメリットとして学費が高くなりがちな点や、他の生徒とのつながりが作りづらい点が挙げられます。
集団レッスンを選ぶメリットは、他の生徒と交流できるため情報交換がしやすかったり、学費を安く抑えられる点です。
デメリットとしては、レッスンのペースに合わせなければならない面があります。一方で、授業を止めて質問することに気遅れして、疑問を放置してしまうと学習についていけなくなり、挫折につながる可能性があります。
Point5.どれくらいの学習期間を設定しているか
学習期間については1カ月で完結するものや、1年かけてじっくり学習するものなど、スクールごとに差があります。
学習期間の短いスクールは、スキルを早く身につけられるものの、スケジュールが過密になっている傾向にあります。
期間が長めのスクールならば、忙しくてまとまった学習時間を確保しにくい方でも、自分のペースで取り組みやすい面があります。また専門的な範囲まで網羅したカリキュラムで学べる場合もあるため、より総合的かつ実践的な力が身に付きます。
ただし学習期間の長さに比例して、学費も高額になるため、予算と相談する必要が出てくるでしょう。
Point6. 目的に合わせたサポートが受けられるか
メインのカリキュラム以外にも、様々なサポートを受けられる場合があります。しかし、手厚いサポートが受けられるスクールはその分、学費も高くなる傾向にあります。
活用する見込みのないサポートばかり備えているスクールを選ぶと、費用対効果は悪くなります。目標達成のために必要なサポートが受けられるかどうかは、スクールを比較するうえで見極めたいところです。
たとえば転職を目的とする場合には、履歴書の添削や面接練習、企業紹介などを受けられるスクールをおすすめします。一方で、副業やフリーランスを目指すならば、案件サポートを受けられるスクールが適しています。
また卒業後に目的とするキャリアを問わずに大きなメリットが得られるポートフォリオサイトの作成サポートは、有無をしっかり確認しましょう。
サポートの手厚さのみに惑わされず、目標に沿ったサポートが受けられるかどうかという観点で、スクールを比較しましょう。
point7. 【重要】サポート期間はいつまで続くのか
テキスト閲覧や、講師への質問、転職支援などのサポート期間がどこまで続くかは、しっかり確認したいポイントです。たとえば入学してから1年間、もしくは卒業してから半年間など、サポート期間に限度が設けられている場合があります。
一方で見逃せないのは、半永久的にサポートを受けられるような面倒見の良いスクールの存在です。卒業後、いつでもスクールに質問ができたり、テキストを読み返せたりといったサポートがいつでも受けられるとなると、安心感は格段に高まります。
「サポートをいつまで受けられるか」については、しっかり比較していただきたいです。
STEP3.口コミを確認する
ピックアップしたスクールの口コミを探して、受講者の体験談を確認していきます。公式サイトを閲覧するのみではわからないスクールの姿を明らかにするためです。
口コミを見つける場として、以下の媒体をおすすめします。
- Google Map
- コエテコキャンパス
- SNS
GoogleMapや口コミサイトのコエテコキャンパスは、率直な感想を見つけやすいため口コミを探すのには大変おすすめです。
SNSでも口コミを見つけられますが、スクールのスタッフと受講生が交流している内容や、学習日記などの投稿も多く見つかるため、口コミを探しにくい面があります。
STEP4.体験レッスンや無料カウンセリングへ参加する
スクールに通う決断をする前に、体験レッスンや無料カウンセリングへ参加して、スクールと接点を持つことを強くおすすめします。
体験レッスンでは実際のカリキュラムを体験できるため、スクール入学後のイメージが明確になります。
またカウンセリングや体験レッスンを利用するメリットは、公式サイトを見るだけでは得られない、自分の状況に則したピンポイントな情報を得られることです。
特に自分の将来像を伝えたうえで「他のスクールではなく、そのスクールで学ぶメリットは何か?」に重きを置いて、質問してみるのがおすすめです。
たとえば転職が目標ならば、他のスクールの転職コースで学ぶ場合と比較して、どんなメリットがあるのかを質問してみましょう。
自分の目標とスクールの強みを重ね合わせられる貴重な機会なので、そのスクールへの入学が自分にとって最適かどうかの判断を行いやすくなります。
【学費を無駄にしたくない人向け】おすすめWebデザインスクール3選
数あるスクールの中でも、サポートを半永久的に受けられるスクールは「学費を無駄にしたくない人」にはかなりおすすめできます。ご自身で目標を諦めてしまわない限り、いつでもバックアップを受けられるため「無駄だった」と、後悔する可能性をグッと減らせるためです。
ここでは「現在、サポートが半永久的に受けられるスクール」を3校紹介します。
1.Creators Factory(クリエイターズファクトリー)
Creators Factoryの特徴
- 手厚いサービスが永久的に受けられる
- ワークショップ形式のLIVE授業 + 600本の動画教材
- ヒアリング〜制作まで体験できる実践制作
できるまでサポートする、卒業がないWebデザインスクール
Creators Factoryは卒業後も手厚いサポートが続く、安心感の高いスクールです。
充実した内容でありつつも学費は240,000円〜と良心的であることから、コスパが高くて手厚いサポートの受けられるスクールをお探しの方におすすめできます。
教材の閲覧、チャットやZOOMでの質問対応、成果物への添削、転職・副業のサポートなど、結果が出るまで使い放題です。
レッスンもこだわり抜かれており、自習式のスクールとは根本的に異なります。ワークショップ式のLIVE動画やチーム制作など、仲間と関わりながらアウトプットを重ねて効率的に成長できる環境が整っています。
Creators Factory | |
こんな人におすすめ |
|
レッスン開催時間 | 毎週火曜日19時〜21時30分 隔週土曜日13時〜15時30分 |
レッスンスタイル | オンラインor通学(大阪)/集団レッスン+動画学習 |
無料体験 | - |
無料カウンセリング | あり |
就活サポート | あり |
案件サポート | あり |
ポートフォリオ作成サポート | あり |
教育給付金制度対象コース | - |
支払い方法 | クレジットカード 銀行振り込み |
分割払い | あり |
Creators Factory詳細
Creators Factoryの詳細を紹介します。
Webクリエイティブコース | |
コース概要 | 5カ月間でWebデザイン制作のスキルを身につけ、実務に近い実践を経験できるコース。 |
学習期間 | 無制限 |
税込金額 | オンライン受講 240,000円 |
月あたり受講料(税込) | 受講期間無制限のスクールのため算定できません |
1レッスンあたり受講料(税込) | 受講期間無制限のスクールのため算定できません |
講義内容 | IT基礎知識 デザイン基礎 マーケティング基礎 Photoshop HTML / CSS JavaScript Illustrator WordPress CSS設計 Webディレクション 転職・副業サポート等 |
Creators Factoryに関する注目の口コミ
Creators Factoryに関する、注目の口コミを紹介します。
金額以上のサポートをしてもらえた
授業内容や、自習室の提供など、金額以上のサポートをしてもらったため。
丁寧な指導が受けられた
ツールの使い方やデザインの考え方など、 0からサイトが出来上がるまで、丁寧に教えてくれたため。
レッスンやサポートの内容に対して、金額以上のサポートをしてもらえたと感じる方がとても多いようです。卒業の概念がなく半永久的に手厚いサポートが受けられるため、スクールでの学びを無駄にせず絶対に目標を達成したい方には、大変おすすめです。
2.RaiseTech デザインコース
RaiseTechの特徴
- 2週間のトライアル受講
- カリキュラム修了後も続く半永久的なサポート
- ライブ講義と動画学習を組み合わせて柔軟に学べる
カリキュラム修了後もサポートが半永久的に続くスクール
RaiseTechはカリキュラムを終えたあとでも、質問ができたり、講義動画を閲覧できたりと、サポートが半永久的に続くスクールです。デザイナーとしてキャリアをスタートさせた後で生じる悩みにも相談にのってもらえる点は、RaiseTechで学ぶ大きなメリットといえます。
受講者が自走力を養えるように、こだわり抜いて作られた高品質なカリキュラムを通して、実践的な力が最短で身につきます。
デザイナーコースでは旬のツールであるFigmaが学べたり、印刷物のデザインといったWebデザインの垣根を越えたスキルまで学べるのが特徴です。
カリキュラムのレベルはかなり高い面がありますが、安心して通えるようにRaiseTech独自のシステムとして、2週間のトライアル期間が設けられています。
トライアル期間には全額返金保証が付帯されているため「デザインを学んでみたいけど、自分に合わなかったらどうしよう」と不安になる方でも安心です。
レッスンスタイルは柔軟性に富んでおり、忙しい人であっても通いやすいように設計されています。
ライブ授業は毎週土曜日の午後に固定されていますが、欠席した場合にも録画を送ってもらえるため安心です。また時間帯が全く合わない方についても、動画教材をメインとした自習スタイルで学ぶこともできます。
RaiseTechは、Webデザインスクールに通いたいと思う人の不安要素を取り除くように設計された、非常に良心的なスクールです。
RaiseTech(レイズテック) | |
こんな人におすすめ |
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受講スタイル |
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無料カウンセリング・相談 |
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仕事や案件に役立つ学習 |
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就転職サポート |
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案件サポート |
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コース一覧 (大カテゴリー) |
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RaiseTechのWeb制作関連コース
RaiseTechでWeb制作に関するコースの詳細は以下のとおりです。
WordPress副業コース | デザインコース | |
コース概要 | WordPressを使用してWebサイトを 制作する技術を学ぶコース | デザインの技術を最速で現場レベルまで学ぶ 副業向けコース |
受講料(税込) | 一括 448,000円 +99,800円で、「受け放題コース」を追加可能 | |
学割受講料(税込) | 一括 288,000円 分割 12,000円 /月 | |
学習時間目安 | 400時間以上 | |
学習期間 | 4ヶ月間 (教材閲覧は無制限で可能) | |
学習内容 | WordPress・HTML/CSS・JavaScript | Photoshop・Illustrator |
RaiseTechに関する注目の口コミ
RaiseTechに関する口コミを紹介します。
カリキュラムは難しいが、実務で通用するレベルまで成長できた
とにかくカリキュラムが難しく初めはわからないワードだらけで苦戦したが、自分で調べながら、質問しながら達成したあとはすぐに実務で通用するレベルまでの成長を実感できたため。
カリキュラムの難易度の高さが伺える口コミですが、一方で確実にスキルアップを体感できているようです。Raisetechのカリキュラムの質の高さを証明するような意見です。
学費は安くはないが、サポートの質を考えると納得できる金額
決して安いわけではないが、様々なサポートと自由度高い中でも質の高い講義が受けられ、その他のサービスや学習者・講師陣との交流などを含めてスクールを中心としたコミュニティにほぼ永続的に参加し続けることが可能なことを考えると納得できる価格と感じる。
Raisetechの学費は30万円を超えるため、決して安くはありません。しかし、半永久的に手厚いサポートを受けられることから、「価格には納得している」という声が多く見受けられました。
3.ZeroPlus(ゼロプラス)
ZeroPlusの特徴
- Web制作のスキルを一貫して習得できるカリキュラム
- 卒業後も期間・回数無制限で利用可能な特別講義
- 月一度の交流会で仲間との繋がりを築ける
フリーランス育成特化型スクール
ZeroPlusはフリーランス特化型のプログラミングスクールです。
フリーランスが案件を請け負いやすいWeb制作の分野で活躍できるように、Webデザインとコーディングに絞ったカリキュラムを提供しています。受講後にはWebデザインやサイト作成、ネットへの公開といった複数のスキルを一貫して身に付けられます。
ZeroPlusの特徴として、活発なコミュニティが形成されているため、人との繋がりを作りたい人にもおすすめのスクールです。
たとえば卒業生と在校生が一緒になって学べる、オンライン勉強会は毎週開催されています。現役のエンジニアやデザイナー講師が数名常駐しているため、学習方法や案件に関する悩み、疑問を気軽に相談できます。
「だれでもゼロプラス」という、受講生で形成されるDiscordのコミュニティでは、多くの仲間に出会い交流を深められます。
また卒業後にも勉強会、オンラインセミナーなどスクールからサポートを受けられる体制が整っています。フリーランスとして独立した後にも案件を進めるうえでの疑問や悩みを相談できます。
ZeroPlus Webデザインコース | |
こんな人におすすめ |
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受講スタイル |
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無料カウンセリング・相談 |
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仕事や案件に役立つ学習 |
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就転職サポート |
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案件サポート |
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コース一覧 |
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ZeroPlus Webデザインコースの一覧
ZeroPlus Webデザインコースには3種類の受講形態が存在します。
それぞれの概要は以下のとおりです。
オンライン集団コース | オンライン少人数コース | オンライン個別コース | |
コース概要 | 仲間と共に切磋琢磨 したい方向けのコース | 少数精鋭で案件獲得まで 行きたい方向けのコース | マンツーマンで丁寧に 学習したい方向けのコース |
受講料(税込) 給付金適用時* | 798,000円(学割498,000円) 239,400円 | 898,000円 338,000円 | 998,000円 |
学習期間 | 4ヶ月 | 4ヶ月以内に全レッスン消化 | 8ヶ月以内に全レッスン消化 |
学習内容 | HTML/CSS・JavaScript・WordPress・Webデザイン(Figma) | ||
特別レッスン | Git・Sass・CSS設計・SEO・Web技術・営業・ライティング・ディレクション |
* 給付金制度適用時の受講料は実質的な負担額となります。詳しくはこちら
ZeroPlusの口コミや評判についてはこちらの記事をご覧ください。
【目的別】Webデザインスクールの紹介記事をピックアップ
ZeroPlus Mediaでは、目的別にWebデザインスクールを紹介している記事がございます。
学費の安いWebデザインスクールを探している方向けの記事
まずは無料のWebデザインスクールで学んでたい方向けの記事
とにかくおすすめのWebデザインスクールを知りたい方向けの記事
オンラインで受講できるWebデザインスクールを探している方向けの記事
東京都内で直接教室へ通えるWebデザインスクールを探している方向けの記事
以上、Webデザインスクールを探す際にぜひお役立てください。
まとめ:学費を無駄にしないために、Webデザインスクールへの理解を深めることが大切
この記事では「Webデザインスクールは無駄なの?」という疑問に答えました。結論、Webデザインスクールで得られる学びは決して無駄になりません。ただしWebデザインスクールを活用するためには、心構えやコツがあります。
まずはWebデザインスクールが、どのような場であるのかをしっかり理解したうえで、入学するかどうかを判断する必要があります。スクールが無駄という意見に耳を傾けつつ、利用するメリットを知り、自分にとってスクールが必要なのかを検討してみましょう。
通学への決心がついたら、実際に行動に移します。
「スクールでの学びについて無駄にしないための行動」や「自分にあったスクールを選ぶ方法」については、この記事で詳しく紹介しておりますのでぜひ参考にしてくださいね。
あなたのスクールライフが有意義なものになるように、願っております。
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
これらの悩みは、学習環境を整えることで全て解決することができます。
ZeroPlus Gateでは、30日間無料で最適な学習環境を提供しています。
- なんでも相談できる専属メンター
- いつでも技術相談ができるプロ講師
- 元IT企業CTO監修のカリキュラム
条件なしでこのレベルの環境を無料で提供しているのはZeroPlus Gateだけです。
ただし、無料サービスの提供には参加者の数に制限があります。
少しでも興味がある方は、以下のリンクからサービスの詳細をご覧ください。