現在、社会的に給料が増えずに物の価格だけが上昇している状況のため、将来の生活へ不安を感じますよね。そのため、副業をして収入の柱をもう一つ築きたいと考える方も多いのではないでしょうか?
なかでも高収入なイメージのある「プログラミングの副業」に興味を持たれているかもしれません。とはいえプログラミングでできることは幅広く、副業でどのように働けるのか実際のところ、よくわからないと思います。
この記事では、プログラミングで副業をするメリット・デメリットや仕事の種類について紹介しています。記事の後半では稼ぐまでのステップも紹介しているため、副業を始めたいと思ったときにどのように行動すればよいかわかります。
- プログラミングの副業における仕事の種類を把握できる
- 副業にプログラミングを選ぶ、メリット・デメリットを理解できる
- プログラミングの副業で稼ぐまでの流れを理解できる
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目次
副業とは?
副業とは本業以外の仕事で収入を得ることを指します。メインの本業に対して、サブ的な位置付けにある仕事をイメージするとよいでしょう。似た言葉にダブルワークがあります。
ダブルワークは2つの仕事を掛け持ちすることを指します。2つの仕事にメイン・サブといった役割を決めずに同じくらいの比重で働くため、本業・副業の概念とは異なります。
忙しい方にはリモートワークの副業がおすすめ
忙しい方にはリモートワークでできる副業がおすすめです。
リモートワークならば、パソコンを使ってスキマ時間に自宅で仕事を進められるためです。本業で忙しいなか副業のために決められた場所と時間に働くのは、現実的ではありません。
リモートワークでできる副業には、Webライティング・アフィリエイト・データ入力・プログラミングなどがあります。なかでもプログラミングは報酬やスキルの将来性の高さから、おすすめできる副業の一つです。
プログラミングを副業に選ぶ3つのメリット
プログラミングを副業に選ぶメリットは以下の3点です。
- 働く場所や時間の制限を受けない
- 将来性の高いスキルが身につく
- 報酬が高め
それぞれ解説します。
働く場所や時間の制限を受けない
プログラミングの副業は働く場所や時間の制限を受けません。プログラミングを使って、お客様の求める成果物を納期までに提出すれば問題がないからです。制作途中の働き方は自分で好きなように決められます。パソコンさえあれば、スキマ時間を利用していつでもどこでも副業を進められます。
将来性がある
プログラミングスキルは将来性の高いスキルです。エンジニアの需要は今後も右肩上がりに高まると予測されているためです。
経済産業省のデータによると、2030年には40万人〜80万人のIT人材が不足するといわれています。こうした背景からプログラミングの案件は今後も増加すると予測でき、副業の仕事探しに困らないでしょう。
またエンジニア転職やフリーランスとして独立するなど、人生の選択肢も広げられます。
以下は経済産業省の資料へのリンクです。
IT人材育成の状況等について
こちらをご覧いただきますと、わが国でIT人材が不足している状況を詳しく理解できます。
報酬が高め
プログラミングの副業は他の副業と比較して報酬が高めです。大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」では、プログラミングの報酬相場を確認できます。
以下はプログラミング作業全般の報酬の相場です。
引用:クラウドワークス「クラウドワークスの相場一覧表」
報酬が低いとされるEXCELのマクロ制作でも1件あたり25,000円、アプリ制作にいたっては300,000円が相場です。
続けてWebサイト制作の報酬相場も紹介します。
引用:クラウドワークス「クラウドワークスの相場一覧表」
コーディング(コードを打ってサイトを構築する作業)の相場は30,000円、デザインからコーディングまで一貫して請け負うサイト制作ならば相場は200,000円です。
もちろん案件のなかには相場以下の仕事もあるため、必ずこの金額がもらえるわけではありません。とはいえ、他の副業と比較するとプログラミングの報酬は高い傾向にあるといえます。
用語解説:クラウドソーシング個人や企業が依頼したい仕事を公開しているWebサービス
プログラミングを副業に選ぶ3つのデメリット
副業でプログラミングするデメリットは以下の3点です。
- 体力的にも精神的にきつい
- なんでも自分で解決する必要がある
- 競合が多い
それぞれ解説します。
体力的にも精神的にきつい
プログラミングは体力的にも精神的にもきついところがあります。
慣れないうちはわからないことだらけなので、作業がスムーズに進められないことも多いでしょう。納期に間に合わせるため、睡眠や休息の時間を削って作業をするシーンも予測できます。
副業はサブ的な位置付けの仕事とはいえ、責任の重みは本業となんら変わりません。本業と並行して取り組むのは、かなりきついことを覚悟する必要があります。
困ったときに相談できない
困ったときに相談できずに悩むのは、一人で取り組むことが多い副業全般に当てはまります。
しかし、プログラミングに関してはその傾向が顕著に現れます。技術的な疑問やエラーなどの問題が多く発生するためです。専門性の高い分野だからこそ、周りに相談できる人がいないことも多いでしょう。
どんな問題も自分で調べて解決していかなければならないのです。
競合が多い
プログラミング副業の案件は増えていますが、参入者も増えているため競合が多い傾向にあります。そのため実績の少ない初心者は特に仕事を受注しづらい状況です。
クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の募集状況を紹介します。
紹介した事例では募集人数が1人の仕事に51名の応募者がいる状況です。相場以上の報酬が提示されている案件ならば、紹介した事例のように応募者が殺到するケースも珍しくありません。
プログラミングでできる副業の種類
プログラミングでできる副業の種類には以下のものがあります。
- Webサイト制作
- アプリ開発
- EXCELのマクロ制作
- プログラミング専門のWebライティング
それぞれ解説します。
Webサイト制作
Webサイトの制作は副業で行うにはおすすめできます。必要なスキルが比較的習得しやすいものに限られていたり、小規模のサイト制作ならば副業にちょうどよい作業量であったりするためです。
Webサイト制作の副業について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
こちらをお読みいただくと、Webサイト制作の仕事内容や報酬相場を詳しく理解できます。
アプリ開発
スマホアプリやWebアプリを開発する仕事です。
企業から委託を受けて開発をしたり、自分で有料のアプリケーションを開発したりと稼ぐ手段は様々あります。アプリ開発には専門性の高いスキルが必要になりますが、高収入も狙えます。
Webサイト制作と比較して学習コストはかなり高いため、副業のスタートラインに立つにはかなりの努力が必要になります。
Excelのマクロ制作
Excelのマクロを作成する仕事でです。プログラミング言語のVBA(Visual Basic)を使用して業務効率化を目的としたマクロを組み立てます。
多くの企業で使われるソフトウェアであるExcelのスキルが磨かれるため、本業にも活かしやすい面が魅力です。
VBAのスキルは習得しやすく、短期間で副業のスタートラインへ立てます。ただしプログラミングの副業のなかでは、報酬は低めです。
プログラミング専門のWebライティング
プログラミングを習得すれば、Webライティングで稼ぐ道も開けます。
プログラミングの副業と比較して報酬の低いイメージのあるWebライティングですが、専門性のある分野を持つと報酬を高められます。
プログラミングの分野に専門性を持つライターとして、安定した収入を得る道も選べます。
副業に使える5つのプログラミングスキル
プログラミングの副業で使用する、代表的なスキルは以下の5つです。
- HTML/CSS(エイチティーエムエル/シーエスエス)
- JavaScript(ジャバスクリプト)
- PHP(ピーエイチピー)
- Ruby(ルビー)
- VBA(ブイビーエー)
HTML/CSS(エイチティーエムエル/シーエスエス)
HTMLはアプリやWebサイトのテキストや画像などの要素を作成できるマークアップ言語です。普段目にするアプリやWebサイトの文章や画像は、HTMLによって作られています。
またCSSは、HTMLで作成した要素を装飾する役割を持つスタイルシート言語です。テキストの色を変える、太文字にするなど、見た目に変化をつけるためにCSSを用います。
HTML/CSSは比較的学びやすく、副業のプログラミングでは活用シーンの多いスキルです。
JavaScript(ジャバスクリプト)
JavaScriptはアプリ開発やWebサイト制作など、幅広い用途で使用できるプログラミング言語です。アプリやWebサイトにアニメーションをつけたり、チャット機能やメニューの切り替え機能を実装したりと様々な場面で使用できます。
JavaScriptはプログラミングの副業で稼ぐうえで欠かせないスキルである反面、HTML/CSSと比較すると習得の難易度はやや高い面があります。
PHP(ピーエイチピー)
PHPはWebアプリの開発やWebサイトの制作において活用できるプログラミング言語です。お問い合わせフォームの実装やECサイトのショッピングカートを制作したりする際に使用します。
また世界的に使われている、WordPress(ワードプレス)というソフトウェアを使ったWebサイトの制作をする際にもPHPのスキルは必須となります。WordPressの導入により、プログラミング知識がない人でもブログのようにサイト更新ができるようになるため需要は高く、案件数が豊富な面があります。
Ruby(ルビー)
RubyはWebアプリの開発に使われるプログラミング言語です。
文法がシンプルなうえに短いコードでプログラムが書けるため、初心者でも習得しやすい面があります。またWebアプリの開発スピードを高めてくれる、ライブラリやフレームワークといった雛形に近いものが充実しているため人気の言語です。
VBA(ブイビーエー)
VBAはマイクロソフトのプログラミング言語です。VBAを使ってExcelをはじめとしたMicrosoft製のソフトのマクロを作成できます。マクロを用いれば操作を自動化できるため、仕事を効率的に進められるようになります。
社内にVBAのスキルを持った人材がいない企業が外注した仕事を、副業として請け負えます。他のプログラミング言語と比較して習得しやすいため、早く副業を始めたい人にはおすすめです。
プログラミング言語は紹介した以外にもたくさん存在します。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
プログラミング言語の選び方を解説!初心者が実践すべき4つの方法
こちらをお読みいただきますとプログラミングを学びたいと思ったときに、どの言語を選べばよいかわかるようになります。
プログラミングで副業を始めるまでの4つの手順
ここからはプログラミングの副業で収入を得るまでの4つの手順を紹介します。ステップは以下のとおりです。
- どの分野の仕事で稼ぐか決める
- 必要なスキルを学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 営業をする
STEP1. どの分野の仕事で稼ぐか決める
まずはどの分野の仕事で稼ぐかを決めます。この記事前半で紹介したプログラミング副業の種類の中から選ぶとよいでしょう。
- Webサイト制作
- アプリ開発
- EXCELのマクロ制作
- プログラミング専門のライター
どの分野に参入するか決まると、学ぶべきスキルも決まります。
STEP2. 必要なスキルを学ぶ
参入する分野に必要なスキルを学びます。
参入する分野と必要となるスキルについての関係性を、表にまとめました。
分野 | スキル |
Webサイト制作 | HTML/CSS・JavaScript ・PHP |
アプリ開発 | HTML/CSS・JavaScript ・PHP・Ruby |
EXCELのマクロ制作 | VBA |
プログラミング専門のライティング | プログラミングスキルに加え、ライティングスキルが必要 |
続いてプログラミングスキルを学ぶ具体的な方法も紹介します。
1. 書籍で学ぶ
書籍を用いてプログラミングを学ぶ方法です。書籍の魅力はネットと比べて正確な情報を入手できる点ですが、学習は単調になりがちです。書籍一本で独学するのみでは、挫折につながってしまうかもしれません。
2. 学習サービスを利用する
Web上で利用できる学習サービスで勉強する方法です。ゲーム感覚で楽しめるものや、動画で丁寧に教えてくれるものなど様々な種類のサービスがあります。
ここでは代表的な学習サービスを3種類紹介します。
①Progate
Progate(有料版は月額税込1,078円)は、ブラウザ上でコードを書きながら様々なプログラミング言語が学べるサービスです。問題を解くごとに経験値がたまりレベルアップするゲームのようなシステムで、楽しみながら取り組めます。
本来はパソコンにプログラミングをする環境を作るための環境構築という手順が必要になります。この環境構築が初心者には難しく、プログラミング学習の壁になることがあります。Progateは環境構築を必要とせずにブラウザ上で気軽に学習が始められるため、プログラミング学習の入口として適しています。
Progateについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Progateが意味ないとされる3つの理由!正しい使い方を解説
こちらをお読みいただきますと、Progateの正しい使い方を理解できます。
Progateへのリンクはこちら
②ドットインストール
ドットインストール(有料版は月額税込1,080円)は動画形式の学習サービスです。レッスンは環境構築のやり方からスタートするため、Progateよりも実践的にプログラミングが学べます。
一本あたりの動画の尺は短くスキマ時間を利用して少しずつ学べるため、忙しい会社員にもおすすめできるサービスです。
ドットインストールへのリンクはこちら
③Udemy
Udemyもドットインストール同様、動画形式の学習サービスです。ドットインストールとの違いとして、Udemyは2,000円程度の動画コンテンツを買い切る方式をとっています。一度購入すれば半永久的にいつでも学べる点がUdemyの強みです。
レッスンの内容としてはモノ作りの実践的な進めかたに重きが置かれています。Progateで基礎を学んだあとにステップアップとして取り組む教材としてはうってつけです。
Udemyへのリンクはこちら
3. プログラミングスクール
学習段階での挫折を減らし、確実に副業のスタートラインに立つためにはプログラミングスクールの利用がおすすめです。プログラミング学習の挫折率は90%ともいわれており、挫折者の中で半数以上を独学者が占めると言われているためです。
とはいえプログラミングスクールは多数あるため、どのスクールに通えばよいかわからないですよね。
以下の記事では、副業を始めたい人におすすめなプログラミングスクールを厳選して紹介しています。
こちらをお読みいただきますと、副業を行いたい人向けにカリキュラムの組まれたスクールの中から自分に合ったものを見つけられます。
STEP3. ポートフォリオを作る
スキルを学び終えたらポートフォリオを制作しましょう。ポートフォリオとは、自分の実績を掲載するWebサイトやオリジナルアプリのことです。
ポートフォリオを持っていると技術力を端的にアピールできるため、営業もスムーズに進みます。
一方で、ポートフォリオが技術的な理由でまだ作れないとなれば、まだ実務レベルではないと判断できます。
STEP4. 営業をする
ポートフォリオが完成したら実際に営業をかけてみましょう。営業先として以下の4つが存在します。
- 知人
- クラウドソーシング
- SNS
- エージェント
それぞれ詳しく解説します。
知人
身近にもホームページやアプリケーションをつくりたいと考えている人がかもしれません。知人をあたってみるのは初めての営業におすすめです。
知人から仕事を請け負えば、精神的には楽に仕事を進められます。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトとは、個人や企業が依頼したい仕事を公開しているWebサービスです。
クラウドソーシングを利用するメリットは営業を効率的に行えることです。希望の仕事を選び、応募文を送るだけで営業できます。自らの足をつかって営業をかける必要はありません。
一方、デメリットはライバルが多く仕事が取りづらかったり、相場よりも報酬が安かったりすることが挙げられます。また報酬に対する手数料が10%程度と高い面もあります。そのため、クラウドソーシング一本で稼ぐのはなかなか難しいでしょう。
ここでは代表的なクラウドソーシングサービスを3つ紹介します。
①クラウドワークス
クラウドワークスはクラウドソーシングサイトの最大手です。非常に案件数が豊富なため、仕事を探す際に役立ちます。副業を始めるなら登録しておきたいクラウドソーシングサイトです。
②ランサーズ
ランサーズはクラウドワークスに次ぐ、大手クラウドソーシングサイトです。案件数ではクラウドワークスに劣りますが、厳選された案件のなかから仕事を探せます。クラウドワークスとともに登録しておきたいサイトです。
③ココナラ
ココナラは自分の持つスキルを販売できるサービスです。クラウドワークスのようにあらかじめ募集されている案件のなかから、自分が選んで応募するスタイルとは大きく異なります。自分のお店に商品を並べるかのように、自分のプログラミングスキルを販売できます。
受注に結びつくようお試し価格を打ち出したり実績が増えたら単価を高くしたりと、他のクラウドソーシングサイトとは違った戦略が打てるためぜひ利用してみましょう。
SNS
TwitterやFacebookなどSNSにプログラミングの副業用アカウントを作っておくと、仕事の受注につながることがあります。
ポートフォリオを掲載したり、プログラミングに関する情報を発信することで自分の実績や技術力をアピールできます。DMで仕事の依頼が届いたり、自分から営業したりと使い方しだいでは強力なツールとなります。
エージェント
エージェントサービスを利用して仕事を獲得する方法もあります。エージェントサービスは仕事を探す人と企業との間に仲介人が入り、マッチングを行ってもらえるサービスです。勤務形態や報酬面などの要望を考慮し適切な仕事を提案してくれます。
エージェントサービスには、高待遇の仕事が揃っていますが、実績の少ない方の参入はかなり難しい面があります。
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会社員が副業始める際にやっておくべき2つのこと
最後に会社員が副業を始める際にやっておくべきことを2つ紹介します。
- 会社の就業規則を確認しておく
- 税金の勉強をしておく
会社の就業規則を確認しておく
副業を始めたいと考えるならば、自分の会社の就業規則を確認しましょう。
就業規則は職場のルールブックのようなもので、通常は労働者が手にとり読める位置に備え付けられています。副業を始めるにあたってのルールとして、上司への報告や書類提出など所定の手続きが必要な場合もあります。
ルールを逸脱して副業の実態が発覚した場合には、会社との関係悪化や社内の罰則などのペナルティを受けることもあります。
収入を増やそうと始めた副業が、結果として降格や減給に繋がってしまったら元も子もありませんので、必ず就業規則の副業ルールをクリアしてから始めましょう。
税金の勉強をしておく
副業を安全に行ううえで欠かせないのが、税金に対する理解です。
本業からの給与収入しか得ていない場合は、税金の計算や支払いは会社にお任せで済みます。しかし、副業収入を得ているならば自分で確定申告を行い、税金を納める必要があります。
【原則】副業所得が20万円以上なら確定申告は必須
給与以外の副収入の合計所得が20万円を超えた場合には確定申告が必要です。所得とは収入から経費を引いた金額のことを指し、計算式にすると所得 = 収入 − 経費
と表します。
たとえばWebライターで年間25万円を稼ぎ、仕事用に8万円のパソコンを購入した場合を考えてみましょう。パソコンの購入費用の8万円は経費と認められるため、所得は17万円で確定申告は必要ありません。
しかし、パソコンの購入費用が5万円の場合は所得が20万円を超えます。このケースでは確定申告の手続きを行って、所得税を納める必要があります。
副業所得が20万円未満でも確定申告はしたほうがよい
実は副業所得が20万円未満でも、確定申告をしたほうがよいのです。
「副業所得が20万円を超えなければ確定申告は必要ないんじゃなかった?」
このように思われるかもしれません。
副業所得が20万円未満でも確定申告をした方が良い理由は、住民税は副業所得が少しでもあれば納付義務があるためです。
住民税の税率は一律10%のため、5万円を副業で稼いだ人ならば5,000円の税金を納めなければなりません。所得が20万円未満でも確定申告をしておけば、自動的に住民税が計算されて6月ごろに納付書が届きます。
一方、確定申告を行わない場合は住民税の納付書が届かず、そのまま放置しておくと住民税の納付もれとなってしまいます。そのため副業所得が20万円未満でも確定申告はしておいた方がよいのです。
まとめ
この記事ではプログラミングで行う副業のメリット・デメリット、仕事内容について詳しく解説しました。プログラミングで始める副業は、安定した報酬や身につくスキルの将来性の高さから魅力を感じられる場合があるかと思います。
また記事の後半では、挑戦してみたい方向けに副業で稼ぐまでの4つのステップを紹介しています。
- どんな分野の仕事で稼ぐか決める
- 必要なスキルを学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 営業をする
ぜひ参考にしてプログラミングの副業に挑戦してみましょう。
プログラミング学習でこのような経験はありませんか?
- 目標に向けて何を学べば良いかわからない
- 調べても解決策が見つからない
- 現場レベルのスキルが身につくのか不安
これらの悩みは、学習環境を整えることで全て解決することができます。
ZeroPlus Gateでは、30日間無料で最適な学習環境を提供しています。
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- いつでも技術相談ができるプロ講師
- 元IT企業CTO監修のカリキュラム
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ただし、無料サービスの提供には参加者の数に制限があります。
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