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未経験からプログラマーになるには?未経験からプログラマーになるためのステップ

キャリア

2023/04/17

2023/08/09

この記事では「未経験からプログラマーになる方法」について解説します。

プログラマーはさまざまなプログラムを組んで、システムやソフトウェアを開発する仕事です。プログラムやソフトウェアに関する高度な知識が必要になります。

この記事では、未経験からプログラマーになれるのか、プログラマーになるためにはどうしたらいいのかについて、実務を踏まえながら解説していきます。

この記事はこんな人に向けて書きました
  • 未経験からプログラマーになれるか不安な人
  • プログラマーのキャリアパスについて知りたい人

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プログラマーとはどんな仕事?

プログラマーとは「プログラミング言語」を使ってさまざまなシステムやソフトウェアを開発するための「プログラミング」を行う仕事のことです。

さまざまなシステムやソフトウェアとは、例えば以下のようなものがあります。

  • PC
  • スマートフォン
  • アプリ
  • 家電
  • ネットワークシステム
  • 金融機関のATM…etc

 

これらのシステムにはさまざまプログラムが組み込まれています。

プログラミングとは、例えば「Aのボタンをクリック→Bの処理が実行→Cが表示される」のように、コンピュータに対して動作・命令を書いていく作業になります。

プログラマーの仕事にはプログラムを組む事の他にも、下記も業務に含まれます。

  • バグの修正(デバッグ)
  • テスト

 

バグの修正(デバッグ)

プログラミング言語を使ってシステムを構築する過程で、バグやエラーが発生することがあります。バグやエラーが発生するとシステムが正常に動作しなくなったり、適切な処理や情報の取得・表示ができなくなったりします。

これらのバグやエラーを見つけて修正・改善することを「デバッグ」といいます。

人間が開発している以上、バグは発生してしまうものです。プログラマーはバグを特定し、原因を究明して解決策を施すことで、デバッグスキルと論理的思考力が自然と身につくようになります。

デバッグはプログラマーの重要なスキルであり、効果的なバグ対策が求められます。

また、ある程度バグの修正の経験を積むと、経験則としてバグが発生する前に予防策を講じることができるようにもなります。

 

テスト

バグの修正を行いながら、さまざまな状況を想定してテストを行います。

テストを行うのには、下記のような理由があります。

  • バグがないかの確認→バグを見つけたら修正する
  • さまざまなユーザーのさまざまな操作を想定する必要があるため

例えば、ある操作をした後に別な操作を行った際にバグや問題が発生するケースもありますし、特定の操作を終えた後にバグが発生することもあります。

どんなユーザーがどんな操作をしても正常に動作するようにするために、バグがないか・操作上問題がないかなどの確認を行う必要があるためです。

 

未経験からプログラマーになれる?

プログラマーになるためには、プログラミング専門の大学や学校を卒業していなければならないわけでも、プログラマーになるための特別な資格が必要というわけでもありません。

基本的な知識とスキルがあれば、経歴に関わらず、未経験からでもプログラマーになることは十分に可能です。

中には「未経験者可」の求人を打ち出し、研修を実施してプログラマーを育成している企業もあります。

ただし、プログラミングスキルの習得は必須ですし、目指すプログラマーの種類によっては学ぶべき知識もプログラミング言語も違ってきます。

 

プログラミング関連資格

特別な資格がなくてもプログラマーになれますが、資格があれば企業から採用されやすくなるのも事実です。下記のようなプログラミング関連の資格や試験があるので、興味があれば勉強してみましょう。

  • Ruby技術者認定試験:Ruby技術者としての技術力が評価・高水準のRubyによるシステム開発能力を持つことが認定される。
  • PHP技術者認定試験:一般社団法人PHP技術者認定機構が運営するPHP技術力を証明する民間資格
  • Oracle 認定 Java資格:日本オラクル社が主催するJavaプログラマ向けのベンダー資格。
  • 基本情報技術者試験:情報処理技術に関する基本的な知識・技能を有していることを国が認定するもの。

 

プログラマーに必要なスキル

プログラマーになるためにはプログラミング言語の知識が必須です。それ以外にも下記のようなスキルがあるとプログラマーとして採用されやすくなるでしょう。

プログラミングスキル以外に必要なスキル

  • 論理的思考力:プログラミングに欠かせない、論理的に物事を考える力
  • 情報収集力:仕事でつまづいたとき、分からなかくなったときなど問題が発生したときに適切な情報を調べてたどり着く力
  • コミュニケーションスキル:システム開発の際はチーム単位で動くことが多い
  • デバッグスキル:プログラム内のバグを見つけて修正する作業
  • 自走力:業務以外にも、自分自身で最新の技術やスキルを得るために学習する

 

プログラミングスキル:プログラミング言語の知識やプログラムを書くスキル

システムやソフトウェアを開発するためには、プログラミング言語や開発ツールの使用方法を正確に理解し、適切に活用することが不可欠です。

プログラミング言語や開発ツールが適切に使えるということは、コードの品質を高めることになります。品質の高いコードは、開発するシステムやソフトウェアの品質を高めると同時に、予期せぬバグの発生も防ぐことができます。

また、プログラミングや関連の知識があれば、チーム内で他のメンバーと円滑にコミュニケーションできるようになります。共通の専門知識を持っているので、問題が発生しても協力し、スムーズに問題を解決することができます。

 

論理的思考力:論理的に物事を考える力

プログラム内にはさまざまな処理を記述していきます。コンピュータには矛盾なく筋道立てて指示を出す必要があるので、バグが発生しないような論理的な指示や処理を書く必要があります。

しかし、それでもほとんどの場合バグは発生してしまうものです。バグが発生した際にも、バグの部分を特定し、なぜバグが発生したのか、その対処法はどうするか、などの論理的な思考力が必要になります。

またプログラマーはチームで開発することが多いので、チームメンバーにもコードの内容を論理的に説明する機会があります。

 

情報収集力:適切な情報を調べてたどり着く力

さまざまな処理・プログラムを書いていく過程で、分からない部分が出てくることがあります。そのような状況では、適切な情報や知識を調べて実装できるようにする力が必要です。

プログラミングは常に技術が進歩しているため、最新情報や動向・技術のトレンドなどキャッチアップする能力も求められます。使われなくなった技術や非推奨・廃止となる技術などの最新情報も取り入れて、知識を常にアップデートすることも情報収集能力の一部といえます。

情報収集能力が高いと、問題が発生しても解決のための情報にすぐにたどり着けて、スムーズに問題を解決することができます。

 

コミュニケーションスキル:システム開発の際はチーム単位で動くことが多い

プログラマーはチーム単位で開発することが多いので、プログラマー同士でのコミュニケーションも大事になります。

プログラマー同士のコミュニケーションが重要な理由は、問題が発生したときに他のメンバーに相談して解決したり、アイデアや知見を共有したり、スケジュールを調整したりなど、開発を進めるうえで意思疎通が欠かせないためです。

またチームリーダーやプロジェクトマネージャーからの仕様変更やプログラムのフィードバックを受けたりなど、柔軟な対応が求められることもあります。

このような理由から、プログラマーにはコミュニケーション力も必要とされます。

 

デバッグスキル:プログラム内のバグを見つけて修正する作業

プログラムを書いて処理を実行する過程で、意図しないバグやエラーが出ることがあります。そのバグやエラーの原因を特定し、適切な形で修正して正常にプログラムが動くようにしなければなりません。

システムの開発工程において、バグやミスは必ずといってもいいほど発生します。

プログラマーのデバッグスキルは、以下のように言い換えることができます。

  • バグの原因を特定する=原因究明
  • バグに対して、適切な修正を行う=問題解決

デバッグスキルがあれば、開発過程で問題が起きてもスムーズに解決でき、品質の高いシステムやソフトウェアを完成させることができます。原因究明と問題解決を適切に行えるのは、プログラマー以外の仕事でも重要なスキルです。

またデバッグの経験をある程度積んでいくと、経験則として問題が発生しそうな箇所で予防策を講じることができるようにもなります。

 

自走力:自分自身で最新の技術やスキルを得るために学習する

自分が業務を行う中で、業務上必要ではあるものの未収得のスキルや知識があれば、自分自身で学習することも必要になります。また、直接業務と関係のない最新の技術や知識を学ぶことも重要になります。

プログラマーの世界では、多くの開発プロジェクトで自主性が求められる環境であるため、自走力が必要になってきます。自走力があるプログラマーとは、

  • 自分で課題を見つけることができる
  • 見つけた課題に対して、最善な解決策を考えることができる
  • 考えた解決策を、適切な行動に移す

ことができる人です。

プログラミングの技術は常にアップデートし続けています。それに対応するために、自主的にスキル・知識を磨く努力を怠らないことも大切です。新たなスキル・ツールが登場してもそれに迅速に対応できるプログラマーは、現場で重宝されます。

 

未経験からプログラマーになるためのステップ

プログラマーは専門の学校を出ていなくても、特定の資格を持っていなくても、勉強次第で未経験からプログラマーになることができます。

プログラマーになりたいのであれば、下記のステップを踏んで行動に移していきましょう。

  • ステップ1:どんなプログラマーになるか決める
  • ステップ2:必要なスキルを学ぶ
  • ステップ3:プログラマーの仕事を探す・求人に応募する

 

ステップ1:どんなプログラマーになるか決める

プログラマーには大きくわけて8つの種類があると言われています。

 

代表的なプログラマーの種類

  • Webプログラマー:WebサイトやWebサービスのシステム開発を行う。
  • アプリケーションプログラマー:PCやスマートフォンにインストールされるアプリ開発を行う。
  • 組み込みプログラマー:家電製品や電子機器制御のための開発を行う。
  • 設備制御系プログラマー:交通機関のインフラ・工場などの設備制御を行う。
  • 汎用系プログラマー:金融機関の顧客データベース、大企業の大規模システム開発を行う
  • 通信系プログラマー:ルーターやモデムなどネットワーク機器の通信関連の制御を行う
  • オープン系プログラマー:PC・ネットワークシステム環境を活用し、業務系アプリケーション開発を行う
  • ゲームプログラマー:ゲームを開発する

 

どんなプログラマーになりたいか、何を開発したいのか。なりたいプログラマーによって学習するべき言語や知識が変わってきます。

例えばWeb開発であれば「PHP」や「Ruby」になりますし、ゲーム開発であれば「C#」や「C++」などの言語になります。

各プログラマーの仕事内容や言語をまとめると、下記のようになります。(言語やスキルはあくまで一例です。)

代表的なプログラマーの種類と仕事内容・スキル

右にスクロールできます→

プログラマーの種類Webプログラマーアプリケーションプログラマー組み込みプログラマー設備制御系プログラマー汎用系プログラマー通信系プログラマーオープン系プログラマーゲームプログラマー
仕事内容・概要WebサイトやWebサービスのシステム開発PCやスマートフォンにインストールされるアプリ開発家電製品や電子機器制御のための開発交通機関のインフラ・工場などの設備制御金融機関の顧客データベース、大企業の大規模システム開発ルーターやモデムなどネットワーク機器の通信関連の制御PC・ネットワークシステム環境を活用し、業務系アプリケーション開発ゲームの開発
必要言語やスキル(例)

PHP, Ruby, Perl, Java, JavaScript

フロントエンド領域では、HTMLやCSSの知識も必要

Swift(iOSアプリ)、Java, Kotlin(Androidアプリ)、

HTML, CSS, JavaScript, PHP, Ruby (Webアプリ)

C言語, C++, Python, MicroPython, JavaC言語, C#, JavaCOBOL, FORTRAN, PL/SQL, Java, C言語C言語, C++, JavaC#, C++, VB.NET, PHP, Ruby, Python, JavaC++, C#, Unity
こんな人におすすめユーザーに役立つサービスを開発したい人ユーザーに役立つアプリを開発したい人電子機器に興味がある人機械や電気に興味がある人大規模システム開発のプログラムに携わりたい人クラウド型サービスやネットワークに特化してプログラミングしたい人汎用性の高いプログラミング言語を駆使してシステムを構築したい人プログラミングでゲームを開発したい人

 

ステップ2:必要なスキルを学ぶ

どのプログラマーになりたいか決めて、学ぶべきプログラミング言語や知識・スキルがわかったら、それらを習得するために学習します。

プログラミングの学習にはいくつか方法があります。

  • 独学
  • 書籍
  • 大学や専門学校
  • オンライン教材
  • プログラミングスクール

右にスクロールできます→

独学

書籍

オンライン教材

大学や専門学校

オンラインスクール

メリット

  • 費用がかからない
  • 好きな部分から学習できる
  • 自分のレベルに合わせた内容を学習できる
  • プログラミングの深い知識や、特化したスキルを学習できる
  • プログラミング以外の教養を身につけられる
  • 効率的に学習できる
  • プロのエンジニアに質問できる
  • 学習仲間ができる

デメリット

  • 質問できない
  • 時間がかかる
  • 自分で解決しなければならない
  • 質問できない
  • 最新情報が載っているとは限らない
  • レベル感に合わない書籍を選ぶ可能性がある
  • 体系的な学習に向いていない
  • 実践的なスキル学習に不向き
  • プログラミング以外のことも学習しなければならないこともある
  • 費用が高額
  • スクールが合わないことがある

こんな人に向いている

  • 学習に費用をかけたくない人
  • 自分のペースで学習したい人
  • 自分のペースで、楽しみながら学習したい人
  • 理論的なプログラミングの深い知識を学習したい人
  • 効率的にプログラミング学習したい人
  • 学習仲間が欲しい人

 

独学

インターネットで調べれば、自分が目指しているプログラマーになるために必要なスキルやプログラミング言語が豊富に出てきます。それらを一つ一つ調べながら独学していく方法です。

費用はかかりませんが、時間がかかるのが難点です。また、分からない部分があっても質問できる環境がないため、自分で解決しなければなりません。

書籍

それぞれの言語に特化した書籍が多数あります。自分のレベル感にあった書籍を選定し、それを学習して進めていく方法です。

自分の好きなところから学習できますが、独学と同じく質問できる環境がないことと、最新情報が載っているとは限らない部分が難点です。

大学や専門学校

大学や専門学校では、プログラミングに関する深い知識やそれ以外の教養を身につけることができます。専門学校では特化したスキルを学習できます。

しかし、大学では実践的なスキルの学習に向いておらず、専門学校では内容が特化しているためにかえって他の選択肢が取りにくいというデメリットがあります。

オンライン教材

Progateやドットインストール、Udemyなどオンライン教材を利用してプログラミング言語を学習する方法です。プログラミング言語の基本的な部分から、ハイレベルな部分まで扱っている教材もあります。

自分のペースで学習を進めることができるものの、体系的な学習には不向きです。

プログラミングスクール

プログラミングスクールは効率よく、実践的に学習することができます。基礎的な部分から実践的な内容まで網羅的に学習できます。

プログラミングスクールでは、プロのエンジニアに直接、何回でも質問できる環境が整えられています。仲間とともに切磋琢磨しながら学習を進めることができます。

ただし、プログラミングスクールに通う場合、一般的に高額な費用が必要になります。スクールの内容・カリキュラムによって自分が目指すプログラマー像と合わないことがあるので、慎重にスクールを選ぶことが必要になります。

プログラミングスクールの選び方は下記の記事で詳しく解説されています。

ステップ3:プログラマーの仕事を探す・求人に応募する

なりたいプログラマーを決めて、そのプログラマーに必要な言語・スキルを身につけたら、そのプログラマーの仕事を探しましょう。

企業によって求めているプログラマーの職種が違ってきます。企業ごとの募集要項・求人情報などをひとつひとつ確認し、自分が将来思い描いているキャリアや自分が身に着けているスキルと比較して、よく考えて選択しましょう。

インターネットで仕事を探すときの検索するコツとしては、例えば「プログラマー 制御系 未経験」「プログラマー 汎用系 中途」など「プログラマー+プログラマーの種類+未経験or中途」のように複数のキーワードで検索するといいでしょう。

また、企業ごとの求人情報だけではなく、下記のような求人サイトを利用してもいいでしょう。

 

プログラマーのキャリアパス

プログラマーとしてのキャリアパスはさまざまあります。生涯プログラマーとして活躍する人もいます。

例として、一般的なプログラマーのキャリアパスを紹介します。

 

1~3年目

未経験からプログラマーになった場合、運用・保守、開発工程などのプロジェクトに携わります。先輩プログラマーの指導を受けたりアシスタントとして参加することで少しずつスキルを身につけ、経験を積んでいきます。

この段階でさまざまなプロジェクトに参加し、プログラミングに関連する技術的な知識やスキルを身につけるだけでなく、人脈や業務知識を広げていくことが大切です。

 

3~5年目

プログラマーとして開発工程がある程度こなせるようになります。小規模なチームのリーダーを任されることもあり、マネジメント経験を積むこともあります。クライアントとの距離が近くなり、設計工程を担当することもあります。

 

5~10年目

開発工程をすべて担当します。人によってはプロジェクトマネージャー(PM)、プロジェクトリーダー(PL)などのポジションを任されます。いちプログラマーとしてだけでなく、管理者としてさまざまな経験を積むことになります。

企業によってはマネジメント職の他に、高い技術力や豊富な経験を活かした特定分野の専門家として、スペシャリスト職を用意しているところもあります。

 

プログラマーのキャリアチェンジ

プログラマーが数年現場で経験を積めば、ある程度のシステム開発やプログラミングの深い知識が身についていることでしょう。その知識や経験を活かして、キャリアチェンジをするという選択肢もあります。

 

フリーランスとして独立する

スキルさえあれば、特定の会社・企業に属さずにフリーランスとして活躍することができます。また、副業フリーランスとして働くこともできます。

フリーランスは時間や場所に囚われずに働くことができ、スキルさえあればやりたい仕事を選ぶことができます。しかし、会社に属さないために営業や事務作業は自分自身でやらなければいけない場面があります。

 

他言語エンジニアにキャリアチェンジ

プログラミング言語によっては、ある程度似ている構文のものがあります。例としては、C#とJava、SwiftとKotlinなどは片方を習得していると他方を習得しやすいといわれています。

他言語エンジニアにキャリアチェンジしても、これまでのスキルや経験はそのまま活かすことができるので、別の領域で活躍することも十分可能です。

 

インフラエンジニアにキャリアチェンジ

インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークなどインフラ設計、構築、運用、保守などを担当する職種です。Windows、LinuxなどOSの知識も必要になります。RubyやJavaなどのプログラミング言語を習得していれば、キャリアチェンジしやすい職種といえます。

 

データベースエンジニアにキャリアチェンジ

データベースエンジニアとは、データベースの設計、構築、運用、保守を担当する職種です。プログラマーはデータベースを操作したりSQLを使って実装したりすることもあるので、目指しやすい職種です。

 

システムエンジニアにキャリアチェンジ

プログラマーを工程として下流とするなら、システムエンジニアは上流にあたります。システムエンジニアにキャリアチェンジすれば、システム開発の要件定義や仕様書・基本設計などを担当することになります。

なお、システムエンジニアの平均年収は550万円程度といわれています。

プログラマーの平均年収が400万円程度なので、システムエンジニアは比較的高い水準となります。

 

まとめ:未経験からプログラマーにはなれる

この記事では、未経験からプログラマーになる方法、プログラマーのキャリアパス、およびキャリアチェンジについて説明しました。

それぞれを簡単にまとめます。

未経験からプログラマーになる方法

  • プログラミングスクールやオンラインコースで学ぶ
  • 独学でプログラミング言語を習得する
  • IT企業の新卒採用や中途採用で入社し、研修を受ける

プログラマーのキャリアパス

  • 1~3年目:運用・保守、開発工程などのプロジェクトに参加し、技術的な知識やスキルを身につける。
  • 3~5年目:開発工程をこなし、チームリーダーや設計工程を担当することもある。
  • 5~10年目:開発工程全般を担当し、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとして活躍。

プログラマーのキャリアチェンジ

  • フリーランスとして独立:時間や場所に囚われず働くが、営業や事務作業も自分で行う必要がある。
  • 他言語エンジニアへ:既に習得しているプログラミング言語のスキルを活かして、新しい言語を学ぶ。
  • インフラエンジニアへ:サーバーやネットワークの設計・構築・運用・保守を担当する職種。
  • データベースエンジニアへ:データベースの設計・構築・運用・保守を担当する職種。
  • システムエンジニアへ:システム開発の要件定義や仕様書・基本設計などを担当する職種。平均年収は約550万円。

 

未経験からプログラマーになる方法はいくつかありますが、まずはプログラミング言語の基礎を学び、経験を積むことが重要です。

またプログラマーのキャリアを築くうえでは、技術的な知識やスキルだけでなく、人間関係や業務知識も大切です。プログラマーとしての経験を積んでいくことで、キャリアチェンジやスキルアップのチャンスが増え、様々な分野で活躍できるようになります。

自分に合ったキャリアパスを見つけ、目標に向かって努力し続けることが大切です。

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