41歳、派遣の契約終了と妊娠が重なったタイミング。「どうせ40代は無理だよな」という声が頭を占めていた。それでも、Webデザインを学び始めた。
卒業からまだ1ヶ月。現在は出産を終え、子育てをしながら、会社で実務経験を積んで次に踏み出すタイミングを探っている。
連携のない職場でCADを動かす毎日、その中で感じたこと
──Webデザインを学ぶ前は、どんなお仕事をされていたんですか?
派遣社員として、CADを使った設計業務をしていました。漠然と「社会人が向いていないな」という感覚は昔からあって、でもなんとなく続けていた感じですね。
──職場の環境はいかがでしたか?
それがかなりしんどかったです。業務を進めていくのに必要なのに、部署間の連携が全くとれていなくて、何か問題が起きたら必ず他部署のせいにする雰囲気がありました。誰も問題を解決しようとしないんです。そういう環境の中で、どうしても納得できないことがあって上長に物申したら、契約終了になりました。
──そのタイミングで、Webデザインを考え始めたんですね。
はい。同時期に、長く続けていた不妊治療がうまくいって、妊娠もわかって。仕事を探すよりも、自分にできることや1人でできることを増やしたいと思っていたタイミングでした。
──そんな中、挑戦を踏みとどまっていたことはありましたか?
「どうせ40代は無理だよな」と思っていました。新しいことを始めようとするたびに、そう思って動けなくなることがありました。
インスタで見つけた「とりあえずやってみようかな」
──それでも、一歩踏み出したのはなぜだったんですか?
インスタでZeroPlus Gateを見かけたんです。「個人の裁量でできる仕事があればいいな」と思っていた時期だったので、「とりあえずやってみようかな」って。深く考えすぎずに、でもそれくらいの気持ちで始めました。
──学んでみて、印象に残っていることはありますか?
講師の先生方が、いつも褒めてくださるんです。それがモチベーションになりました。正直、ちゃんと続けられるか最初は不安だったので、褒めてもらえると次もやろうって思えて。
それと、今フリーランスで働いている先生のお話が聞けたのがすごく参考になりました。どんな仕事の取り方をしているとか、実際の働き方とか、リアルな経験談が聞けて。
──以前「どうせ40代は無理だよな」とおっしゃっていましたが、学ぶ中でその気持ちは変わりましたか?
変わりました。気持ちだけは22歳なので(笑)、自分でもできるかもしれないって思えてきました。あと、同じような境遇の方もいらっしゃって。40代で、似たような状況で始めている方が周りにいると知ったのが、一番励みになりましたね。
出産を経て、次のステップへ
──卒業後は、今どんな状況ですか?
卒業から1ヶ月ほどで出産したので、今は子育てをメインにしています。仕事や収入の変化は、まだこれからです。
──学んで変わったなと感じることはありますか?
とりあえずやってみよう、と思うようになりました。以前は「無理かも」と考えてから動き出すまでに時間がかかっていたんですが、「まずやってみる」というのが少し自然になってきた気がしています。あとはAIに使われるんじゃなくて、AIをパートナーとして使う側になろうって意識も出てきましたね。
──これからどんなことに挑戦していきたいですか?
最終的な目標はフリーで働けることです。でもいきなりではなく、会社に籍を置きながら実務経験を積みつつ、副業としてWebデザインを続けていく形を考えています。