Web制作に関わる仕事をしながら、独学で知識を積み上げてきた。HTML・CSSもWordPressも触ったことがある。でも、何かが足りない感覚はずっとあった。スキルが断片的で、自分の力をどう仕事につなげればいいのか、答えが出ないまま時間が過ぎていた。
ZeroPlusで変わったのは、技術だけではない。「まず動いてみる」という、シンプルだけれど自分には難しかったことが、少しずつできるようになっていった。
知識はあるのに、バラバラなままでつながらなかった
──当時のお仕事の状況を少し教えていただけますか?
40歳で、Web制作やシステムサポートに関わる仕事をしていました。平日は仕事が終わってから、帰宅後や休日に時間を作って、Web制作の学習を続けていました。
HTML・CSSは扱えましたし、WordPressも触ったことがありました。ただ、その知識がバラバラで、つながっていない感じがずっとあって。制作物をどう改善すればいいか、自分のスキルをどう仕事につなげていくか、具体的なイメージが持てないままでいました。
──ひとりで調べながら進めることはできていたんですか?
調べながら進めることはできていたんですが、分からないことが出てきたときに、相談できる相手がいなくて。そのまま学習が止まってしまうことが何度もありました。このままでは選べる仕事や働き方が広がっていかないと感じて、体系的に学ぶ環境に身を置こうと思いました。
──当時の自分を振り返ったとき、何か思い込みがあったと感じますか?
年齢に対する思い込みはありましたね。40歳でスクールに入るということへの引っかかりというか、自分が今さら学び直すことへの迷いみたいなものはありました。
それと、正解を自分の中で出し切ってから動こうとする癖があって。相談するにしても、挑戦するにしても、「もう少し準備してから」と、タイミングを自分でずらし続けていたと思います。
質問することは、前に進むための行動だと思えるようになった
──ZeroPlusでの学習の中で、特に印象に残っていることはありますか?
卒業制作です。チームで要件整理をして、サイト制作に取り組みました。一人で作るときとは全然違う難しさがあって、デザインをどう決めるか、実装をどう進めるか、何度も壁にぶつかりました。
でも、その都度、役割分担を見直したり、仲間や講師に相談しながら進めたりして。少しずつ完成に近づいていく感覚がありました。
──その経験を通して、考え方に変化はありましたか?
完全にできるようになったわけではないんですけど、一人で抱え込まないようにしようと意識が変わりました。質問することを「準備が足りない証拠」みたいに感じていたところがあったんですが、チームで進める中で、質問することは前に進むための行動なんだと思えるようになりました。
それが、学習を通じて一番変わったことかもしれません。
幅広く課題解決できる人材へ
──今、仕事や生活にはどんな変化がありましたか?
収入面での大きな変化はまだありません。ただ、Web制作やフロントエンドに関わる経験を積むことができて、今後の仕事や働き方を選んでいくための土台をつくることはできたと思っています。
──スキルや収入以外のところで、自分が変わったと感じることはありますか?
誰かに相談することへの抵抗が、かなり減りました。以前は、完璧に準備が整ってから動こうとしていたんですが、今は「とりあえずやってみよう」と思えることが増えました。
──これから挑戦したいことを聞かせてください。
実務経験をもっと積んで、要件整理から提案、実装まで幅広く対応できるようになりたいです。将来的には、AIやデータ分析も活用しながら、クライアントやユーザーの課題解決につながる提案ができる人を目指したいと思っています。