育児の合間に、在宅でパートや業務委託の仕事をこなしながら、「このままでいいのだろうか」という感覚が積み重なっていた。子どもを最優先にしながら、場所や時間に縛られない働き方を手に入れたい。そのためにスキルを身につけたい。頭ではわかっていても、「文系だし自分には向かないかもしれない」という思い込みが、なかなか最初の一歩を踏み出させてくれなかった。それでも学び始めた先で待っていたのは、スキル以上に深い変化だった。
学ぶ前の日々:時間にも単価にも縛られて
──当時、どんな働き方をされていましたか?
上の子が2歳で、ちょうど第2子の妊娠6ヶ月というタイミングでした。在宅でパートと業務委託の仕事を掛け持ちしていたんですが、子どもを最優先にしながら働くには、今の状況だと限界があるなと感じていました。場所や時間に縛られずに働けるようになりたい、もっと自分の単価を上げられるスキルが欲しいという気持ちがすごく強くなっていました。
──そんな中で、プログラミングを学ぼうと思われたんですね。でも、踏み出すまでに時間がかかったとか?
そうなんです。「自分はずっと文系だったし、合わないかもしれない」とか、「今からお金をかけて始めても、向いているかどうかわからない」という不安が正直ありました。変えたい気持ちはあるのに、なかなか行動に移せない状態がずっと続いていました。
学んでみて変わったこと:小さな疑問を出せる安心感
──実際に学んでみて、印象に残っていることはありますか?
講師の方の関わり方です。授業中の質問も、サポートへの質問も、どんなに些細なことでも、いつも前向きでポジティブな言葉を返してくれて。「こんな初歩的なこと聞いていいのかな」と遠慮せずに、安心して聞けました。それがモチベーションにもつながっていたと思います。
──「安心して聞ける」って、学ぶ環境としてすごく大事ですよね。学んでいく中で、考え方が変わった瞬間はありましたか?
はい。「つまずくこと=成長している証拠だよ」と言ってもらえた言葉がすごく刺さりました。小さな点を打ち続ければ、振り返ったときに点と点が繋がって線になっている、というお話で。それを聞いてから、うまくいかないときも「自分の伸び代だ」と思えるようになって、「100%わからなくても点をたくさん打つために前に進む」という感覚を少しずつ持てるようになったと思います。
今と、これから:時間の使い方が変わった
──今、学習を終えてどんな変化を感じていますか?
今は卒業してすぐで、出産も間近のため、案件はまだ受注していません。でも産後に動き出せるように、学習は続けていて。一番の変化は、生活の中での時間の使い方が変わった点かなと感じています。以前は空き時間を何となく過ごしていたんですが、今は学習面でも生活面においても、1日や1週間の目標を持って過ごすようになりました。子どもがいるので予定通りにはいかないことも多いですけど、それでもメリハリを持って過ごせるようになったと感じています。
──産後の動き出しに向けて、どんな未来を描いていますか?
まず、育児と両立しながらフリーランスのWeb製作者として、しっかり生計を立てられるようになりたいです。そこから先は、マーケティングやデザインなど周辺のスキルも磨いて、提案の幅を広げていきたい。どんなクライアントにも喜んでいただける価値を提供できる人になりたいと思っています。