「プログラミングなんて自分ができるわけない」。9年間、そう決めつけていた。
製造業の正社員として9年目、毎朝6時半に家を出て21時過ぎに帰宅する毎日の中「このまま同じ仕事を続けて、自分に何が残るのだろう」という焦りを抱えていた27歳。
飛び込んだプログラミング学習の中で気づいたのは「最初からできないと、勝手に決めつけていただけだった」という事実でした。今は職場でDX関連の仕事を任されるようになり、自分の中に「自信」が芽生え始めています。
毎日21時帰り、製造業9年目が感じた「社会で通用するスキルがない」不安
──当時はどのようなお仕事をされていて、どんな毎日を過ごされていたんでしょうか。
当時は27歳で、製造業の正社員として9年目でした。毎朝6時半に家を出て、会社では製造現場で使用する装置の製作を担当していました。21時過ぎに帰宅して、あとは読書かNetflixを見て就寝する、という生活を繰り返していましたね。
──そんな毎日の中で、何かモヤモヤを感じることはありましたか?
今の会社を一歩出たときに、自分には社会で通用するスキルがないんじゃないかと感じることがありました。職場には決められた作業をこなせばいいという雰囲気があって「このまま同じ仕事を続けていて、自分に何が残るんだろう」と、ずっとモヤモヤしていました。
──そういった焦りを感じながらも、プログラミングに踏み出すことに対して、当時の自分を止めていた気持ちはありましたか?
ありました。「プログラミングなんて自分ができるわけない」という言葉がずっと頭にあって。プログラミングって、もっと特別な人がやるものというイメージがあり、自分には無縁だと決めつけていたんです。
「最初から決めつけていただけだった」。仲間と深夜まで取り組んで気づいたこと
──それでも踏み出せたのは、何がきっかけだったのでしょうか?
メンターの方に「このまま何もせず、同じ毎日を何十年も続けていくより、たとえ失敗したとしても何かを変えるために挑戦してみては?」と言っていただいたことがきっかけです。将来に対するモヤモヤを抱え続けるのではなく、まずは行動してみようと思いました。
──実際に学習をはじめてみて、印象に残っている出来事はありましたか?
嬉しかったのは、チャットで「勉強します」と連絡するとクラスメイトが自然と集まって、一緒に勉強してくれたことです。ムードメーカーがいて、スタンプひとつ送るだけで笑いが生まれるような雰囲気で、毎日勉強しようと思えました。
課題ではお互いにカバーし合いながら、時には深夜まで一緒に取り組んだことも印象に残っています。課題の提出当日にWordPressでエラーが発生してかなり焦っていたんですが、講師の方が数分で原因を見つけて解決してくださったことにも感動しました。
人見知りな自分に対しても自然に接してくれて、質問や相談がしやすい雰囲気を作ってもらえたことも、ありがたかったです。
──学ぶ前に「プログラミングなんて自分ができるわけない」と感じていた気持ちは、仲間と一緒に学んでいく中でどのように変わりましたか?
最初から自分にはできないと、勝手に決めつけていただけだったんだと気づきました。実際にやってみると、分からないことがあっても調べたり、仲間や講師の方に相談したりして、一つずつ乗り越えることができたんです。挑戦する前に悩んでいた時間がもったいなかったな、と今は思います。
「とりあえずやってみよう」。プログラミング学習が日常にもたらした謎の自信
──学習を経て、仕事や日常に変化はありましたか?
職場でDX推進が求められる中、デジタル分野に詳しい人が少なかったこともあって、なぜかDX関連の仕事を任せてもらえるようになりました。自分が学んでいることやできることをアピールしたことで、「DXの人」という立場になっています。
全然まだ分からないことばかりですが、調べながら頑張っています(笑)。
──仕事以外でも、前の自分とは違うと感じる場面はありますか?
挑戦したことで、自分の中に少し「謎の自信」が生まれた気がします。以前は分からないことや難しそうなことに対して「やめとこう」「諦めよう」でしたが、今は「とりあえずやってみよう」と思えるようになりました。
実際に挑戦してみると、調べれば解決できることが多くて、問題にぶつかっても一つずつ順を追って解消していけば何とかなる、と思えるようになりましたね。
──これからどんなことに挑戦していきたいですか?
新しいことを学ぶのが好きなので、Webデザインコースに加えて、Webアプリケーション開発コースにもチャレンジしたいです。新しい知識やスキルを身につけながら、自分のできることの幅を広げたいと思います。