授業とアルバイトをこなしながら、「このままでいいのだろうか」という気持ちだけが積もっていた大学3年生。就職活動でエンジニアという職業と出会い、「話を聞くだけではわからない」と自分で手を動かし始めた。プログラミング学習を通じて変わったのは、スキルだけではなかった。気になったことがあれば、まず動いてみる。そんな思考のクセが、少しずつ身についていった。
踏み出す前、「自分には縁がない」と思っていた頃のこと
──当時の生活はどんな感じでしたか?
大学3年生で、授業とアルバイト以外に特にやっていることはなかったです。毎日同じことの繰り返しで、変化がなかったですね。就活のことも頭にありつつ、「自分はどう生きていくんだろう」と漠然と考えていた時期でした。
──それで、エンジニアという職業が気になり始めたんですね。
就職活動を進めるうちに、エンジニアという仕事が実際どういうものなのか気になってきたんです。話を聞くだけでは、自分に合っているかどうかわからないと思って。だったら実際に自分で触れてみようと思い、プログラミングを始めようと決めました。
──やってみようと動けたのはすごいですよね。「難しそう」と躊躇する人も多い中で。
正直、最初は「エンジニアは難しそうで、自分には縁がない」という思い込みが強かったです。やってみる前から、自分には向いていないと決めつけていましたね。でも、その決めつけが選択肢を狭めていたんだと、後になってわかりました。
時間との戦いと、優先順位
──実際に学習が始まって、印象に残っていることはありますか?
学習と、大学の授業とアルバイトを同時に続けることが本当に大変でした。時間が全然足りなくて、思うように進まない時期もあって。でもその中で、やるべきタスクを絞ることと、優先順位をつけることの大切さを学びました。全部やろうとしていたときより、整理してから動くほうがずっと前に進めたんです。
──時間が足りない中でも、それでも続けられた。何か変化を感じる瞬間はありましたか?
わからないことだらけでも、まずやってみると道が開けることが続いたんですよね。そういう経験が少しずつ積み重なって、「悩んだらまず飛び込む」という感覚が自分の中に育ってきました。最初の一歩を踏み出すことへの怖さが、だんだん薄れていった感じです。
行動のハードルが変わった
──学んでみて、何か具体的に変わったと感じていることはありますか?
収入面での大きな変化はまだありません。ただ、Webサイトがどのように作られているのかを理解できたことで、エンジニアやWeb制作の仕事を具体的にイメージできるようになりました。就活の選択肢が、以前より広がった感じがします。
──それ以外にも、何か変わったことはありましたか?
行動を起こすハードルが下がったことが、一番大きな変化だと思っています。以前は、興味があっても考えるだけで終わることが多かったです。今は、気になることがあればまず動いてみるようになりました。
──これからやっていきたいことを教えてください。
営業とデザインを掛け合わせて生きていきたいです。お客様の課題を聞き出す営業力と、それを形にするデザイン力の両方を磨いて、提案から制作まで一貫して価値を届けられる人になりたいです。